プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

最近、ジョンレノンの「らりるれレノン」という本を呼んで、
ナンセンスな詩や絵に興味を持ちました

それで、ナンセンスな感じの詩や絵、文章を探しているのですが、なにかお勧めのものはないでしょうか?

外国のものでもかまいませんが、
その場合、日本語と原文両方のっているのがいいです

お願いします

A 回答 (3件)

はじめまして。



タイトルそのまま、エドワード・リアの「ナンセンスの絵本」はいかがですか?

私が持っているのは、河出書房新社版の、絵本体裁のものですが、今は岩波文庫版だけしか新刊書店では流通していないようですね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4003228 …

でも、この文庫版も、原画及び原詩、そして訳詩を全て収録しているようです。

ご参考になれば幸いです。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4003228 …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

返事ありがとうございます

ページ見させてもらいましたが、
なかなかおもしろそうな本でした
いい情報ありがとうございます

まだ教えていただける方がいましたら、お願いします

お礼日時:2005/12/02 18:40

ナンセンス詩自体は古くからありますが、詩の中でも作るのが特に難しいジャンルになるかと思います。

われわれの脳細胞は無意味であることに耐えられず、どうしても物事に意味を見出そうとするからでしょう。

そんな中にあって、一貫してナンセンス、言葉遊びに徹している貴重なお一人が藤富保男氏です。『鍵られた部屋』『正確な曖昧』『言語の面積』など詩集の題名を見ただけでも、その傾向がうかがえるかと思います。思潮社刊「現代詩文庫57 藤富保男詩集」でその大部分を読むことができます。

また、平田俊子氏は、擬似寓話というか、寓話であることをよそおいながら異化・無化・言葉遊戯化させてしまう名手で、同じく「現代詩文庫158 平田俊子詩集」で主だったところに触れることができます。2004年の最新詩集の名は『詩七日』(思潮社刊)で、これはもちろん「詩なのか?」のもじりなのですが、立派に萩原朔太郎賞を受賞しています。

長谷部奈美江氏もこの系統に属する詩人かと思われます。彼女の詩は魅力的だがわからないという人たちに、自らも詩人であり優れた詩の評論者でもある北川透氏は「遊園地に現れたUFOである」と思いなさいと解説しています。『もしくは、リンドバーグの畑』『セプテンバー・トレイン』(ともに思潮社刊)など少なくとも三冊の詩集が編まれています。

そういえば谷川俊太郎氏は『21』『ことばあそびうた』『どきん』などの詩集で盛んに言葉と戯れていました。
マザー・グース(ナーサリー・ライム)の翻訳者でもありましたね。あのイギリスの童謡自体がナンセンスの宝庫ではないでしょうか。

ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』は物語が夢だったり、鏡の世界であったりと現実を無化させるナンセンスそのものであると言えそうです。キャロルにはもうひとつ『スナーク狩り』があります。スナークとはスネーク(蛇)とシャーク(鱶)の合成語。『ルイス・キャロル詩集 不思議の国の言葉たち』(ちくま文庫)でどうぞ、と言いたいのですが、現在手に入らないみたい。図書館をご利用ください。

あとはNo.1さんお書きのエドワード・リア、モルゲンシュテルンなどが有名と思うのですが、後者のほうはこれといった本を知りません。種村季弘氏に『ナンセンス詩人の肖像』(ちくま学芸文庫)という本があって、この中にかなり詳しいものの、これも図書館で探すしかなさそうです。

せっかく「絵」カテなので、絵のほうもしたかったのですが、詳しくないし思いつかないし、そのため回答を躊躇していました。それで提案なのですが、ダダイスムの画家たちに当たられてはいかが。
布地に当てるところに鋲を打った、実用に供さないアイロンのオブジェを提示するマン・レイ。およそ何も生産しそうにない「皮肉な機械」をせっせと描くピカビア。「偶然の法則」に身を委ねるアルプなど。それはすぐさま「黒い笑い」のシュルレアリスム、あるいは男性用便器に「泉」と題したマルセル・デュシャンたちへと引き継がれてゆく精神でしょう。そのあたりの画集など開いてみてはいかがかと思いました。

少し横へズレてしまった感がありますが、参考になるところあれば幸いです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

返信遅れてすみません

たくさんの情報ありがとうございます
たいへん参考になりました

お礼日時:2005/12/13 19:28

どうもこんにちは!


ノンセンスではずせないのはやはり、すでに挙がっている
ルイス・キャロルの作品「不思議の国」「鏡の国」
のアリス物語でしょう。
ちょっと変わった(以外な)ところでは、ウィリアム・ブレイクという
詩人の作品のいくつかにノンセンスが見つかります。
詳しくは覚えていないのですが(すみません;)
「ノーボダディに捧げる」という詩がとてもおもしろかったと記憶しています。
ブレイクの詩はほとんど絵とセットになっています。

ノンセンスを深くつっこんで調べてみたい!という
のならエリザベス・シューエルの『ノンセンスの領域』
という本がおすすめです。

絵なら、ノンセンスのジャンルに入るのか分かりませんが
ベルギーのシュールレアリスム画家、ルネ・マグリット
の作品がおもしろいですよ。
ぜひごらんになってみてください。
鳥の絵は有名なのでもしかしたら見覚えがあるかも
しれません。
http://www.fantasy.fromc.com/art/magritte.shtml
    • good
    • 0
この回答へのお礼

貴重な情報ありがとうございます

URLの方見させてもらいましたが、
鳥の絵には見覚えがありました
意外と身近にあるものですね

それと、知りたかった情報は十分集まったので、
これで質問を打ちきりたいと思います

回答してくださった方々、ありがとうございました

お礼日時:2005/12/15 16:05

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!