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表記テレビに関して、下記のような認識を持っています。
【アナログ放送】
電波の干渉・遅延受信によりゴースト・遅延放映が発生する
【地上デジタル放送】
一定レベル以上のデジタル信号受信時に、信号復元と同時にノイズ信号を除去する
これにより、ゴースト等を発生をほぼ無くすことができる

上記地上デジタル放送文章に関して、質問いたします。
上記事項の認識自体間違っていましたら、ご指摘お願いいたします。

Q1.一定レベルの値はノイズ除去処理と関連があるのでしょうか?また、関連がある場合はその値はノイズ除去処理にどのように利用されているのでしょうか?
Q2.どのようなノイズ除去処理を行なえば、ゴースト現象を抑えることができるのでしょうか?簡単に之に関するデジタル信号処理について知りたいです。

以上、二点ご回答よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

 ご認識の仕方でほぼ良いのですが、さらに追加しておくことがあります。



 アナログでは、信号波形を変調して送り出し、受信信号波形を「忠実に」再生するため、極僅かな遅延波形があってもそれも再生してしまいます。それがゴーストとなります。

 一方、デジタルでは、信号を一旦数値列に置換え、その数値列を0-1の二値信号として送ります。受信側では受けた信号を、例えば、0.5未満は0として、0.5以上は1と判断して処理します。
 つまりこの場合は、雑音が0.5未満までは画像劣化が起こらない訳で、ゴーストや妨害波を受けたとしてもその値が、微弱な場合は影響を受けないということです。
 逆に、ノイズがその判定値(0.5)に影響するようになると、画像がぐちゃぐちゃになってしまいます。マラソン中継などで時々画像に穴が空いたり、飛んだりする状況がそれにあたります。
 この性質は、デジタル信号の基本的な性質と理解されればよろしいかと思います。

 なお、アナログ波形をデジタル信号に換えることを、「パルス符号変調PCM」と呼んでいます↓
http://www.infonet.co.jp/ueyama/ip/binary/pcm.html
http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2003/00136/ …
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この回答へのお礼

ご返答ありがとうございます
HP参考になりました

お礼日時:2006/01/05 21:42

基本認識について若干補足。



> 電波の干渉・遅延受信によりゴースト・遅延放映が発生する
直接波と建物等の反射により遅延する波の干渉によりゴーストが発生。

Q1:デジタル全般について言えることですが0か1かつまりイエスかノーしかありません。
  例えば採決をしたとき49%の高さまで手を上げた人はノー、
  51%の高さに手を上げた人はイエスとみなされます。
  これが一定レベルでノイズ除去ということです。

Q2:ゴーストは基本的に直接波よりも弱いです。Q1の原理を使えば
完全なゴースト除去ができます。

ちなみにアナログでのゴースト除去は同期信号の遅延時間と強さ、反転状態を見て
それを打ち消す信号を内部で作り出すという複雑なことをしています。
デジタルでは検波そのものがゴースト除去を自動的にやってくれるのです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
参考になりました

お礼日時:2006/01/05 21:42

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