プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

飼い犬が、人に噛み付きました。実は狂犬病の予防接種をしておらず、私自身の知識不足で、その翌日に犬の狂犬病の注射をしてきてしまいました。ですので、狂犬病の鑑定検査もできず、相手方への賠償など複雑になりそうであります。。暴露後ワクチンを打つことになると思うのですが、そのワクチンは大きい病院でしかやっっていないということで、仕事の保障などもしなくてはいけません。もちろん誠意を持ってきちんと対応していくつもりです。相手の方には、納得のいくまできちんと受診し治療してくださいと伝えてありますが、この後やはり問題が大きくなっていく可能性があるでしょうか?傷自体は浅い傷ではありますが、狂犬病に関してとても大きな問題になると思っています。一応賠償保障のある保険に入っていますが、予防注射をしていないとなると、保険は利かなくなるでしょうか。ワクチンのような保険適用外は無理だと思いますが、傷の治療などでいく病院までの交通費、仕事を休まなければいけない保障などは、きくのでしょうか。。宜しくお願いいたします。

A 回答 (4件)

法律の専門家ではありませんので、医学的な立場からのアドバイスになります。



まず、国内での事故と国外での事故で、扱いがまったく異なります。日本国内で生まれ、その後一度も海外へ出たことが無い犬であれば、狂犬病のウイルス感染をほぼ否定できます。確実な否定をするには、安楽死をして、脳内のネグり小体などをチェックしたり、その磨り潰し液を乳のみマウスに接種し、チェックすること、最近ではポリメラーゼチェーンリアクション法(PCR)によりDNAの存在の確認などを実施することです。

その前に犬の抗体チェックという方法もある程度は有効ですが、確実に否定というには安楽死以外は現状では無理でしょう。予め、検査できる大学等の機関に連絡して実施することです。

このくらい脅かしておいて、それでも海外ならまったくオーバーな話しではないのが狂犬病です。しかし、日本国内では、犬に咬まれて明らかに骨折等の大きな怪我が無ければ、それで休業補償を要求するには無理があると判断されるのではないでしょうか。

まず、警察と管轄する近所の保健所に連絡し、相談して下さい。狂犬病予防接種を未接種の場合には、2週間間隔で3回の狂犬病鑑定を獣医師に受ける必要がありますし、その結果を保健所に提出させられると思います。もしも以前に狂犬病予防注射してあっても、咬傷事故があれば、2週間隔で2回は狂犬病鑑定を受けることになっていると記憶しています。

最近、感染症関係の法律がかなり変更していますので、若干変更されているかも知れませんが、保健所では最新の情報を教えてくれるはずです。それでもここ数十年、日本国内で狂犬病鑑定で疑いありとか、狂犬病であるという鑑定を報告されていないと思います。

厚生労働省の管轄で処理される報告は、公開されているものが多く、その中では無いみたいですし、もしもあれば、新聞もマスコミもパニックになります。

また、最終的に賠償することは、傷の手当てにかかった費用と、交通費等の実費でしょうし、それ以上の請求で問題があれば、弁護士に相談し、解決するのが一番です。民事介入せずで役所も警察も個人の賠償問題には関係無いとの姿勢で来ますが、相手が過大な請求するのなら、弁護士に相談しないと足元を見られます。

総費用ですが、弁護士代がかかれば数十万円かかっても不思議ではないのですが、治療費と数万円程度だと推測します。治療も保険診療ではないので、実費がかかるので、多くても10万円程度ではないでしょうか。

保険会社が損害保険契約してあっても、未接種の場合には適応してくれない可能性も多いですので、諦めて支払うことで反省したらどうでしょうか。このアドバイスで損害が最小限で済めば、私のこの文章を書いた目的は達成されます。

この回答への補足

とてもご丁寧にアドバイスいただき本当にありがとうございます。相手の出かた次第ですね。。ただ完全にこちらに非があるので、アドバイス頂いたとおり、きちんとお支払いし、必要ならば弁護士に相談するなどしきちんと対応したいと思います。一つ質問なのですが、もし、咬んだ後にすぐ届出し鑑定を受けていればほぼ狂犬病は否定できたと思うのですが、今回のような場合、わが犬は海外に出たことはなく散歩以外は家の中ですが、咬まれた人間が暴露後ワクチンをうつということはするものなのでしょうか。。もしお時間お許しいただけるようであれば宜しくお願いいたします。

補足日時:2006/06/19 22:01
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被害者と賠償交渉するに当たり、飼主の誠意を被害者に感じてもらうために、都道府県へ飼い犬咬こう傷届出(都道府県ごとに名称が異なる)を提出する手法が多く行われています。


この手法で穏便に交渉する一助になる場合がありますので、おすすめします。

これは、ほとんどの都道府県が飼主に対し、犬が人を噛んだら届けることを義務づけている条例に基づくものです。
ちなみに、ご参考に大阪府の届け出の条例をご紹介します。
●大阪府動物の愛護及び管理に関する条例第4条第3項
飼い犬が人をかんだことを知ったときは、その犬の飼養者は、直ちに、その旨を知事に届け出なければならない。
●大阪府動物の愛護及び管理に関する条例施行規則第5条
大阪府動物の愛護及び管理に関する条例第4条第3項の規定による届出は、飼い犬咬こう傷届出書(様式第二号)を提出することにより行わなければならない。

もしも質問者様の都道府県が届け出を定めている場合、届け出していなかったとき、被害者は質問者様のことを真摯ではない人物と思う可能性が少なくないので、示談交渉難航化する原因にもなります。
至急、都道府県のホームページ閲覧や電話照会で条例を探して、もしも届け出する定めがあったときは、遅滞なく届け出て下さい。
なお、示談交渉難航化対策のため、被害者にも届け出たことを知らせて、質問者様が真摯な対応をしている姿勢を知らせましょう。
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この回答へのお礼

ご丁寧なアドバイスありがとうございました。届出は、獣医さんに言われ行ってきました。届出は義務であることはなんとなく知ってはいましたが、相手の方に対する礼儀でもあるということ、yachtman様のアドバイスで深く感じました。とにかくきちんと誠意を持って対応していきたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2006/06/23 22:58

追伸 飼い犬による賠償をした経験もありますが、通常は自賠責賠償基準を準用して賠償します。


加入保険屋に請求すれば、自賠責請求の案内 なるパンフがあります。
それを参照されれば、賠償基準など具体的に明記されてます。タダで入手できます。
参考にされても良いでしょう。担当者に聞かれたら、おそらくそのような回答があると思います。
今は、なにかにつけて賠償問題が浮上します。
飼い犬がかみついた 自転車で人・物をはねた 他人に迷惑をかけ賠償請求された でも個人賠責加入されてて良かったです。
もう一つ助言ですが、賠責も自動車保険に付帯すれば多くは示談交渉付きで、保険会社が直接対応してくれます。他の保険付帯は保険会社の助言をうけながら、本人が交渉しなければなりません。
自動車保険加入なら付け替えた方が良いですよ。担当者に確認してみて下さい。 
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この回答へのお礼

ご丁寧なアドバイスありがとうございました。自分の入っている保険は、こども保険に付いているものでした。現在、担当者の助言を受けながら相手方と交渉しております。自動車保険だと示談交渉つきなんですね。とても参考になりました。今後はそちらも考えたいと思いますが、今回は当方の責任不足ゆえに起きた事故ですので、自身の反省も含め、きちんと対応していきたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2006/06/23 22:52

個人賠責加入であれば、ほとんど自己負担なく補償されます。


予防接種云々は気にされることはないと思います。
通常の自動車保険で賠償される場合と、そんなに違いはありません。
治療費・休業補償・慰謝料・通院交通費が補償されます。
一般的には動物については、人間様のような健康保険システムのようなものはなく、すべて自由診療では?
被害者の方には、健保使用でかかって貰うことが望ましいですね。
病院はできれば、自由診療の方が儲けが大きいので健保は使えませんという可能性もありますが、監督官庁で相談すれば必ず使えます。
健保が利かない治療も賠償保険では補償します。
加入個人賠責保険会社には事故報告されてますか?
保険担当者と密に、連絡しながら、対応して下さい。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。相手の方は、現在健保で受診しておられます。しかし、大学病院などの大きな病院で受診、細かい検査などしたいと言っており、健保でかかれなくなる可能性もありますよね。。保険会社には報告はしております。でも未接種ということなど細かいことはまだ話し合っていませんので、きちんと正直に言ったほうがいいですよね。。この度は本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/06/19 22:43

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