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島に住んでおり、水の硬度が非常に高いのですが、これを毎日飲んでいると結石が出来る可能性は高いでしょうか?

ネットで調べても、硬水を飲むと結石になりやすい、というものと、却って結石になり難い、という正反対の意見があります。
実際のところ、どちらが正しいのでしょうか?

また、沸かした程度で硬度はそんなに落とせるものなのでしょうか?

A 回答 (1件)

過去には、カルシウムの過剰摂取は尿路結石の原因になると言われていたことがありましたが、


現在では、リスクにはならず、むしろ予防や治療に有効であるとの考え方が主流のようです。

尿路結石のおよそ8割はシュウ酸カルシウムで、食生活では蓚酸摂取がリスク要因になります。
この時同時にカルシウムも摂取していると、消化管内で水に不溶のシュウ酸カルシウムが形成されシュウ酸の吸収が妨げられますので、シュウ酸結石の予防になるとされています。

結石には尿酸が尿管に析出する尿酸結石もありますが、これは尿が酸性になると生じやすくなります。(尿酸が析出しやすくなる)
ですから、カリウムやカルシウムを多く摂取することは、体のpHの恒常性を保つために尿がアルカリ性にすることになり(尿でアルカリを排出する)、尿酸結石(や痛風)の予防・治療に有効とされています。

ただし、MAP(リン酸マグネシウム・アンモニウム)の結石の場合は、アルカリ性でむしろ生じやすく、こちらに関してはリスク要因になります。

煮沸で硬度が落ちるのは、炭酸を追い出すことで炭酸カルシウムとして溶存しているものが、酸化物となって沈殿するためです。(やかんにこびり付く水垢ですね)
ただ、塩酸塩や硫酸塩として溶存しているものまでは沈殿しませんので、完全に軟水になるわけではありません。
http://www.live-science.com/honkan/theory/kousui …

参考URL:http://hobab.fc2web.com/sub4-nyourokesseki.htm
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この回答へのお礼

早速のお返事有り難うございました。

昨日から、URL先のページを読んでいました。
なるほど、現時点で専門家の間では、カルシウムの摂取がむしろ有効という事なんですね。

しかし、尿のpHを酸性にしても、アルカリ性にしても結石を生ずる可能性があるというのは、困りますね。
現在は煮沸で硬度を落しているのですが、「その煮沸で分離沈殿しやすい炭酸塩が、結石予防に一番重要だった!」なんてことにならなければいいのですが。

身体検査で尿管結石の疑いと言われたもので、硬水の井戸水を常飲しているため、RO浄水器を取り付けようか、どうしようか、悩んでいた所でした。

有り難うございました。

お礼日時:2006/05/20 13:33

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