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三国間貿易について具体例を踏まえて教えて欲しいのですが・・・。
日本とその他2国とを仲介して行うものということはわかるのですが、
どの国がどういう役割を果たしているのか教えてください。

A 回答 (4件)

三国間貿易とは、たとえばアジアの支社が現地で買い入れた商品を日本を通さずに欧米で売るという貿易形態のことです。

為替動向や国内景気の影響を受けないため、安定した収益が期待できます。近年ではメーカーの商社離れが進んでいることから日本企業からの輸出の増大は見込めないので、日本の商社はこの三国間貿易に力を注いでいます。
日本が仲介に立つ場合、仲介料のみ日本に入るだけで物は二国間で移動する形態になります。
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この回答へのお礼

素早いご回答ありがとうございました。
わかりやすく説明頂いたので、よくわかりました。
しかし、このような形態(三国間貿易)で、商社自体は仲介料以外に
どのような収益が望めるのでしょうか??
もしくは、他に何か収益があるのでしょうか??
よろしければ、教えてください。

お礼日時:2001/11/06 00:00

かつて私が関与したことがある三国間貿易は;


日本と香港の間で売買契約を結びます。そして、金銭は日本→香港、荷物については中国→日本と流れるのです。
メリットとしては日本と中国が直接契約を結ぶよりも早く輸入できること。
そして、品質不良の際は香港にクレームを入れることで返品や返金といった解決が素早いこと。
などが挙げられますネ。
shu_sさんの回答以外に、このような形態のものもありますネ。
以上kawakawaでした
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この回答へのお礼

素早いご回答ありがとうございました。
ところで、↑のような売買契約において、
「香港にクレームを入れることで解決が素早い」というのは、
中国との場所が近いことや言葉の問題、それに国交関係に
関わるからなのでしょうか??
よろしければ、お返事お願いします。

お礼日時:2001/11/06 00:04

再登場です。


中国やベトナムといった社会主義国の場合、貿易上でのクレーム解決はなかなか困難なものです。
まず、返品を受け付けないことが多い。
次いで、返金不可能な場合が多い。
さらに、かなり以前では売ってやっているという態度でしたから、クレーム自体が不可能であったこともあります。
そこで、香港という自由主義経済国(返還後も多くのシステムは従前のままです)と契約することで、問題がおきた場合の解決を早めることができるのです。香港の場合は返品も返金も即決で行ないますからネ。
その国の社会制度の違いを考慮しての3国間貿易もあるということです。
以上kawakawaでした
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
なるほど、ですね。様々な国の事情がある上で
成り立っているものなのですね。
いい勉強になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2001/11/07 15:26

収益については純粋に『仲介手数料』です。


外国が日本の商社を利用するというのは、クレームの対応はkawakawaさんがおっしゃられるようなものです、それと日本の商社であれば日本の他企業との関係やこれまでの交易実績があって、トラブル発生時にいろいろな対応が望める信頼性があることが重要です。機械工業製品の輸出入に日本商社が活躍する背景に日本の機械工業産業の力があるわけです(第三国からの輸入でも日本の力を借りられる)。
最近の商社は、大手企業の使い走りでは企業実績を確保できず(逆にkawakawaさんが書かれているような理由で日本企業が他国の商社を使うようになっている)、本来の『知的な仲介業務』に力を注ぐようになっています。そして今までの取り扱い実績と関係企業の豊富さが実績を伸ばす原動力となっています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
現在の商社の向かう方向性が多少わかった気がします。
ありがとうございました。

お礼日時:2001/11/07 15:31

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