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私は演劇部に小学校四年生の頃からずっと所属しています。演技をすることは好きですし、プロを目指すつもり
でやっています。寝る前には声の出を良くするために、腹筋、柔軟は欠かしませんし、他の演劇部メンバーなどと比較して、自分でも才能はないわけではないな。と思ってきました。しかし、私には問題があります。それはわざとらしい演技と言われることです。それは自分でも自覚していることで、それが原因であきらかに棒だと思われる子とのオーディションにも落ちました。家でひとりで練習している時は、役の気持ちになりきれ、自然な演技ができるのですが、(泣こうと思えば泣けますし)集団の前になると、どうも違います。何故か緊張してしまい、わざとらしい演技になってしまうのです。それを克服するため、いろんな演劇に関する参考書を読んだりしているのですが、どうもなかなか治りません。どなたか、同じ境遇の方、また克服したという方、良い解決方法はありませんでしょうか?教えてください。
(雑文すみませんでした)

A 回答 (8件)

この質問欄は、質問も回答もとても興味深くて面白いですね。


「自然な演技」というのは多くの役者がぶつかる大きな壁です。

そこを乗り越えるには、やはり視点を変えてみる必要があります。
他の回答者の方々のコメントにもヒントが大いにあると思いますが、ポイントは

「ふだん私達はどのように言葉を話したり、行動を起こしたりしているのか?」

ということです。
例えば、目の前にいきなり大きな放し飼いの犬が現われたとします。
こんなシーンのとき、わざとらしい演技とは、「驚いた自分」を表現しようとしてしまう事なのです。

そして観客にももちろん「驚こうとしている役者」、つまりわざとらしい演技をしている役者自身が見えてしまいます。

逆に「自然な演技」とは、「目の前の大きな放し飼いの犬」を本当に目の前に創りだしてそれを信じる事です。それだけで観客には本当に伝わるし、もしあなたのその顔が画面にアップになったなら、観客もあなたの”見ている”目の前の大きな犬”を「はやく見せて!」と思うのです。

どんなささいなシーンでも同じ事です。
感情や気持ちを作るのではなく、自分の感情や気持ちを揺り動かす実際に”見えているもの”を創りだすのです。

仲のいいクラスメート、気になっている先輩、クサイ靴下、きれい花、カミナリの轟き、目の前に置かれた追加の宿題、冷蔵庫の中にしまっておいたはずのプリン、迫り来る大怪獣、押し入れから這い出てきた幽霊……。

どんなものでも自由にいくらでも信じ、そしてそれを観客と共有する事ができます。
それは役者だけに許されたとても大きな喜びです。

つまり、わざとらしいということは、単純に言えば、周りの世界を創造する、要するに「役の目で世界を見ている」のではなくて、「こうやってる私を観て!」と観客に訴えているという事です。

脚本家、倉本聡は「ドラマの世界は『覗き穴』。観客は覗かれている事を知らない役者たちの自然な振る舞いを観て共感したりして楽しむのだ」と言っています。

覗き穴の中の人が覗いているこっちを向いていたら、誰だって引いちゃいますよね?

正解は、あっけないほどシンプルで簡単なものですが、イザやってみてできないとなると、その理由は個人レベルで異なるものなので、とても複雑です。

数学の答えと同じです。
正解はシンプルですが、間違いはどの段階のどこで間違えているのか、なかなか見つけられないものです。

だから、迷宮の中で間違いを正そうと思わないで「自分が観たいと思える自然な演技」をシンプルに目指す事が必要です。

一番必要なのは、自分が信じようとしているものを「信じる勇気」です。
頑張ってください。
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私が舞台に立つ際に気をつけているのは台詞を全て覚える事ですね。


その後は、すぐに台本を手放さず、すぐに動いて練習せずに、イメージトレーニングも大切だと思います。

こんな台詞を言っているときは、このキャラはこんな動きをするかな?とか。
後は、そのイメージ通りに動いてみて可笑しいかな?と思うところは修正する。
それを繰り返しながら台本を手放し、やってみるといいと思います。
また、誰か第三者の人(台本内容を知らない人)に演技を見てもらうといいと思います。
自分で判断するのは、正確とは言えませんし。
台本内容を知っている人に判断してもらうのもいいかとは思いますが、それよりも、まったく知らない人に見てもらい判断してもらうのが一番有効です。

また、緊張してしまうのは、多分完全におぼえ切れていないからだと思います。
「失敗したらどうしよう。」「間違えたらどうしよう。」「覚えてると思うけど…」とう、不安があるからだと思います。
そういう思いがなくなるほど突き詰めると大丈夫だとは思います。
また、人の目を気にしすぎるというのも緊張に繋がりますよ。
人は人、自分は自分。
人の前で演技する時は、楽しんで、人の目を気にせず演技に集中するといいと思います。
よく言うじゃないですか。
「観客はカボチャと思え」と(笑
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 私は演劇部には所属していませんが、演劇が大好きです。

私も、将来はミュージカル系へ進みたいです。
 で、私が学芸会などでいつもやっていた方法を伝授(?)いたします!
1,せりふを全部覚える(完璧になるまで)
2,(自分を含めて2人でやる場面だったら)自分以外に一人親や友達についてもらって、相手に台本  を渡します。
3,相手に台本をかくして読んでもらって普通の会話
のようにせりふを入れていく。

 上の方法をやるとせりふの確認もできるし、会話のようにやるので自然なせりふの言い回しをすることができるようになります。
 あと、3の台本を隠して読んでもらうというのは、台本が見えているとせりふだって言うことを意識してしまうからです。
 お互いプロを目指す者として、頑張っていきましょう!わかりにくい説明で申し訳ありませんでした。
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わざとらしい…言われた事あります。

クサいとか。笑
わざとらしさを活かせる役をやるのが得策のひとつではありますが。

わざとらしくない=自然な演技に見せるには、がご質問ですよね。
私は、緩急のつけ方が大事だと思います。
芝居なんだからわざとらしいのは当たり前。
でも、勿体無いのでそれは山場の見せ場にとっておきましょう。
だって普段、怒ってもいないのに熱っぽく身振り手振りをつけながら話す人はそう居ません。
例えば、あえて唇以外どこも動かさずに演技する、とか。
人の話を聞く演技の時に、乗り出して聞き入るんじゃなくて、背もたれに寄りかかって爪のささくれを気にしながら聞く、とか。
勿論、役柄によってできる事できない事がありますが。

台本の台詞やト書きだけじゃない、その間を演じるわけです。
小4から続けられているなら、基本はできていると思うので、参考書などよりも、映画や小説などの方が後々役に立つような気がします。

これは私自身の好みなのかもしれませんが、
映画「誰も知らない」は見ましたか?
ぼそぼそ抑揚も無くしゃべっていて、ダラダラ動きも少なくて、台詞も少なくて、でもまるでドキュメンタリーみたいに自然だと思いません?
舞台と映画を比べるのはちょっと論点ずれてるかもしれませんが、こういう演技を自分のレパートリーに加えるのも手です。

あと、稽古をビデオ撮影して自分観察するのは大事です。
私はわざとらしい以外にも、これで色々克服しています。
本当はコピーロボットを客席に座らせて見たい…。
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>>家でひとりで練習している時は、役の気持ちになりきれ、自然な演技ができるのですが



↑を読んで思ったのですが・・・この台詞はこう言おうと自分の中で決めてしまっていませんか?
同じ台詞でも相手の投げかけによって言い方は変わるでしょうから一人で作りこむのはあまり良くないと思います。

>>自分でも才能はないわけではないな
どういう場面でそう思うのでしょうか??
自分でそう思っている限り伸びる実力も伸びないでしょう(自信を持つことは勿論大切ですが・・・)


学校の演劇部というのは一般的に臭い芝居が多いように思います。
普通の生活では喋るときはどういう風にその台詞と同じようなことを喋るか思い浮かべてやってみたら良いと思います。
例えば(私の高校の演劇部の話ですが・・・)
出てきて直ぐに自己紹介する台詞で「僕の名前は・・・」と正面向いて自分を指差しながら言う・・・
実際にそんな人いますか?といった場合です。
棒の方も言い方は棒でも実際にいそうな人だったんじゃないですか?
あなたの友人にもいませんか?喋り方に抑揚のない方?
そちらのほうが、あなたより自然だったのかも知れません・・・
演劇的なことばかりを意識しているのでありませんか?
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私の個人的な偏見も入っていますが演劇部や高校演劇から始めている方は「わざとらしい演技」をする方が私の周りにも多いように思います。


自分がわざとらしいか自然かは客観的に見ていないのでわかりませんが(まぁわざとらしいとは今まで言われた事ないですけど)明らかにわざとらしい、不自然と思う子は聞くと演劇部や高校演劇出身の子でした。
自分は演劇部というものは一切関わった事がなく演技を始めたのでその演劇部演技(?)が割と苦手でした・・・。
演劇部独特の妙なアクセントやイントネーションをしてる子がわりといます。
演劇部の中では浮いていないかもしれませんが、同じ部活の子たちも、外に出てみると「わざとらしい」と感じる子が結構いるんじゃないかなと私は思います。
satoukibibatakeさんが今おいくつかわかりませんが、もし演劇部での演技しか経験がないようでしたら一度ワークショップや市民劇団とか、演劇部以外の体験してみてはいかがですか?
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まずは「我」を取り払うことです。


「(登場人物)だったらどう思うだろう」とかは思わないことです。「登場人物が乗移っちゃっているので何も考えない状態」というのがベストな状況だと思います。

自分もそうしています。確かに最初は力んでしまってわざとらしい演技だとみんなに言われたのですが、頭の中をすっきりさせてから、さっきの方法をとるようになって、ずいぶんと改善されました。他人の目から見ても変わったようです。

お役に立てれば幸いですが、satoukibibatakeさんも御自分に一番あった方法を考えてみてください。
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あなたがおいくつで、現在はどんな状況で、男性なのか女性なのかはわかりませんが、「わざとらしい」評価されるのは、身内以外の方々からも


そのような評価なのでしょうか?

舞台での芝居は得てして大袈裟になります。
「芝居」は嘘を舞台上で表現します。
「家でひとりで練習している時は、役の気持ちになりきれ、自然な演技ができるのですが」との記載がありますが、それは誰が判断するのでしょう?

芝居は「頭」でやると失敗すると思います。Heartです。
あなたがどんな芝居をしたかの判断はお客様です。
その昔、私が大っ嫌いな演出家に言われた事ですが、
それだけは的を射てるという言葉を捧げます。

気をつけよう、やったつもりとやったはず。

この言葉を胸に、今も私は芝居を続けてます。
テクニックよりハートがものを言うのが芝居です。
オーディションに落ちたのも、棒読みの子の方が
訴えるものがあったということだと思いますよ。

めげずに頑張ってください!
私もテクニックに走りがちですが、
役になりきることより、その役の心情や
プロフなどを考えてやっています。
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