
以前から違和感があったのですが、フランス革命前夜にマリーアントワネットが
「パンが無ければお菓子を食べればよい」という発言が反感を買ったとあります。
原文では「Qu'ils mangent de la brioche」で、本当は別の人物の発言という説もありますが、この発言自体は当時のフランスの法律で規定された、食糧難の時はブリオッシュ(高級パン)を普通のパンと同じ値段で売れという、徳政令を出したらどうかという意味かと理解しました。
ただ常識的に考えれば、普通のパンが無いのに高級パンがあるとも思えませんし、当時のパン職人の収入は労働者の一般水準から見ても低いレベルですから、そもそもパン屋に普通のパンもお菓子も何も無いと予想できます。
つまり彼女の発言は法律だけを念頭に起き、実情が分かっていないということで、庶民からは反感をもたれた訳ですが、そもそもこの法律の意味するところはなんなのでしょうか。
私なりに、飢饉の時は貴族も庶民と同じ安物のパンを食べろ、という意味かなとも思いますがいかがでしょうか。
パン屋も高級なものを作っても、値段は統制されますから赤字になることは必然で作らなくなり、貴族もお金があっても市場に無い以上、安物のパンで我慢せざる得ない、ということかな?
この法律の背景は何か、誰か分かりませんか。
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
二回目の回答失礼致します。
フランスパンの法律について書かれているHPを見つけました。パンは国家によって早くから統制され、シャルルマーニュ王(768-814)の時代に公定価格が決められ、パン屋が価格を自由に決められなくなっております。また、1263年パン組合が設立され、パン屋になるには王から資格を買わなくてはならなくなりました。
http://le-pain-francais.com/pan_sekai.htm
(マリー・アントワネットのころもこの公定価格が決められていた時代ですね。)
フランス革命のさいには、1789年11月15日布告の法令で「フランスのすべてのパン屋は、ただ1種類の良質のパン、すなわち平等パンだけをつくるものとする。違反した場合は禁固刑に処する。」「富裕と貧困は平等の体制からは焼却すべきものであるがゆえに、金持ちは極上小麦の白パンを食べ、貧乏人はふすまパンを食べるということがあってはならない。」と決まったとのことです。
「平等パン」とはおいしそうです。
(下記URL参照)
現在でもパンに関する法律があって、パンの長さや重さが決められているそうです。
なかなか「パンとブリオッシュを等価で」にはたどり着きませんが、参考までに。
参考URL:http://www.siraisi.co.jp/oyakudati/sekai/fura/fr …
ありがとうございます。
日本にも座というものがあり、売り方を決めていたようですが、パンも資格が必要とは、フランスらしいといえばフランスらしいですね。
どうもこの法律の趣旨も、国家による統制ということのようですね。
No.2
- 回答日時:
わたしも背景などは良く分からないのですが、初めてその話を聞いたときは同じ値段ってどうしてだろうと思ったものです。
検索しましたら、その流布される法律にもちょっと違う2種類の説があるようです。
1.パンが「売り切れたら」、ブリオッシュをパンと同じ
段で売らなければならない。
2.「食糧難のときは」パンとブリオッシュを等価で売るべし。
ブリオッシュはパンの中でもバターや砂糖をたくさん使ったリッチな生地ですので、同じ量をパンと同価格で売ったら赤字でしょうね。パン屋でもケーキ屋でも扱っていたらしいです。
http://www.tufs.ac.jp/ts/personal/ykawa/aoyama(2 …
1の説なら、パン屋がパンを品切れさせないように戒めるものでしょう。
2の説ならどうかというと、同じ値段なら贅沢なブリオッシュを作るよりパンのほうが儲かるのではないでしょうか。無駄に食料を使うこともないし。それにしても回りくどい法律の解釈?
そもそもマリー・アントワネットの言葉であるという「パンがなければお菓子を食べればいいのに」も、それに先立ってルソーの「告白」にトスカーナ大公国の公爵夫人の言葉であると書かれたものですし、後にアルフォンス・カーが、1843年出版した『悪女たち』の中でアントワネットの言葉であるとされて有名になったものだそうです。http://ikumi.revery.net/cwww/moto/third/258.html
その法律が実際どのようなものなのか、というのを私も原典に当たって見てみたいですね~。
という訳で答えになってませんが、詳しい方の登場を切望いたします。
参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AA% …
ありがとうございます。
ベルサイユの宮廷ですが、王妃の出産を見学することは「ベルサイユのバラ」でも紹介されてましたが、王族一家の日々の食事も割と自由に見学できたようですし、マリーアントワネットのプライベート空間は2部屋だけでトイレ(当然移動式)をベッドサイドに置いておいたとか、非常に歪な宮廷生活のようです。
「パンがなければ」の言葉も実際は彼女の言葉ではないようですが、何か奇妙な法律ですね。
No.1
- 回答日時:
法的な問題ではなく、経済格差と思われます。
貴族に飢饉は関係ありません、ベルサイユ宮殿で、高い服着て、うまいもの食べて、社交パーティーに勤しんで。そういう生活ですから。ありがとうございます。
実像としては貴族は美味しいものを自由に食べていたと思いますが、王族と貴族は一面対立関係にもあり、パン職人は庶民としても最底辺の収入ですから、食糧難の時に自己資金で高い原料を仕入れることは困難と予想します。
貴族などの富裕層が前金を払って原料を確保し、美味しいパンを作らせることをけん制したのかな、とも考えたのですが。
上にも書きましたが、王族も食事をしていると一般人(庶民でも服装がよければ可能)でもその様子を見学できたようですし、妙な制度が多い時代でもあります。
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