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薬学部のものです。βラクタム系抗生物質は4員環が開環することにより作用すると習いました。
一方βラクタム耐性のうちβラクタマーゼはCN結合を加水分解して4員環を開環させることによりβラクタム剤を不活性化させるということなのですが、これでは作用するときと同じことをしているので耐性にならない気がします。なぜこれで耐性になるのかご存知の方教えてください。

A 回答 (3件)

はじめまして。



susej65535さんがおっしゃっているのはトランスペプチダーゼの一部をアシル化する過程のことですね。

その前に,[beta]ラクタム系抗生物質にあるL-Cys-D-Valの構造が,#1さんのおっしゃるようにD-Ala-D-Alaに立体的に類似しているために,L-Cys-D-Valの部分がトランスペプチダーゼの活性部位に結合するというところが肝要なのです。

すなわち,[beta]ラクタム環が開環してペニシラン酸になってしまうと,酵素に結合できないために,活性がないということなのです。

ちなみに,蛇足ですが,ネット上でギリシア文字は文字化けすることがあるので(機種依存文字)使用しないほうがベターだと思いますよ。

では,今後もお勉強頑張ってください。
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございます。開環すると言うのは阻害した後のことなんですね。習ったときに質問しておけばよかったです。ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/05 15:58

習ったのははどなたにですか?


助手ですか?助教授ですか?
βラクタム環が開環することにより効果を発揮するのは
大きな間違いですよ。
何故、「ペニシリンGがp.o投与が不可なのか?」
その辺をよく勉強して下さい。
p.oだけでなくi.mやi.vの意味もちゃんと理解して下さい。
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この回答へのお礼

現在教授の先生です。p.oとi.vの意味は知っていますがi.mの意味は知りません。intermediate metabolizerのことでしょうか?どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/11/05 16:04

当方薬剤師です。


卒業して4年になります。違っていたら済みません。

「ペニシリンGはPBP(ペプチドグリカン合成酵素)の作用を
阻害する。これはペプチドグリカンの合成酵素の構造に
アラニル-アラニン構造があり、ペニシリンGはこの構造に
競合拮抗するため」と、こんな風に習いました。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。思い出してみるとPBPに結合するとも習いました。

お礼日時:2005/11/05 15:55

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