
当方、白色申告15年の自営業です。このたび悲願のマイホームをやっと購入しようかと考えています。もともとローンが嫌いで、現金購入をと考えていましたが、住宅購入(新築)すると税務署より、『おたずね』なるハガキがきて、資金調達について追求されると聞き、おびえています。資金は借り入れたものでもなく、贈与を受けたわけでもありません。こつこつ貯めたお金と、ここ数年で急の売上増で、資金ができました。ただ、いままで税務調査を受けたことも無く、ここ2~3年は税金が少し生じる程度で申告してました。また今年はまったく忘れていて申告していません。この状況で現金購入しても良いでしょうか? または銀行から借り入れしたほうがいいのでしょうか?また借りられそうでしょうか? 『おたずね』がきた際のアドバイスをお願い致します。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
まず今年の申告については速やかに決算内容に基づいて必要があれば(たぶんあると思うのですが)期限後でも確定申告を行って下さい。
また毎年の実際の決算内容と申告にずれがあれば実際の金額に基づいて修正申告なりをする必要があるかと思います。白色申告の場合でも罰則のない訓示規定と言われますが収支内訳書を提出する事になっています。収支内訳書の形で年々の損益計算書が残っているはずですので、そこに真実が表れているか確かめる必要もありそうです。
昨今三税協力体制とかがとみに進捗しまして所得・資産の両面から所得を捕捉される機会が増えましたが、基本は適正に申告することであり、質問者さんに関してましては内容がわからないので何とも言えませんが、一般的には下手な小細工は逆に自分の首を締めることがあります。なんと言っても調査にくる署員はほとんど毎日納税者のところを訪れて高いスキルと権限を持って調査をしている人たちですから、たいていの矛盾は見破られます。
さて所得の捕捉方法は二通りあります。一つは損益法で、収入から経費を差し引き所得を求める方法です。もう一つは財産法と呼ばれるもので、財産の変化から所得の計算を積み重ねていきます。例えば年の始めに全部合わせて財産を1000万円持っていた人が、年が終わってみると財産が2000万円に増えていてその間に生活費が500万円かかり、借金の返済を100万円行えば、財産の増分と生活費と返済分を合わせて1600万円が所得だとわかるわけです。
この損益法と法財産法双方からの追求の結果が一致してはじめて調査は終わります。巷間自営業者が家を建てると税務署がくると言われるのは、住宅ローンの返済などで財産法からの所得の裏付けがやりやすくなるからですが、生活費も含めた経営の全体の姿を緻密に組み立てないと大変なことになることもあります。失礼ながら今年に関しては無申告でいらっしゃるようで、ご質問の文章からは事の重大性を認識されていらっしゃる様子が感じられません。このような匿名で訪ね匿名で答えるQ&Aサイトで結論を出すには大きな限界がある質問です。悪いことは言いませんので同業者などに信頼できる税理士を紹介してもらうなどして、必要な資料(指導があると思います)をそろえて実地にアドバイスを受けて下さい。文末に関連質問と思われる例をあげておきます。
それからすぐに調査がくるとは限りませんし、青色にした上で住宅取得控除の可能性を考えるなどいろいろな節税方法もあります。税務調査はなによりも勉強の機会ですし、税理士まかせにせず自分自身が主体的にことににあたることをお勧めします。それから現預金の徹底的な自己管理が重税感を多少はやわらげてくれるはずです。ご健闘をお祈りします。
税務調査
http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=1057709
反面調査
http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=688118
立ち会い
http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=1110045
おたずね
http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=254565
その他
http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=936894
http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=466242
No.4
- 回答日時:
「おたずね」が来たらまず「アウト」だと思います。
いくらぐらいのマイホームかはわかりませんが、仮に3000万円としましょうか。15年間でコツコツ貯めたことにすると、平均して年間200万円積み立てたことになりますね。それに生活費(経費でおとせない分)はどんなに切り詰めたとしても月に5万円くらいは必要でしょう。すると年間260万円の利益があったことになります。
そしたら税金がかかってきますよね。税率10%として、重加算税なんかもあったりして300万円くらい追徴課税されるかもしれません。
銀行のローンもまず無理でしょう。だって税金が少し生じるくらいしか収入がないんでしょう?もし借入できるとしたら事業資金としての借入でしようね。この場合運転資金なら最長10年返済、設備資金なら不動産担保で20年返済くらいはいけるかも。
銀行に預金してそれを担保に借入という行為は、昔は歩積両建といって若干はありましたが、今はほとんどやりませんね。銀行として脱税の手助けをしていることになりますから。
納税するほど利益は出てないことになっているのに、実際はキャッシュで家を買うほどもうかっている、だけど家はほしいし税金は払いたくない。過少申告の理由はどうあれ、国民の義務である納税をされていないのですから、対策などないですよ。来年度からサラリーマンは更に課税されるというのに、このようなご質問はいかがなものかと思います。
No.3
- 回答日時:
>ここ2~3年は税金が少し生じる程度で申告してました…
この日本語は非常に微妙ですね。
「税金が少し生じる程度」に、作為があるのかないのかがポイントになるでしょう。
もともと景気があまりよくなく、課税所得がかろうじてプラスになる程度の収入しかなかったのなら、税務署は何も言いません。調査をおそれることはありません。
しかし、これでは生活するだけで手一杯のはずで、こつこつとはいえ住宅資金が貯まることはなさそうです。
一方、実際に仕事はたくさんあったが、売上や経費を適当に書いて、課税所得をちょっと上回る程度に調整していたのなら、住宅資金も貯まったことでしょう。
>『おたずね』がきた際のアドバイスを…
『おたずね』にはお金の出所を書くようになっています。たとえば、
・○○銀行○○支店普通預金 100万円
・△△銀行△△支店定期預金 200万円
・□□証券会社□□ファンド 300万円
などのように、最後に引き出した金額を書き出します。
後日調査に来たときは、それらの過程も明らかにすることが必要でしょう。△△銀行の定期を例にすれば、
・H5年8月 30万円新規
・H8年10月 20万円追加
・・・・・・・・・・・・
・H14年12月 30万円追加
・H15年11月 20万円追加
・累計 200万円
というように過去の記録を調べ直しておいてください。
その上で、それぞれの年の申告内容と照らして、齟齬が生じないようにしなければなりません。
あまり古い年の記録はないかもしれませんが、できるだけ思い出してメモ書きしてください。そのとき「こつこつ貯めた」ことを強調するためにも、毎年毎年何十万かずつの積み重ねであったようにしてください。
ある年だけ一気に何百万も残したようにしないことです。
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