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森田療法について批判的な意見を聞きたいです。
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

私はどちらかといえば肯定的な意見を持っているという立場で回答をさせていただきますので、ご了承ください。



森田療法における問題点は、「何もしない」ことをいわば強制しそこから「自発的」に動き出す人間の本性を利用し、計画的に集団療法も取り入れながら緩やかな回復を目指すものであることはご存知かと思います。

私の観点では、
1.初期の「何もしない」状態が不安や焦りを生じさせ、神経症的症状を悪化させないかということ。
2.森田療法が適するかどうか判断するための基準があいまいなこと。
3.長期入院(が好ましい)故に問題は生じないのかということ。
4.森田療法の思想的なものはよく研究されているが、実践面で療法を行なう施設により技術的にかなりの力量差があるのではないかということ。また、それ故に森田療法の有効性が失われてはいないかということ。
をあげておきたいと思います。

もしかしたら観点が違うかもしれません。そのときは申し訳ないです。
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この回答へのお礼

観点は違っていません。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2002/02/05 07:38

 私は現在、神経症で森田療法と薬物療法を通院で受けています。

神経症は抑うつ神経症とちょっとパニック障害的なところがあります。
 ここに書きこみましたのは、先のNo.2の方の回答を読むと、森田療法では不安が増長されてしまうような印象を持たれるかもしれないと思ったからです。
 決してそんなことはありません。先の方は森田療法に詳しくないと断っておきながら、憶測で書かれているように思います。
 森田療法では、「あるがまま」(「なすがまま」ではありません)という言葉があります。大変含蓄のある言葉です。また、「はからい」という言葉もあります。この二つの言葉を使いどのように治療されるか説明してみます。

 森田療法では神経症の症状が発生するメカニズムを次のように説明しています。

 1つは「精神交互作用」といわれるもので、例えば偶然の機会に心悸亢進が起こると、これをきっかけに心臓に注意が向くようになり、注意を向ければ向けるほどその部位 の感覚が鋭敏となるのでさらに不安が増強し、心悸亢進を呼び起こすようになることをいいます。とくに心身の状態に不安を持つ(森田療法では「ヒポコンドリー性基調」と呼んでいます)神経質の人に起こりやすいとものです。このように注意と感覚との悪循環(「とらわれ」)が症状を固定し発展させる原因となるのです。
 
 もう1つは「思想の矛盾」といわれるもので、これは例えば何かの折に、人前で恥かしく感じたり赤面 したりするという自然な感情的反応を、本人は「ふがいない」と考え、恥かしがったり、赤面 したりしてはいけないと努めることです。そのため、かえって羞恥や赤面 にとらわれる結果になります。いわば不安や恐怖の感情を、知性をもって解決しようとするための矛盾といえます。

 森田療法の治療目標は症状とそれに伴う苦痛、不安を排除しようとする「はからいごと」をやめ、苦痛、不安をそのまま(「あるがまま」)に認め受け入れる心的態度を養成することにあります。それとともに「生の欲望」(よりよく生きようとする人間本来の欲望)を自覚させ、それを建設的な行動に発展していくようにすることです。

 このように、決して、強迫行為などを増長させている、治療法ではないことを知ってもらいたいです。私に、この療法を紹介してくれた知人を含め、多くの人が神経症という大変辛い病気から救われています。

 なぜ、森田療法の批判を求められたかはわかりませんが、もし、神経症者特有の完全主義から、完全なものを求めようとされているのであれば、そのような完全欲が強いことを森田療法では日記療法などで、悟ることになります。世の中に、自分にとって完全なものはありません。しかし、より良いものを求めようとするのが人間です。ただし、それにも限度があります。妥協しなければならないこともあり、自分と折り合いをつけねば、前に進みません。神経症者はこういったことを苦手としており、私も苦手です。苦手であることを認めたことは、私にとっては、進歩だと主治医から言われました。

 最後に、森田療法は誰にとっても完全に良い療法ではありませんが、試してみるには価値ある療法だと自信を持って言えます。自分の生き方を考え直させてくれました。
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この回答へのお礼

私はこころの病気が原因で学校をやすみがちだったのですが、森田療法の本を読んで、あるがままの精神を持って学校に行けるようになりました。
ところが毎日学校に行くたびに日に日に症状が悪化していき、それで批判的な意見を聞きたいと思ったのです。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2002/02/05 07:42

 わたしは神経症をかなり回復したものですが、わたしの場合行動療法でなおしました。


 ですから森田療法には詳しくないので、反論とまではいきませんが、参考意見までに。
 もし、森田療法にある「なすがまま」(でしたっけ)という言葉にしたがい、強迫行為を思う存分してるのでしたら、神経症は悪化する場合が多いでしょう。
 なぜなら、強迫神経症、いわゆる強迫性障害は、脳の回路の異常により、不安信号が繰り返されるわけですから、思う存分強迫行為を繰り返しますと、回路がますます固定されるからです。
 「強迫性障害」「行動療法」で検索しますと、療法の違いがよくわかります。
 わたしも強迫性障害のページで相談をうけてますが、アドレスを書くと違反になりますので、よかったら見つけてください。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。

お礼日時:2002/02/05 07:37

森田療法のさんぷるはたしか.軍人で戦争で原因不明の疾病をうったええた人々だと記憶しています。



当時の38式歩兵中は.鉛弾をそのまま発射するもので.かなりの鉛ひゅーむが発生します。鉛ヒュームが体内に入って鉛濃度が上昇し始めるまで約半年が必要であり.鉛中毒として検出されることはないでしょう(神経と鉛の話しがはっきりしてきたのは昭和40年代以降)。患者を幽閉して.鉛からとうざけているのですから.原因が鉛神経炎であった場合には.時間と共に回復します。つまり.鉛神経炎の患者を鉛からとうざけていたので自然回復したと.解釈できます。

あるいは.水銀中毒(起爆剤)か砒素(鉛を固くするために添加)だったのかもしれません。
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この回答へのお礼

すみません。私の知りたい森田療法とは少し違うようです。
私が知りたいのは森田正馬さんが始められた神経症の治療方法のことです。
どうもすみませんでした。
ありがとうございました。

お礼日時:2002/02/04 07:27

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