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∂/∂x がr,θ,φを用いた極座標表示で

∂   ∂r ∂   ∂θ ∂   ∂φ ∂
--- = --- --- + --- --- + --- ---
∂x   ∂x ∂r  ∂x ∂θ  ∂x ∂φ

と表されるのは何故なんですか?

ここで x=rsinθcosθ
    y=rsinθsinφ
    z=rcosθ     という関係が結ばれています。

A 回答 (4件)

zはr,θの関数


rはx,yの関数
θはx,yの関数

とします。それぞれの全微分は
dz = (∂z/∂r) dr + (∂z/∂θ) dθ …(1)
dr = (∂r/∂x) dx + (∂r/∂y)dy …(2)
dθ = (∂θ/∂x) dx + (∂θ/∂y)dy …(3)

になりますが、ここまではよいでしょうか?もし不明でしたら
全微分を復習してみてください。
さて、(1)式に(2),(3)を代入すると、
dz = (∂z/∂r){(∂r/∂x) dx + (∂r/∂y)dy}
+ (∂z/∂θ){(∂θ/∂x) dx + (∂θ/∂y)dy}

ですが、変形して、
dz = {(∂z/∂r)(∂r/∂x)+(∂z/∂θ)(∂θ/∂x)}dx
+ {(∂z/∂r)(∂r/∂y)+(∂z/∂θ)(∂θ/∂y)}dy …(4)

ところが、zをx,yの関数と見ますと全微分は次のように書けます。
dz = (∂z/∂x) dx + (∂z/∂y)dy …(5)

(4)と(5)は等しいはずですから、次の2つの式が得られます。
∂z/∂x = (∂z/∂r)(∂r/∂x)+(∂z/∂θ)(∂θ/∂x) …(6)
∂z/∂y = (∂z/∂r)(∂r/∂y)+(∂z/∂θ)(∂θ/∂y) …(7)

さて、(6)と(7)のz を消してみてください。
求めるものが見えてきましたか?

この回答への補足

回答ありがとうございます。
求めるものが見えてきました。
が、これはrがx,yのみによる関数の場合ですよね??
僕の質問ではdrの全微分(2)式に (∂r/∂z)dzを加えればよいのでしょうか?? 

補足日時:2005/12/01 20:42
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>が、これはrがx,yのみによる関数の場合ですよね??


>僕の質問ではdrの全微分(2)式に (∂r/∂z)dzを加え
>ればよいのでしょうか?? 

はい、その通りです。rがx,y,zの関数として式を
書くと、とても長ったらしくなるので x,y のとき
だけを書きました。考え方は全く同じなので
もう大丈夫そうですね。

この回答への補足

そうですか。
わかりました!
ありがとうございました!

補足日時:2005/12/02 22:34
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関数関係のことだけと思いますが。



x,y,zは、それぞれ、r,θ,φの関数で、
 x=rsinθcosφ
 y=rsinθsinφ
 z=rcosθ 
です。

それならば、逆に、r,θ,φは、それぞれ、x,y,zの関数です。
即ち、
 r=R(x,y,z)
 θ=Θ(x,y,z)
 φ=Φ(x,y,z)

任意の関数f(x,y,z)は、
f(x,y,z)=g(r,θ,φ)となり、
f(x,y,z)=g(R(x,y,z),Θ(x,y,z),Φ(x,y,z))です。
つまり、関数fは、関数gであり、
gは、r,θ,φの関数であり、
そのr,θ,φは、それぞれ、x,y,zの関数です。

従って、演算子の展開は、関数の関数の微分などの展開をして、提示のものになります。
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まず、間違い指摘・・・


x=rsinθcosφ
です。

∂/∂xの意味は、y,z方向には動かさないでx方向に微小に動かすってことですよね。
デカルト座標でx方向だけに動かしたと思っても
極座標でみればr,θ,φの全ての方向に動いていることになります。
これはx=rsinθcosφという式を見れば、xは極座標の3つの文字の関数になっているとわかるでしょう。

この回答への補足

間違いの指摘、有難うございます。
そうですね^^
おっしゃるとおりだと思います。

補足日時:2005/12/01 20:45
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