プロが教えるわが家の防犯対策術!

 数年来のラグビーファン(観戦のみ)のくせに、いまだによく理解できないのが、スクラムの意味です。
 ラグビーというのは、前に進むことを第一の目的とするスポーツということは理解できるのですが、全長100mくらいのグランドにおいて、わずか数mを押した(押された)ところで、それほど大きな影響はないのではないでしょうか。
 スクラムが相手チームより圧倒的に弱い場合でも、スクラムを組んだ瞬間(押される間もなく)にボールを出すようにすれば、ダメージは少ないと思うのですが・・・。

A 回答 (2件)

スクラムが押されると、まず、ブレイク後の展開が出来ません、押されているスクラムでは、三列がスクラムを支えなくてはならず、機動力が大幅に落ちます。

また、一列、二列のブレイク後のサポートも遅れます、下がりながらブレイクするのと、押しながらブレイクする差ですね。
ディフェンスでも同様で、スクラムサイドが甘くなります。
ゲインラインを切った切らないと同じようなことが起こっているのです。

まあ、何よりも、スクラムを押されるとフォワードには「わっ、やべえなあ」という気持ちが生じて、すべての出足に影響(「スクラムやだなあ」ですね)するというのが一番勝負には大きいでしょうね。押されてるときにバックスが簡単なノックオンをしたりすると殺意がわきますよ。

クイックヒールアウトは確かに有効ですが、この場合、その後の選択肢が非常に狭くなります。まず、三列、ハーフからのアタックは困難なので、バックラインまでボールが下がります。そこに、勢いをつけた相手三列やラインが殺到してくるのですから、攻撃の余裕も無くなります。しつかりスクラムでボールをキープできれば、攻撃の選択肢は数倍になるでしょう。

なお、現在は、スクラムはクランチ(味方同士で組んでかがむ)、ホールド(その状態で静止して対峙)、エンゲージ(組み合う)の三段階で組み(高校はホールドとエンゲージの間に手で相手をつかむタッチが入る)、しっかりバインドしていることをレフェリーが確認してのボールインですから、組んだ瞬間に入れてというのはなかなかに困難です。
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この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございます。
 下がりながらブレイクするのと、押しながらブレイクするのでは、大変な差があるということが分かりました。
 フォワードにとっては、「スクラムは押されてるけど、他でカバーするからいいや」という気持ちにはなかなかならないんですね。
 また、スクラムをキープすることが、攻撃の選択肢の幅を広げるということも、よく分かりました。

お礼日時:2006/02/04 23:56

こんばんは。

私も最初同じようなことを思っていました。
スクラムからすぐにボールを出せばいいのではと。

スクラムでボールをキープする訳は前に進むことのほか、
ボールをいつバックスに出すかのタイミングを計る戦術もあります。

すぐにボールをスクラムからかき出してしまうと、
相手にボールの出所をすぐに読まれてしまい、
相手からの早いプレッシャーに合ってしまいます。

そういう点でスクラムハーフがスクラムからボールを出すタイミング
フッカーのスクラムでのボールを足でかくタイミングや位置が大切で
相手を惑わすことが意味となるのです。

あまり上手く説明できなくて申し訳ありません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
スクラムは前に進むのだけが目的ではないんですね。
バックスに出すタイミングを計るには、スクラムで耐える必要があるということですね。

お礼日時:2006/02/04 23:50

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