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融点測定の原理が分かりません。どなたか教えて下さい。

A 回答 (2件)

 はるか昔中学校の理科で習ったのは,ある固体(混合物ではなく,純粋なもの。

)を暖めていくと,温度が上がっていくが,あるところで,温度がしばらく一定になり,その後また上がる。ここが融点。
 融点は固体と液体が同居する温度で,固体がすべて液体になるまで,融解熱が必要なのでいくら暖めても,融解熱としてエネルギーが奪われるので温度は一定のまま。

 融点ではないですけど,沸点も同じようなもので,やかんでお湯を沸かして温度をはかると,沸騰した状態で水が完全に蒸気になるまでずっと100℃を保ちます。ここが沸点です。(気圧などの条件が異なれば変化しますが,普通は1気圧の状態で固体から液体になる温度を融点,液体から気体になる温度を沸点といいます。)

 もっとも,やかんだと水蒸気はやかんから離れてしまう(熱源から離れる)ので,水蒸気もほとんど100℃でしょうけど,火力発電の蒸気など500℃位(機器により温度の違いはありますが)あります。これは,水から蒸気になり,さらに蒸気を加熱しているからです。
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こんばんわ



融点については#1さんの説明の通りです。
融点測定の原理といっても単純なものです。最も単純な融点測定装置の場合はサンプルをヒーター内蔵の台の上において、ゆっくり加熱しながら顕微鏡で観察します。視野の中に温度計が入ってますから、サンプルが溶けている最中の温度を読みます。
10~15秒毎に温度を読んでグラフを書いてみるとよく理解できます。
人間が観察するのではなくて機械化されているものもあります。光の散乱を利用してサンプルが溶けたかどうかを判定します。
明確な融点を持っている物は結晶がほとんどですから、光学的に判定できます。
もちろん溶ける前に昇華したり分解したりするものには使えません。
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