
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
最適温度というのは、光合成や呼吸の反応に使われる酵素に起因します。
光合成も呼吸も酵素反応で、多くの酵素が関与しています。
酵素反応は温度依存型なので、反応が早くなる(=早く成長できる)温度は決まっています。高すぎても、低すぎてもだめです。
なので、植物も蒸散などにより、葉内の温度を調節しているのです。
亜寒帯の樹木は熱帯の温度では生きていくのに十分な量の反応を得ることができないため、熱帯では生息できないのです。
No.2
- 回答日時:
生体内の化学反応は全て酵素が司ります。
この酵素は,最も活性が高くなる温度が有ります。これを最適温度(至適温度)と言います。生物は,自らが持つ酵素の最適温度の範囲内でしか生活できません。海水温2℃ほどの南極海に生活します生物の酵素の最適温度は2℃です。これが3℃程水温が上昇しますと,酵素は失活といいまして作用力を失います。ですからそれらの生物は南極海から出ることが出来ません。
方や沸騰した温泉に生活します生物が持つ酵素の最適温度は90℃程です。普通の水温では生活できません。
ご質問の樹木も同じです。雨量やその他の条件がそろっていても,狭い温度の範囲内でしか生活できないのです。しかし,瞬間的な温度ではありません。積算温度です。樹木の分布を決定している積算温度を「暖かさの指数」(温量指数)と言います。詳しくは下記URLを参考にしてください。
○暖かさの指数
http://had0.big.ous.ac.jp/~hada/ecologicaldic/w/ …
参考URL:http://had0.big.ous.ac.jp/~hada/ecologicaldic/w/ …
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