プロが教えるわが家の防犯対策術!

これができれば世の中にうっとうしい電源コード、電圧トランス等が要らなくなるのですが…。
モバイル端末も、この電源の供給の問題は一向に進歩しませんね。充電池も数時間で終わっちゃいますし。
そこで、「電源を電波みたいに飛ばすことは無理なのでしょうか?」と思いました。

将来的にも物理的に不可能なんでしょうか?

電源供給での技術革新はないのでしょうか?

A 回答 (10件)

非常に難しいと思います。



まず電気そのものを飛ばすというのは不可能な話です。
(実現したら町中雷が飛び交うことになる)

実現させるとしたらまず電気を電波状のものに変換し受信した機器で電気に再変換する方式になると思います。
しかしこのとき電波状にして飛ばすことによる弊害がいくつか挙げられると思います。

1.エネルギーロスの問題。
(電波状←→電気)に変換することにより少なからずエネルギーロスが発生します。
また、ピンポイントで発信しない限り広範囲に発信しなければならないので有線電源よりも多くのエネルギーが必要になります。
これでは非常に燃費の悪いものになってしまいます。

3.エネルギーの安定供給が難しくなる。
携帯の電波を見ても分かるとおり周囲の状況次第で受信状況が良好の状態で常に安定するとは限りません。
特に精密機器にとって安定しない電源はつかえないも同然です。
さらに、最悪突然エネルギーが受信できない状況になる可能性もあります。

4.人体等への影響
電源として使われるエネルギーを電波状にして飛ばすのです。
人体はもちろん通常電波、その他あらゆるものに影響があると考えて間違いないでしょう。
場合によっては放射能並に危険なものになることも考えられます。

解決可能なこともあるかもしれませんが、こう考えると非常に難しいことなのでは?
    • good
    • 0

すでに実用化しています。


ICタグがそうです。
ICタグは、その商品の情報が格納されていますが、それはメモリと言う形で記憶されています。
したがって、電力がなければその情報を取り出すことはできません。
しかし、ICタグには電源がありません。
それでは、どうやって電力を得ているかと言うと、読み取り器機の方から、電磁波と言う形で電力を供給しています。
電磁波と言う形で供給された電力でメモリの内容を読み取り、電波にその情報を載せ、読み取り器機に送信しています。

ただ、ICタグで必要な電力は極微量です。
    • good
    • 1

現に今でも使っているものとして、太陽電池式の電卓がありますね。

これを蛍光灯の元で使うとき、電気を光に変えて伝送しているわけです。
ノートPCも電卓並みの消費電力に出来れば太陽電池駆動も出来るんですけどね。
    • good
    • 2

「マイクロ波送電」は宇宙の発電衛星からの送電方法として研究されていました。


が、マイクロ波というのは結構気象状態の影響を受けやすいのです。
人工衛星のレーダーにはマイクロ波が使われていますが、レーダーに雲が映るということは反射があるということです。
つまり雨、霧などに影響されちゃうんですね。
雨の日は電気が届かないなんていうのは困るでしょう。

レーザー送電、マイクロ波送電のように、一旦電気を別の形に変え、再度電気にするとなるとロスがとてつもなく大きくなります。
その分コストが上がり、電気代も高くなります。

電力供給の革新は「超伝導送電」でしょう。
超長距離でもロス無く電気が送れるようになれば、無理に都市に近い位置に発電所をおく必要はなくなります。
また、電気を超伝導コイルで直接貯めておく事もできます。

もうひとつは「コ・ジェネレーション」
現在の大規模発電所に頼らず、小型の発電機をそこかしこに設置しようというものです。
燃料電池、ジェットエンジン、ガスタービン発電機などをビルなどに設置し、ビルで使用する電気はこれから供給します。
これらは技術的にも完成され、製品も存在します。
長距離送電の必要がないから、変圧所などの設備もいらず、発電量の調整も簡単。
副産物の温水等は冷暖房に使えるなどエネルギー効率もいい。
規制等の問題であまり普及していませんが、検討に値すると思います。
    • good
    • 2

山梨県にあるリニアモーターカーに乗ったことがありますが、あのカーは空中に浮いたまま走ります。

つまりコードレスです。
別に大きなバッテリーを持っているわけではなく、電磁誘導で壁面にある磁界と運動の力で電気を取り込み、浮遊エネルギーと照明などの電気にしています。

このシステムの問題は、運動していないと電気が来ないことでしょうね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
電磁波ですか。
その手もありましたか。
具体的にどう結びつけるか分かりませんけど。

お礼日時:2005/09/08 17:34

すでに実現されています。


http://www.sphere.ad.jp/hal/shack/aircraft/aircr …です。
テレビでもかなり昔(12~3年前ぐらい)紹介されていました。

また京都大学ではマイクロ波エネルギー伝送実験装置(METLAB)があるそうです。http://www.rish.kyoto-u.ac.jp/metlab/
実験報告http://www.rish.kyoto-u.ac.jp/spstg/SPS2004-19.pdf

「マイクロ波送電」で検索すれば結構見つかりますよ。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
結構難しくなってきましたねー。
でも、12~3年前ぐらいで、今騒いでませんから実用化は難しいのでしょうか?

お礼日時:2005/09/08 17:25

こんにちは。



>「電源を電波みたいに飛ばすことは無理なのでしょうか?」

可能です。携帯電話に大型の避雷針を取り付けましょう。雷の力を利用するのです。(笑)

冗談はさておき、電気を無線で飛ばすにはまず電気を送る側に強大な電力が必要なことと、一点に集中させる設備、受ける側のアースと人間に対する障害の除去が必要ですね。普段の生活でも電気は常に放電されていますが、これを特定の場所に送るとなると受ける側が確実にキャッチできれば問題ありませんが、下手すると自分、もしくは周りの人間がキャッチして「かみなりさま」状態になってしまいます。

電気の分野は進歩していないわけではありません。ハイブリッドカーやソーラーシステムがそうですね。
やはり技術的には太陽エネルギーや燃料電池が主流になってくると思います。ただ、今の段階だとパワー不足なのでこれからまだまだ開発の余地はありますけどね。
でも車や飛行機を見ても数年間で目覚しい発展を遂げているのを見ると、そう遠くない将来には電源を必要としない世の中がきそうな気もします。

参考までに燃料電池が主流になるということは、今現在国が行っている原子力発電所や電力会社のやり方を頭から否定することになります。各家庭に自家発電設備が整ったら発電所自体が無用の長物になりかねません。ですのでエネルギー問題は一気に変わるというものではなく、少しづつバランスを取りながら移行していくんじゃないでしょうか。うわさで燃料電池の開発・販売の権利は「ガス会社」が押さえているということを聞いたことがあります。そこから買った設備を使って車や家の燃料の補給をガソリンスタンドが行うとかなんとか。
「レギュラー電気、満タン」なんていうことを言う日も近い?!
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
長時間駆動(少なくとも1日10時間パソコンしてて1週間)位の充電池、燃料電池ができないかな。

お礼日時:2005/09/08 17:23

無理ではありませんし、実用化されているところも有ります。



例えば JR のスイカは中に IC が入っているので電源が必要ですが、バッテリは積んでいません。改札機からカードに電波を飛ばし、それを電源にしてカードが働いています。カードの中の IC の消費電流が非常に小さいので実用になっているのですが。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
スイカはそのような方法でしたか。
参考になりました。
でも、ノートPCですと難しそうですね。

お礼日時:2005/09/08 17:18

可能です。



TVで、電磁波を模型飛行機に発射して模型飛行機中で電気に換え、飛ばしているのを見ました。しかし、これはどうしてもという場合で、効率はかなり低いです。

もっとも実用性・現実性がある電源は、エタノールを燃料とした燃料電池でしょう。これは、カートリッジの交換(燃料補給)が必要ですが、その回数はバッテリーより少なく、手間を省けるはずです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
やはり燃料電池ですか。
実際どの位の性能なのか分かりませんが、今の充電池よりは格段に長時間使えるものなのでしょうか?

お礼日時:2005/09/08 17:17

電気が空間を走る。

といえば
雷が一番近いですよね。
危なくて仕方ないですねw

それはさておいて
電気を空中で流すには
空気中の電気抵抗が邪魔になります。それでも流すには高い電圧をかければ流れますが、その途中にもっと電気を通しやすいもの(例えば人体)があればそっちを伝って電気は流れようとします。
電波のようにエネルギーが少ないものは人体にもそれほど影響はない(はず)ですが、機械を動かすほどの電気が体に流れたら大変ですし、電線を流すよりもロスが大きいので今よりもたくさんの電気を必要とするでしょう。

現実には、電気をとばすよりも電池など電気を蓄えたり(今よりもたくさん)、燃料電池のように電気を作る方が現実的なようです。

否定はしましたが、将来は何か画期的な方法が見つかるかもしれませんね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なるほど、色々と弊害があるのですね。
でも、いつでもどこでも電源供給ができる為には、電波しかないような気がします。
なんとかならないですかね。

お礼日時:2005/09/08 17:15

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!