プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

 私は映画を見るとき、上下が切れている(左右の画面があるもの)でないとがっかりします。

良くレンタルビデオ店にも通うのですけれど、特に最近のビデオでは(映画板の)画面のセンターを
拡大してテレビサイズにしているモノが多いんですよ。
 拡大率(左右の省き率)が大きく一番がっかりしたのは、平成STARWARSの1と2でした。
人物ばかりが大きく、映画を見ていると言うよりはテレビシリーズを見ているような気分になるからです。

レンタル専用ではなく“販売されているもの”はちゃんとシネサイズなのでしょうか?
またなにゆえビデオでもテレビサイズに編集されているのでしょう??
(テレビサイズの存在価値って?)

最近DVDを購入しました。DVDではなぜか全部シネサイズになってて感動しています。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

最近のレンタルビデオというのは、本当にVHSビデオということなんですよね?



最近はビデオは見なくて、DVDばかりなのでわからないですが、まだDVDがない頃は、2種類のフォーマットのビデオがありましたね。通常版(パンスキャン)とレターボックス版というものです。
通常版はパンスキャン(またはサイドクロップ)といって、ワイドスクリーンの映画サイズから4:3の比率で主要な部分を切り取る方法です。これは実際に映画監督が指示する場合もあります。
レターボックスというのは、上下に黒い帯をいれてワイドスクリーンの画像をすべて表示できるようにしたものです。

パンスキャンは、TVで映画を放送する場合、ワイドスクリーンを表示できないので生まれた手法です。昔のテレビは今のような大画面サイズがなかったので、レターボックスだと画像が小さくなってしまい、見難かったんですね。それで、部分的に切り出したものを放送したわけです。

DVDには、ハイビジョンサイズの映像ががテレビサイズに圧縮(スクィーズ)されて収録されています。ですから、もともとワイドスクリーン仕様なわけなんですよ。

そうですかあ、最近のレンタルVHSもパンスキャンなんですか。。。販売しているものなら、レターボックス版というのを探せばあるかもしれませんね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
そーですかあ。最近のレンタル店のモノはレンタル専用とありますよね。
ひょっとして一昔前のビデオは“レンタル専用”ではなく“販売用レターボックス板”をレンタル店が置いていたのかも知れないです。
昔は安心して借りていましたが、DVDを購入する前は、最近では賭けでした。
思い出したのですが、1つ前のビデオがあまりお利口じゃなくて、バンスキャン板ですと、字幕が切れることがあったのです。
あ、これだ。これがトラウマになっていたんだぁ。

お礼日時:2006/06/08 00:43

現在のようにワイドテレビが普及した状況ではテレビサイズで観ることに違和感を覚えるのは映画ファンだったら当然のことです。

やたら人物ばかり拡大され背景が全く見えない代物も多いですし、映画の持つイメージを大きく損なうことはいがめません。黒澤明監督が絶対にテレビサイズで放送するのを禁じた(ワイドテレビの無い時代』のは有名な話ですね。
ただ、今のDVDでシネサイズといわれているものは実際のシネマスコープサイズのものは少なく。若干左右がカットされたサイズのものが主流です。これはシネマスコープではやはり画面がなり小さくなり過るために観やすくしたものです。だから16:9と明示されています。
中には例外なものもあります。「ブラックレイン」は大阪を舞台にした有名な映画ですが、この映画の場合のシネマスコープサイズはテレビサイズを上下にカットされたものです。だからテレビサイズの方がカットされていないものとなっています。

参考URL:http://www5b.biglobe.ne.jp/~cinema/0702.html
    • good
    • 0
この回答へのお礼

共感いただけて、とっても嬉しいです。
黒澤監督の件は知りませんでしたが、もっともっとそのような監督が増えてもいいと思います。

監督さんはもともと横長で構図をお考えでいらっしゃるでしょうから。
そのせいか判りませんが、確かにテレビで「夢」をみてなんてきれいな映画だろうと思いましたよ、わたしは。
「ブラックレイン」は何故でしょう?あの大阪って半分セットなんですよね。見破られるからとか…。

お礼日時:2006/06/15 09:53

haru2556さんとは逆で、TV画面に横長のサイズだと見づらい、という方もわりと居るようです。


大きな画面のTVならともかくも14型など画面が小さいと、横長のサイズはかえって見にくいのかもしれません。
それに昔ながらのTVサイズ(4:3)に慣れてしまっていると映画のワイドスクリーン(1:2.35)やビスタ(1:1.66もしくは1:1.85)といった映画本来のサイズは馴染めないのかもしれませんネ。


販売もレンタルもDVDが主流になった現在ではメジャーな作品はワイドスクリーン版とTVサイズ用のトリミング版と同内容で画面の比率が違うものも出ているようです。
ただレンタル用のVHSはスタンダードサイズが多いようですけど。
下記ワーナーホームビデオのサイトですが、販売用とレンタル用とを比較すると、メイキングがなかったり画面のサイズが違っていたりしてます。

http://www.whv.jp/index2.html


欧州の映画になると同じビスタサイズでも欧州発売版は1:1.66(ヨーロッパビスタサイズ)、アメリカ版は1:1.85(アメリカンビスタサイズ)と、さらにややこしいこともあるようです。
さらに突き詰めると、ノートリミングのワイドスクリーンでもなんでも普通のTVで見る限り、画面は左右上下ともに一部分切れてしまっています。(ワイドスクリーンの場合には天地は切れませんけど)
アンダースキャンが可能な業務用モニターでも使わないと、”画面すべての完全な再生”は出来ないようです。
一度「アラビアのロレンス」で試したことがあるんですけど、監督は画面のこんな端っこにもこだわってたんか!と驚かされました。


下記、映画の画面サイズに詳しいサイトです。参考にどうぞ。
http://members5.tsukaeru.net/rionawide/p11.html
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。(^.^)質問して見るものですね。

#2の所で一番のトラウマを思い出したので“ノートリミング問題”のご説明いただき、さらに目からうろこです。
別の問題になりますけれど、最近のビデオは操作が簡単な変わりに調節するところがないです。字幕が切れたりしてるともうその俳優にまでさめてしまって…。
昔のはそれこそモニターの様にいろんな調節ができていたような記憶があります。

>監督は画面のこんな端っこにもこだわってたんか!
そそ。これなんですよ。勝手に切るなーって思っていました。

お礼日時:2006/06/08 00:53

DVDは縦方向の走査線の数が480本ですが、


映画のワイドな画面を横方向に圧縮して収録することが可能です。
これをワイドTVに映すと縦の走査線は480本で横に広げて映せます。
これを通常のTVに映す場合は、
DVDプレイヤー側で上下に黒の幕を入れる形になりますが、
映画部分の縦の走査線の数はだいぶ少なくなります。
例えば9:16の映画であれば、
ワイドTVは9:16、通常のTVは3:4=12:16なので、
480÷9/12=360本になります。
DVDの場合は、あらかじめ規格に盛り込まれているので、
映画はワイド画面で収録されているのです。

これに対してビデオは古い規格なので
横方向に圧縮して収録することができません。
ビデオに9:16の映画を収録する場合は、
上下にあらかじめ黒い幕を入れて収録することになります。
通常のTVでもワイドテレビでも360本の走査線しか使えず、
ワイドテレビを持っていても性能を生かせません。
そういうこともあってビデオの場合は、
上下に黒の幕を入れずに
左右を切って収録したものがあるのだと思われます。

今お持ちのTVが通常の3:4のものである場合は、
ハイビジョンを含むワイドテレビに変更すると
DVDの本来の解像度が得られてより精細に映ることになります。

(参考)
http://www.asahi-net.or.jp/~gr6m-kwnb/dvdmovie.h …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

丁寧な回答ありがとうございます。少しでも画質を良く見せようとするテクニックとしてテレビサイズがあると言うことでしょうかね?

お礼日時:2006/06/07 15:47

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!