プロが教えるわが家の防犯対策術!

鍵盤楽器を弾けるようになりたいなぁ。
と考えているのですが、
一口に“鍵盤”といってもいろいろありますよね?

ピアノやら、電子ピアノやら、キーボードやら、シンセサイザーやら、エレクトーンやら。。。

これらの楽器ってどこがどう違うのでしょうか?
「ピアノは弦を震わせて音を出していて、他のは電子音だよ。」程度の情報でよいので、違いを教えてくださいませ。

特に、キーボとシンセの違いが知りたいです。
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

 もうほとんど#1さんのご回答の繰り返しになってしまいますが、ピアノやチェンバロは弦を叩いたり引っ掻いたりして音を出します。

ピアノは鍵盤を叩く強さによって弦を叩く強さを変えられることから、音に強弱を付けられる特徴が生まれ、そのために元はピアノフォルテ(弱強の意味)と呼ばれていたそうです。

 こうした鍵盤やボタンで弦を振動させる楽器としてはすこし違いますがオーストリアや周辺国でよく聞くチターなどもあり、わが国では、大正琴なども似たところがあります。

 ことにピアノはソロのオーケストラと呼ばれるほどで、豊かな音色と、強弱と、音の余韻の程度を欲しいままに駆使して、これ一台で感性豊かな演奏が出来るところにその価値があるといってもよく、この雰囲気だけは後に述べる電子楽器では得られない自然の音の美しさを醸し出せる貴重な楽器といっていいと思います。

 おなじ鍵盤楽器としてオルガンもあります。ご存知のように、こちらは弦でなく、鍵を押すことによって、それぞれの音階の音を出す笛に空気を送って音を出させる楽器ですが、簡単なものから教会のパイプオルガンのような大規模なものもあります。
 アコーディオンやバンドネオンなどもほぼ同じ原理と仕組みを持っていますが、いずれも連続した、あまり減衰しない音に特徴があり、どちらかというとはっきり切れる音に特徴がありますから、これはこれでなかなか切れ味のよい美しい音を出す楽器といえます。

 シンセサイザーや電子ピアノ、あるいは商品名ですがエレクトーンやクラビノーバ(ハモンドオルガンもそうかな)などは電子装置で音を発振させ、その周波数を変えて音階を作り出す楽器です。
 こうして発生させた音の周波数は自由に連続的に変えることが出来ますから、ピアノなどと違って、決まった音階だけでなく、連続した音の変化が得られることから、バイオリンやチェロなどのような弦楽器風の音色を出させることもできますが、それだけでは演奏しにくいことから、ピアノ式に倣った白鍵と黒鍵を持った鍵盤にしてあります。

 それでも音色を選べばかなり広く種々の楽器に似た音色を出させることができますので、そういった意味からいえば、ピアノとはまた違った複雑で独特の多重音質によるなかなか雰囲気を持った演奏を楽しめるものと言えます。

 もちろんこれらは電子装置の一種ですから、音量を調節したりイヤホーンで聞いたり、また、任意の調を鍵盤の位置で変えることなく、ただダイヤルひとつで切替えるといった芸当も出来ます。それに、多くはリズムマシンが内蔵されていたり、外から取り入れた音を音階として使えるなど、これはこれで楽しい楽器といえます。

 こうした電子楽器、ことにシンセサイザーなどが「キーボード」と呼ばれるのは、これらが電子装置の一種であることから、鍵盤のユニット(つまりキーボード)とアンプ、それにスピーカーなどを別個に揃えて、電線で接続して使っていた(いる)ことから出たもので、パソコンのキーボードとディスプレイ、ソーターなどがユニットで分かれているのと同じだからです。

 もちろんエレクトーンなどはすべてが一台にまとめられていますから、本来はキーボードというのはおかしいのですが、なにか習慣的にキーボードなんて言う人もいますね。そのほうがイマっぽいからかな。

 ピアノはピアノ、電子楽器は電子楽器、それぞれ演奏方法に違いがありますが、まずピアノで基礎を養っておけば、電子楽器には慣れやすいように思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

わかりよい回答ありがとうございます!
おかげで、かゆいところに手が届きました。

鍵盤ってホント、たくさんあるんですね。
アコーディオンの存在、わすれてました。f(^_^)

そうですよね。やはりピアノが基本ですよね。
教えていただいた事を頭に入れて、
いろいろ聞き比べてみようと思います!

お礼日時:2005/10/30 14:50

ピアノなどについては他の方が書いているので、キーボードとシンセサイザーの違いだけ。



一番大きな違いは、音色を自分で作れるかどうか、という点ですね。
シンセサイザーの場合、もともとその楽器に記憶させれている(=プリセット)の音を使って演奏することも多いのですが、音の波形などを編集して、独自の音を作り、それを記憶させることも可能なのです。
また、鍵盤楽器と同じ形になっているもののほか、「音源だけ」というタイプもあって、この場合、鍵盤のある他のシンセサイザーやコンピューターなどとつないでコントロールします。

これに対して、キーボードは、もともとその機械(楽器)に記憶されている音色しか出すことができません。

もっとも、プリセットの音色しか使わないでシンセサイザーを演奏している人も多いので、この点では、キーボードもシンセサイザーも大差がなくなってしまうのですが...
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。大変参考になりました!

キーボとシンセにそんな明確な格の違いがあったとは。。。
楽器も進化してるんですね。“音作り”って楽しそうな響きですね。

ってか、鍵盤がないシンセって見てみたいなぁ。
さぞかし楽器らしくないのでしょうなぁ。

お礼日時:2005/10/30 16:39

まず、ピアノはわかりますよね?


弦をハンマーで叩いて音を出す楽器です。
また、チェンバロという楽器もあります。
これはバロック音楽などで使われるもので、
鍵盤を押すとアクション部分が弦をひっかいて音を出します。ですから大きな音量は出ません。
電子ピアノは、電気によって音が出るピアノの形をしたものでしょう。
キーボードですが、シンセサイザーなどの鍵盤楽器の総称かと思います。
しかし、シンセサイザーの方が音源内部の音色数が多彩なのではないでしょうか?
また独自の音色を作成したりすることができるのではないでしょうか。
また、エレクトーンはヤマハの商標登録名です。
カワイや他のメーカーになるとドリマトーンなどと名称が変わります。
またヤマハの電子ピアノ製品の一部はクラビノーバという商標登録名があります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

すばやい回答、ありがとうございました!

エレクトーンって商品名だったんですね。はじめて知りました。
てっきりキーボードの2段構えバージョンのことだと。。。

ナゾが解けてすっきりしました。

お礼日時:2005/10/30 16:29

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!