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薬学が6年制になりました。薬剤師の方、又、薬剤師でない方も、これをどう思いますか?

私には先走り過ぎているようにしか見えません。もし、薬剤師にも少しの処方権が与えられるようになる、というのならわかるのですが。

6年制になり、何が変わるのでしょうか?今までと変わらない業務のままでの、6年制には私は反対なのですが・・・

A 回答 (6件)

6年制への移行はあまりないように感じます。

実際、薬学部は他の医療系に比べればまだ授業数に余裕があったり、休みが長かったり(国立は他学部と同じですが)するので知識を増やすことは今のままでも授業体制をかえれば可能だと思います。それに大学が2年延びたからと言って、臨床で使える知識が増えるかと言うことには疑問があります。大学を早めに卒業して実際に働きながら学ぶ方が臨床能力を身につけやすいと思います。やはり臨床能力は机の上だけでは身に付きにくいものです。また6年制になると企業への就職がしにくくなり、将来の選択肢が減るのではないかとも思います。また、6年制になることで薬剤師の仕事や地位が変わるかと言ったらあまり変わらないと思います。アメリカとは大学の体制や社会的に違いますし。今の医療の現場ではやはり医師の権限が強くなかなか薬剤師は入っていけないように思います。駄文ながら以上が私の見解です。
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この回答へのお礼

薬学部は、他の医療系に比べたら、余裕あるんですか!?厳しいほうだと思ってたんですが・・・。言われてみると確かに休みは長いですね。

しかし、「今の医療の現場ではやはり医師の権限が強くなかなか薬剤師は入っていけないように思います。」という点。私も全くの同意見です。

ありがとうございました。又、他に考えあるようでしたら聞かせてください。

お礼日時:2005/11/17 23:23

 no-no-planさん こんばんは



 私は、6年制と4年制の併設は良い事だと思います。薬学部に進学する人の全てが薬剤師としての資格を必要としていません。例えば、東大・京大等の旧帝大では、私が国家試験に合格した当時で50%満たない合格率でした。これは間違ってもおバカな人が多くて合格できないと言うのと違うわけです。少なくとも私が卒業した超三流薬科大学より数倍利口な人しかいません。それでも合格率が低いのは、薬剤師としての資格を必要としていないからなんです。そう言う人たちの薬科大学入学の目的は、厚生労働省等の国家公務員第一種になることで、悪くても研究所の研究員や大学の助手から将来は大学教授と言う道を歩みたいと言う人たちなんです。つまり、実際に医療の現場で働くつもりが無くて薬学としての知識を習得に薬科大学に通って来ているだけなんです。そう言う人たちには、病院実習を経験し実際の薬局での調剤の現場を経験する事なんて必要ないわけです。一部にはこの様な需用のある薬科大学ですから、そう言う需用を考えると4年制も有りだと私は思います。

 実際の医療の現場では、私が経営している小さな小さな街場の薬局にだって例えば在宅医療としてのお薬のお届けの処方箋が回ってきます。その時にどう患者さんと接するかと言う薬剤師の立場からの係り方等色々な勉強しなければならない事が増えて来ています。また、薬局店頭で白衣を着ていれば、お客様(患者さん)は薬剤師として薬のプロとして何でも知っているものだと勝手な解釈をします。例えば私の薬局みたいに売上の半分が漢方薬と言う薬局の場合、「この質問は薬剤師の範疇外だよ。医師に聞けよ」と思うような内容のことまで質問される場合があります。例えば卒業したての薬剤師さんにだって質問されてきます。と言う現状を考えると、実際の医療現場で働く為の知識としては、4年制だけでは足らないんです。
 今までの4年制では漢方と言っても単純な生薬の話しか習わず、漢方の基本の実証・虚証の見極めとか五行説とはと言う具体的な話は一切勉強しませんでした。もし本気に漢方を目指す人は、卒業後ご自身で勉強するしかなかったわけです。そう言う事を考えても、現在有る意味での漢方ブームと言われている時代に即した勉強すら出来ないのが実情なんです。

 以上色々ごたくを並べた感が有りますが、今の医療に即した知識・医師に信用されるしっかりした知識を持った薬剤師 を教育する為には4年制では時間が足らな過ぎるんです。以上の意味合いで6年制は私は歓迎します。

 世間では、薬学教育が6年制になっても、卒業して実際にやる仕事内容は変わらないんだから4年制で十分だ と言う意見も有ります。本当にそうなのでしょうか???確かに卒業後の仕事内容は、6年制になったからって即変わるわけでは有りません。変わるにはそれ相応な年月が掛かるでしょう。しかし、6年制になったことで、少しでも現在の医療の事を理解して医師と対等に話せる知識レベルを持った薬剤師が増えて来る事で、医療全体が薬剤師を認め仕事内容が変わって来るんだろうと考えています。ですから、即仕事内容が変わらなくても、将来の薬剤師像を変えてくれるであろうしっかり勉強した人材が増えることは、6年制になる事で考えられる事ですから私は6年制は歓迎です。

 #2さんの言われる通り、「女子排除」と言う意味合いも言われています。それはあんまり関係ない事だと思います。結婚等の年齢のことを考えると6年通うのは??と思う女性もいるでしょう。それは人それぞれの考え方だと思いますよ。同様に男性だって6年制は???と考える人だっていて当たり前です。
 数年前、ドラックストアーでの薬剤師の人数不足がささやかれました。実際には20万人(でしたっけ??)いる薬剤師ですが、その半数は女性で女性の大多数は実際の実務に従事してない言わば「タンスに資格をしまいこんだ薬剤師」なわけです。だからそう言うタンスにしまいこんだ資格者は要らない的な発想の「女子排除」的な考えは良くないと思います。実際に医療の現場で資格を生かしてない女子薬剤師さんの中にも、実生活の中で薬剤師として学校で勉強した知識を生かしている方だって沢山いる訳です。例えば茨城県の霞ヶ浦の水質汚染を発見したのも、そう言うタンスに資格をしまいこんだ薬剤師さんな訳です。ですから、結果的にはどうあれ「女子排除」のための6年制と考えるのはどうかと思います。

 色々記載しましたが、私なりの意見を書かせて頂きました。 
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この回答へのお礼

またまた、ご意見ありがとうございます。
今回は、ドラックストアーでの薬剤師の人数不足がささやかれました。という点について、少し自分なりの考えを述べてみたいと思います。
6年制になったら、ますますこの傾向は助長されるのではないでしょうか?4年生の現在でも、DSを離職する人のほとんどは「薬剤師の仕事ではない!」と言っています。
6年制になったら、ますますDSは薬剤師離れになって困ることになるのではないでしょうか?

お礼日時:2005/11/17 23:20

地方国立大薬学部3回生です。


これはアメリカ型への移行ではないでしょうか?アメリカでは薬学部を卒業した人はほぼ薬剤師になります。アメリカにおいては臨床薬学の専門教育を受けている薬剤師は尊敬される職業で医師を押しのけて1位となっています。
一方、日本ではこれまで薬学の卒業者の進路はさまざまであり製薬企業の研究者も薬学卒業者が多いです。これは世界でも特殊な方だと聞きます。
そのためアメリカのように薬学部の卒業生はほぼ薬剤師にするような制度が6年制なのでしょう。しかし、業務はすぐには変わらないと思います。長い年月をかけて医師に信頼されるまでは。
4年制を残したのは、やはりここは日本であり研究者も薬学卒業生から出したいからと、大学の研究のためだと思います。実際、一昨年の段階でも、6年制では研究ができなくなる、といって、国立大学はすべてが反対でした。ある地方国立大を除いてね。
4年制の学力レベルは地方国立大では低下する可能性はありますが旧帝大ではありえないとおもいなす。東大や京大は9割が4年制ですしね。
なお、これらは大学での授業などで聞いた話をまとめたものです。
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この回答へのお礼

国立大からの回答、ありがとうございました。
大変、参考になりました!

お礼日時:2005/11/17 23:06

6年制への移行の結果,今の受験生の状況はというと,どうせ6年かかるなら医学部に行ったほうがマシだということで,各予備校では,成績の良い女学生が医学部受験コースに流れ,成績の悪い男子学生が薬学部受験コースに集まっているそうです。


ということで,No.2さんが仰るような「女子排除」が別の意味で達成される(?)ことになりそうです。

旧国立大学の多くは4年制コースと6年制コースを併設するようですが,果たして薬剤師免許が取れない4年制コースにいったい何のメリットがあるのでしょうか(医薬品販売士の資格が創設されれば話は別?)。
結局,薬学部の4年制コースは(差別するつもりはありませんが)理学部や工学部並みに学力レベルが低い学科となってしまうのでしょう。
となれば薬学部のステイタスもどこへやら…??
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この回答へのお礼

私も、今年の受験状況が非常に気になっています。薬学部の倍率はどうなるのかと・・・

薬剤師地位向上の目的が、逆になってしまいそうな気がします。

お礼日時:2005/11/17 23:05

結論から言うと、私は反対です。


延長された2年間で臨床的な知識や実習に力を入れる、とか言われていますが、薬剤師の業務は臨床だけではないです。逆に、製薬企業への就職はかえって難しくなったのでは? 「将来は薬の開発にたずさわりたい!と希望する人は、薬学部を避けて、医学部か獣医学部に進むようになったりして…

薬学部6年制自体は、20年以上前から言われていたそうで、主な目的は「女子排除」だったとか。
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この回答へのお礼

「女子排除」ですか!そんな目的があったとは・・・

なんか情けないですね

お礼日時:2005/11/17 23:03

6年制は地位の向上とかいう事なのでしょうが、中身が・・・・。



歯科も昔は医師の仲間に入れてもらえなかった(今もソウですが)のが6年制にして、少しは近づいてきたって事からなんでしょうが、そんなに遣ること有るのかな・・・って感じです。

医大の場合は専門過程の4年では不足で、基礎に半年位食い込んできていても不足で、朝から晩までギッシリと授業・実習が入っていますが、
薬学部は毎日の授業も短いし(医大と比べて)、休みも多いし・・・・、4年で十分だと思います。

確かに内容は難しいけど・・・私は・・・元々文系の高校から文系の大学に行ってから、三度目が医学部でしたから、物理と薬学が一番のネックでしたから・・・・でも、日本では理系コースが有るし、基礎から遣ってきた人にはそんな難しい内容とも思えませんから・・・・・4年で十分だと思います。
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この回答へのお礼

ですよね!4年で充分ですよね。私も全く同意見です。

お礼日時:2005/11/17 23:02

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