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先日、雨宿りした大木にカミナリが落ち、二人の女性が亡くなるという不幸な事故がありました。
あの日は雨も降ってないのに急にカミナリがひどく鳴りだし、そのあと雨が降りました。
傘も持たずに犬の散歩に出かけられたのも無理はないし、急に雨が降り出して大きな木の下で雨宿りしたのも、だれでもやりそうなことです。
つくづくお気の毒なことでした。

このお二人は大木の落雷で感電死されたということですが、直接自分に落ちてなくても感電死するのか、とちょっと驚きました。
少し前に他の質問で、落雷は金属には関係なく高いものに落ちる、と聞きました。原っぱのようなところで立っていたら自分が一番高くて危険かもしれませんが、高いものの近くも危険、ということですよね?

なぜ、直接落雷に遭わなくても感電死するのか(電気が走ってくる、というようなことでしょうか?)、感電死というのは肉体的にどういう変化をとげるのか(電気が臓器にどういう影響を?)、知識として持っておければ、と思うので、どなたか教えていただけないでしょうか。易しい言葉で説明いただけると嬉しいです。よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

専門家ではないのでアバウトな回答ですが。



今回のケースでは、まず高い木の先端に雷が落ち、すぐ側に立っていた人体を経由して地面に電流が流れたのでしょう。
電流の流れやすさで考えると、木よりも人体のほうが流れやすい物質(人体=ほぼ水と同じ、と考えていいです)ですので。

>感電死というのは肉体的にどういう変化をとげるのか
これは感電の程度によります。
流れた電流が大きさ、周波数、また流れた経路や時間によって変わると思います。

一般的な「感電死」の原因の多くは「心室細動」です。
簡単にいうと心臓の拍動のリズムがめちゃくちゃになってしまって血液を送り出せなくなる状態です。
この状態では全身に血が回らなくなるので、心臓が止まっているのと同じことになり、そのまま10分も経てば死んでしまいます。
(治すためには除細動を行います、よく医療ドラマ等で患者さんの胸に電極をあててバーンっと打っているアレです)

ただ今回の雷の感電の場合は、流れた電流が相当大きいと思いますから心臓ショックに加えて体の表面も焼け焦げていた可能性が高いと思います。
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この回答へのお礼

お答えいただいてどうもありがとうございます。
亡くなった方がいらっしゃるのに不謹慎な質問かと思いましたが(それでいちおう一日は待ちました)、聞いてみるとやはりとても勉強になります。
人間の身体は細密機械のようなものだと誰か言ってましたが、デリケートなものなのだろうなとあらためて思いました。

お礼日時:2005/07/09 19:56

まず、木に落雷する


木から再度放電しその下にいる人(大地と繋がっている一番近い場所)に落雷しています。
側撃雷といわれている物です。
http://www.rescuenow.net/one_point/39_thunder.html
http://www.kaminari.gr.jp/rakurai/jintai.html
http://www.aobaya.jp/chishiki.html


>絶縁靴とか言って、ゴム長みたいな底がゴムの靴をはいて
たぶん意味ないと思います。
高電圧でスパークギャップ以上の距離が取れていない状態です。
スパークギャップとは電圧に対する絶縁距離です。
たとえ絶縁体でもギャップ以下の分厚さは貫通してしまうことがあります。

100Vで0.1mm 1000Vで1mm 1万Vで10mm
でも雷は小さい物でも100万V以上なので100mm以上のゴムの分厚さが
無いと絶縁されません。
物によっては1億Vなのでそうすると何mのゴムが必要?
http://www.rescuenow.net/one_point/39_thunder.html
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この回答へのお礼

お答えありがとうございます。
参考URLもたくさんありがとうございます。
読めば読むほど、カミナリって怖いな~と思いますね。Vのこともわからないなりに迫力を感じます。
(質問の答えは10mで合ってます?)
3つ目のサイトは専門的でよくわからない部分もありましたが、被災者の救急措置など詳しい説明もあって、大変ためになりました。
予備知識があれば、不幸にしてそういう場面に遭遇した時、落ち着いて対処できると思います。役に立つ日が来ないことを願いたいですが。

お礼日時:2005/07/09 20:47

人間は電気を通さない、と思われがちですが、高電圧になれば簡単に流れてしまいます。

その際、木よりも電気を通しやすいこともあります。
そうなると、木に落ちた雷の電流が、より電気を通しやすい人間の体の方に流れてしまいます。

雷をよける方法・・・これはある意味、難しいです。木から離れれば直接人間に落雷する可能性もありますから。どこに落雷するかは、偶然にも左右されてしまいます。
とはいえ、落雷による被害、そんなに多いわけではないですから、必要以上に心配する必要もないと思います。
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この回答へのお礼

ご教示いただいてありがとうございます。
落雷もめったにあることではないですが、やっぱりあの光と音なので怖いですね。

ついでにと言っては失礼ですが、もうひとつ教えて下さい。
よく、絶縁靴とか言って、ゴム長みたいな底がゴムの靴をはいて工事してる人がいますよね。あれは、頭から入った電気が抜けるところがなくなるから、安全なんでしょうか。
そういうのって、電気が初めから入って来ない(へんな言い方ですが、、、ここはダメだ、と電気が一瞬にして判断するような様子を連想してしまうのですが)んでしょうか。まず抜けるところを確保してから入ってくるという(生き物みたいですが)仕組みなんでしょうか?
中学校時代から電気はさっぱりで、おはずかしいですが、よかったら教えて下さい。

お礼日時:2005/07/09 18:43

大きな木に落雷した時、木のそばに人などが立っていた場合、雷は木を伝ってその人にも落ちます。


直接その人の落ちたのではないのですが、木を伝って人に落ちたのです。
落雷実験では、木のそば50cmに立っている人に雷が落ちました。
一般的には、2m位木から離れれば安全と言われています。
感電は、高圧電流が体を貫通してショック死します。
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この回答へのお礼

お答えいただきありがとうございます。
安全圏が2m以上ですか、厳しいですね。雨宿りはできなそうです。実際問題としては、何番目かの高さの木の下なら大丈夫なんでしょうか、、、?

>感電は、高圧電流が体を貫通してショック死します。

はい、でもできたら、この具体的な内容を知りたいなと思うのです。(どの臓器が働かなくなるか、とか。いきなり心臓が壊死する、というようなことではないですよね?)それでこのカテを選んだのですが、、、。

お礼日時:2005/07/09 18:30

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