
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
スギは日本固有種で、おおまかに日本海側のタイプと太平洋側のタイプに分かれます。
日本海側のタイプの特徴は、積雪に適応していること。雪によって幹や枝が折れたり、地面にこすりつけられても、その傷んだ部分から芽や根を出して、たくましく成長します。この日本海側タイプ(京都の芦生で見つかったのでアシウスギとも、ウラスギ(裏日本というと差別的表現とも言われていますけど)、挿し木で増やしやすいし、幹の頭をはねたら脇芽から更新する(萌芽更新とかいて「ぼうがこうしん」と読むのが林学の習い)などの特質を持つわけです。幹が枯れたりした場合、枝が枝性(枝としての性質。上に伸びず、横に伸びる)を失いやすいのもアシウスギ(日本海側の杉の総称として、ここではこう呼んでおきます。実際には杉には地域ごとに連続的に変化する特徴が見られ、総称するのは難しいのですが)の特徴です。京都の北山において、細長い幹を生産するためアシウスギにこの萌芽更新をさせたのが台杉の由来です。床柱などにする材を得るためです。この独特の姿が美しいと、庭園に取り入れられるようになったのがご質問の杉の正体です。No.2
- 回答日時:
台杉のことだと思います。
純和風の庭園などで見受けられます。
ただの杉と品種が違うのかはわかりませんが(ひょっとすると矮化改良されているのかも)、ご覧になったような形に仕立てて作るものです。
もともとの真中の幹を切って、廻りから出ている枝を選んで伸ばしてあげることでこの形にします。
たぶん杉の産地(京都北山杉など)の風景を庭園内に取り込むことを意図しているのではないでしょうか。
鉢植えの盆栽に大自然をミニチュア再現することに通ずる感覚があるように思います。
名前の由来は真中の切った幹の切り口が台のようにテーブル状に残るからだと聞いたことがあります。
No.1
- 回答日時:
基本的に木の名前はカタカナで書くことが多いですからカタカナ名で検索できないときは名前が違うように思います。
まったく自信はないですがもしかするとダイスギではないでしょうか?http://www.fsm.affrc.go.jp/renraku/gazou-htmlbig …
この回答へのお礼
お礼日時:2005/07/22 22:17
写真を見るとこれっぽいです。
もう少し、腕を直角に曲げたっぽく、はっきり90度なのですが。
でも、このように、中心がまっすぐ高く、細いんです。
多分、この台杉ですね。
お寺に多いから、何かの意味があるのかと思いまして。
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