No.5ベストアンサー
- 回答日時:
井上靖 「北国」
こころを動かされた小説をあげろ、といわれれば苦もなく、いくつも列挙することができる。でも、おなじことを詩について問われたとすると、とたんに、道に迷ったようにきょとんとしてしまう。
いい詩だな、くらいはわかる。でもそれ以上はわからない。
「がさつな性分だから、詩の繊細さは荷がかちすぎてるんだ」といささか卑下しておりました。
そんなわたしが、感動してしまったんですね。この詩集に。
うれしかったなあ。詩にも感動できるんだ!
詩の力、に目を剥くおもい。だって、小説以上の感動だったんですから。
散文詩です。
私も詩は学校の授業ぐらいでしか読んだ事がないので
全然わからないんですが、ぜひ読んでみたいと思います!
ありがとうございました!!
No.10
- 回答日時:
こんにちは。
私もあまり詩ばっかり読みませんが
谷川俊太郎さんの「黄金の魚」、「愛」、「生きる」が良かったです。
「愛」は本屋で立ち読みしてそのまま泣いてしまったのを覚えています。
また、CDですが『家族の肖像』という谷川賢作さん(息子さん)との
コラボの作品があり、その中の「夕焼け」という詩もよいですよ。
それから覚和歌子さん。
千と千尋の神隠しのテーマソングで有名な
「いつも何度でも」は何度聴いても本当にすばらしい詩だと涙が出てしまいます。
詩と散文の中間のような作品をお書きになっていますが、
『ゼロになるからだ』という詩集の「拝啓 陶芸家様」という作品も
心に響いて泣けてしまいます。
それから高橋佳子さんの「千年の風」という詩集も
多くの詩が載っていて、そのときそのときの自分を励ましてくれます。
言葉の力、言霊を感じさせる人です。
ご参考になれば・・・。
No.9
- 回答日時:
お好みに合うかどうか、わからないのですが。
高村光太郎の智恵子抄が好きです。
「樹下の二人」「あどけない話」「風にのる智恵子」「レモン哀歌」
吉野弘さんも心の中に何かがしみじみと広がっていきます。
「I was born」「夕焼け」
石垣りんさんは淡々とした言葉が力強くてすてきです。
「表札」「儀式」
山之口漠さんは読んでいると隣に獏さんがいるような気分になります。
「頭をかかえる宇宙人」「告別式」
茨木のり子さんも。他の方も書かれてますが、
「みずうみ」とかも。
三好達治さんの
「雪」
2行だからすぐ覚えられちゃうくらいなんですが、読み終わりたくないんですよね。
詩ってよくわからないものも多いんですけど、これいいなぁ、っていうものに出会うとすごくうれしいですよね。
好きな詩を見つけてたっぷり楽しんでください。
No.7
- 回答日時:
私も詩はあまり読みません。
が、宮沢賢治の「永訣の朝」は読んだ時にボロボロッと涙を流してしまいました。
宮沢賢治の詩は他のものもすごく好きなので機会があればぜひ読んでみてください(^^)
参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4265040 …
No.6
- 回答日時:
川崎洋編集のアンソロジー「教科書の詩を読み直す」(ちくまプリマーブックス)「こころに詩をどうぞ」「ひととき詩をどうぞ」「すてきな詩をどうぞ」(ちくま文庫)はいい詩がてんこ盛りでお勧めです。
テーマごとに、季節の詩や別れの歌、戦争と平和など幅広く集められてきて、こんなに人々は詩を作ってきたのかと思わされます。川崎洋の解説も味があり、さらに詩を楽しませてくれますよ。
この中でも、長田弘「おいしい魚のつくりかた」は傑作。淡々とおいしい魚の作り方が羅列されるなかで、最後の段がどきりとさせます。
ちなみにこの川崎洋という人は、自分でも詩を作る傍ら、無名有名に関わらずいい詩を集め、紹介を続けてきた人です。はじめて詩の世界に触れる人には格好の入門書になるかも。
ではよい読書を。
ていねいにありがとうございます!
みなさんの回答だけでも、たくさんの詩があるんですね。
おいしい魚のつくりかた、気になります!ぜひ読んでみたいです。
No.3
- 回答日時:
茨城のり子「倚りかからず(よりかからず)」
御年80になろうとする人が、こんな若々しい詩を書くとは。しかもタイトルからも分かるとおり、「権威や肩書きや、そんなものに寄りかかるな!」です。彼女の詩は昔からそんなのが多いです。「自分の感受性くらい」とか。
詩に分類しても良いものとしては「若きウェルテルの悩み」もちろんゲーテ。手塚治虫の「火の鳥」未来編(だったかな?)で猿田博士が愛読していました。「わしも若い頃これを読んで力を沸き立たせたものじゃった」とか何とか。世界中の、あらゆる時代の若者が、今はもう亡くなったり老人となった昔の若者が、これを読んでともすればへこたれそうになる自分を力づけています。
No.2
- 回答日時:
No.1
- 回答日時:
ありがとうございます!!
「のはらうた」のかまきりの詩を中学生のころ
授業でやったのを思い出しました。
他のもぜひ読んでみたいです!
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