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おすすめの小説を教えて欲しいです!できれば恋愛小説がイイのですが・・・。お願いします!

A 回答 (13件中1~10件)

こんばんわ。

恋愛小説なら山田詠美さんの
「放課後の音符(キイノート)」はいかがでしょう?
ある女子高生を中心としたオムニバスの小説です。
もともと10代の女の子向けの雑誌に連載されていた
らしくとても読みやすいですよ。かといって幼稚な
内容でなく大人が読んでもとても面白い。さすがです。

村上春樹さんもお薦めです。ベストセラーになった
「ノルウェイの森」もいいのですが「国境の南太陽の西」や「スプートニクの恋人」の方が(個人的には)
若干読みやすかったです。
どの作品もかなり切ない気分になります。
つらい恋や片思いをしてる人は
特にそう感じるかもしれません。
ただ、村上さんの恋愛モノは性的描写が結構強い
ものもあるのでそこらへんが好みの分かれる
ところかもしれませんね。
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この回答へのお礼

私の中で村上春樹さんの作品は難しいイメ-ジがあったので、0429さんのアドバイスはとても参考になりました!!ありがとうございました。早速図書館へ行きたいと思います。

お礼日時:2001/11/01 14:24

ymut様。



読んで面白いかどうかは、人によりますし、年代にもよりますので責任の持てない発言になりますが、私なりのオススメを書かせていただきます。
一応、何かしら名の通った賞などを取っている人を選んでみました。
また、本気で純粋な恋愛ものが好みなので、紹介したものは少し片寄ってます。

●他の方も書かれていますが、山田詠美「ラビット病」
カワイイです。相思相愛な二人の、二人だけの熱烈な恋愛。読んでいて、恋愛ってすばらしいと、温かい気持ちになります。
●吉本ばなな「ムーンライト・シャドウ」(福武文庫刊)
表代作は、泉鏡花賞を受賞した「キッチン」という作品。この文庫版の中に収録されている短編の一つです。あまり知られていないと思いますが、佳作です。高校二年生の時に知り合ったさつき(主人公)と等。さつきは等を死ぬほど愛していたが、等は突然死んでしまう。眠れず、苦しく、しようがないので、早朝走って、橋の上で携帯ポットのお茶を飲むさつき。そんな日々を送るさつきの前に、不思議な女性が現れる…。愛する幸せと淋しさが伝わってくる小品です。
●中里恒子「時雨の記」(文春文庫刊)
著者は、女性として初めて芥川賞を受賞した人。設定は、40代の未亡人である多江と、50を過ぎた男・壬生が20年ぶりに偶然に再会し、短く切ない恋をするというもの。大人の恋愛小説の名作として、近年人気が復活し、吉永小百合主演で映画化もされました。
●藤原伊織「雪が降る」
6つの短編が収録された珠玉の短編集。恋愛ものじゃないのも入っていますが、どれも著者の実力、作風が発揮されていて読みごたえあります。表題作の「雪が降る」という作品は、一人の男が、長い間ひそかに愛しつづけた女と再会し、一瞬手に入りそうになるけれど、女は死んでしまうという話です。設定はふつうですが、登場人物が非常に魅力的。藤原伊織は、「テロリストのパラソル」という作品で直木賞と江戸川乱歩賞をダブル受賞した人。もちろんこれは史上初。しかも江戸川乱歩賞の選考過程で、予選・本選ともに審査員に満場一致でAランクをつけられたのもこれが初めてだとかで、非常に話題になりました。こちらもオススメです。
●小川洋子「ホテル・アイリス」(幻冬舎文庫)
海辺の小さなホテル、「ホテル・アイリス」。祖母が死に、父が、祖父が死に、今は母親と二人でホテルの切り盛りをする17歳の少女・マリ。マリは客としてやってきた一人の老人と出会い、二人だけの秘密の時間を持つようになる。…テーマは、わかりやすく言ってしまえばエロティシズムとサディズムでしょうか。しかし、そこから受け取る内容、感想はもう、読んでいただくしかありません。とてもここには書けないような…、とにかく手に汗握り読みました。著者の作品に共通していますが、描写や筆致はあくまでも静かで冷静です。でも、返ってその方が迫力あります。
●紫式部「源氏物語」
いろいろな人が現代語訳をしていますが、まず一番最初に読むなら瀬戸内寂聴氏の現代語訳版をオススメします。これを語らずして日本の恋愛ものは語れないのではないでしょうか。世界中で読まれていますし。
しかもテーマが盛り沢山です。日本最強のプレーボーイ・光源氏。相手が多彩で驚きます。義理の母親、または義理の娘との禁断の恋をしてみたり、政敵の娘との恋愛をしてみたり。年上の高貴の女性を落としてみたかと思えば、10歳足らずの少女にも興味を抱く。読んでいて飽きないです。

うーん、まだまだありますが、長くなってしまったのでこのへんで…。
ご参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

たくさんそして丁寧に教えて下さってありがとうございます!!こんな風に本にちょっとしたあらすじなんかが載っていると、手に取りやすいのですが(笑)

お礼日時:2001/11/01 14:31

エェっと、別に日本人やなくてもイイんですよネ。


だったら、

「クリスマスの恋人たち」(PHP)ケイ・フーパー&キャサリン・ハート
チョット時期的には早いですが、クリスマスを軸にした2つの物語が収録されてます。どちらも切なくなるイイ話なんです。


「妻への恋文」(新潮社)アレクサンドル・ジャルダン
これは映画にもなったのでご存知かもしれませんが...
滑稽なまでに妻への愛を注ぐ、男の姿に涙が出ました。

あとは、
「寒玉楼」(文芸春秋)チョンヤオ
「ただ「あなた」だけで美しい」(PHP)コリーン・マッカラ
などがお勧めです。

ご一読いただければ幸いです
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この回答へのお礼

私は外国の作品を読んだことはほとんどないので、これを機に読んでみようと思います!!ありがとうございました。

お礼日時:2001/11/01 14:35

こんにちわ。


恋愛小説のおすすめは・・・村山由佳さんの小説かな。その中でも私は「野生の風」が好きです。ラストがえぇって感じですけど。何度読んでもよかったです。
それから最近では篠田節子さんの「インコは戻ってきたか」が面白かったです。
村山さんの本は単行本で集英社から出ています。476円。
篠田さんの小説はハードカバーで集英社から出ています。1800円。
両方おすすめですので、読んでみてくださいね。
でわでわ・・・。
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この回答へのお礼

すごく偶然なんですが、実はいま「野生の風」を借りてきてるんです!!昨日「きみのためにできること」と「天使の卵」を読んで、まだ読んでいないのですが、さっそく読み始めます!ありがとうございました。

お礼日時:2001/11/01 14:40

私のおすすめする本は、嶽本野ばらさんの「ミシン」という本です。


とても薄い本なので簡単に読めますが、中身がとても濃いのです。

その本の中には、短編の話が日本入っていて、
ひとつが「世界の終わりという名の雑貨店」、もうひとつは「ミシン」です。

内容を私の感想で説明させていただくと、
「世界の~」はその名のとおり、「世界の終わりという名の雑貨店」を営む男性と、その店に毎日やってくる少女(高校生)の話です。
やがてその店を閉店しなければならなくなり、男性は少女に気持ちを伝え、「一緒にどこかに行こう」と誘います。ーー
あまりここで紹介すると話がつまらなくなるのでやめておきますが、男性が少女を想う気持ち、少女が男性を想う気持ちは、どこか狂気じみた純粋な愛が感じられます。

「ミシン」は、いわゆる同性愛に目覚めた、あまりパッとしない少女の独白みたいなものになっています。
その少女が愛したのは「ミシン」という、他とは全く違った雰囲気を持つ女性アーティストでした。
決して勘違いなどではない、本気で「ミシン」を想う少女の気持ちはまさしく狂気のようで、痛い程に読み取ることが出来ます。

野ばらさんの話はこのように、他の恋愛小説とはまた違った独特の世界観で「愛」をとらえています。本当に、一度読んだらまた別の話もすぐ読みたくなってきます。是非是非、読んでいただきたい小説です。

長くなってすみませんでした。それではこれで。
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この回答へのお礼

短編とは嬉しいです!!一応受験生なので、どっぷり浸かりすぎないようにしなくちゃ!(笑)でも読ませていただきます。ありがとうございました。

お礼日時:2001/11/01 14:46

江國香織さんの『きらきらひかる』とかはどうですか?


すごく世界に引き込まれる小説だと思います。
それに薄いし、文庫版も出ているので読みやすいと思うんですが……。
あと、映画になりましたけど『冷静と情熱のあいだ』はオススメですvv
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最近の本でお勧めなのは


『センセイの鞄』川上弘美:著 です。

ymutさんは受験生との事なので、30代後半の女性(ツキコさん)と70代のセンセイとの恋愛を描いているこの作品を手に取るのは多少のためらいがあるかも知れませんが、誰かを好きになる事の不安や喜びや哀しみを、静かな文章で、これ以上無いくらい的確に綴っていると思います。

あらすじをちょっとだけ紹介しますね。
ある日ツキコさんは行きつけの居酒屋で高校時代の国語のセンセイと再会、それ以来そこの居酒屋でちょくちょく顔を合わせるようになり、少しずつ親しくなっていくうちに淡い恋心が芽生えてゆくのですが・・・

ちなみに、この作品は谷崎潤一郎賞受賞作でもあります。
参考までに著者へのインタビュー記事のURLを付けておきますので、気が向いたらのぞいてみてください。

参考URL:http://www1.e-hon.ne.jp/content/sp_0031_kawa.html
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私も、江國香織さんの『きらきらひかる』オススメです



もう一つ、吉本ばななさんの「キッチン」に
収録されている、『ムーンライトシャドウ』
短編ですが、すべてが美しくまとまっている一品です
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☆東野圭吾「秘密」☆


粗筋は・・・
「亡くなったはず」の妻とその夫の物語。

これで全て。これ以上は野暮ってものです。

尚、作家が作家だけにミステリーに分類されるようですが、
この世で何が最もミステリーって、やっぱ「恋愛」でしょう。

また、映画にもなりましたが、私は「主演女○があまり好きではない」ことと、
この小説は「読者が登場人物の心象を想像する部分に面白さがあり、映像化する(=想像の可能性を狭められる)と台無しになるのでは」と思い見ておりません。
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恋愛系ではないのですが、あえて言うなら姉弟愛でしょうか。


私は三浦哲郎さんの「百日紅の咲かない夏」が好きです。新潮文庫から出ています。
内容はと言いますと・・・暗いです。はい。(笑)
もう読み終えた時の衝撃と言ったらないです。ずっと心残りでした。
私は姉弟の禁断の愛を期待していたのですが・・・。でも、凄くいいですよ。
是非、オススメですね。
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