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海が青いのは何故で御座いましょうか?

A 回答 (11件中1~10件)

海が青いのは、「海そのもの」が青いわけではありません。

あるいは、海から反射した光の中の波長が「青い色」の原因になっているわけでもありません。

「青い色」を生み出す直接の原因は、「心」です。「心」が、「海から反射した光」に「青い色」を付けているのです。

このとき、「海から反射した光」と「青い色」の間には、何の因果関係もありません。すなわち、「海から反射した光」が「赤い色」に見えてもいいし、「黄色い色」に見えてもいいし、極端な場合は、「くさく」感じたり、「痛く」感じてもいいわけです。

言い換えると、「海から反射した光」と「青い色」の関係は、「リンゴの実体」と「リンゴ」という言葉の関係と同じものです。「リンゴの実体」を日本では「リンゴ」と呼びますが、アメリカでは、「apple」と言うように、「リンゴの実体」と「リンゴ」という言葉の間には、直接的な関係は何もありません。他のものと区別できさえできれば、基本的には、何でも良いのです。

従って、「青い色」と言うのは、「心」が生み出した一種の「言語」です。「色の恒常性」が保たれるのは、「色」が「言語」だからだと思います。
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この回答へのお礼

どうもありがとう御座います。
「青い色」を生むのは心の作用=知覚とするのは全く同感です。
ここまで言い切られると気持ちよいものですね!

>極端な場合は、「くさく」感じたり、「痛く」感じてもいいわけです。
↑この知覚を得ると困ると思います。

お礼日時:2006/06/23 03:51

そのように質問をして頂ければ、もっと良い回答が多く得られたはずです。



まず、色の恒常性について…
これは人間が色を認知するのに、脳内で行う作業のほんのひとつです。
例えば、ゴレンジャーの塗り絵を差し出したとき、ゴレンジャーをみたことのある人は中心の人物を赤く塗ります。ゴレンジャーを見たことがなくても戦隊モノを見たことのある人も同様です。しかし、見たことのない人は中心の人物は赤く塗りません。これは色の恒常性が経験的に身についているからです。
では、海の塗り絵はどうでしょうか?
九州以北の人間は迷わず水色や青色の色鉛筆を取るでしょう。しかし沖縄の人はエメラルドグリーンを取るでしょう。
では実際に青い海を見に行くとします。その際は視覚情報として海の色が入ってきますが、この情報に対して経験則による補正を加える必要があるかというと、ありません。
もしこのとき、黄色い色眼鏡を掛けて海を見たとき、『海は(緑色でなく)青色』と認識できれば、色の恒常性による補正が入ったということです。

では海を見てなぜ青かというと…
通常の教育を受けた人間は波長が440~500nmの光を見ると『青』と認識します。それは、『海の色、空の色などを青というんだよ』と教育を受けているからです。
しかし、微妙なラインも存在します。
例えば信号機の青です。あれは人によって青、緑、青緑と、認識はまちまちです。つまり微妙な色だと線引きは経験や教育による個人差が出てくると言うことです。
しかし言葉にするときは『青信号』といいますよね?色の認識は各人によって差がありますが、とりあえず緑だろうが青だろうが『信号機の左端を青信号という』という教育を受けているからです。
それは色の認識を終え、言葉にするときに言語野と総合して決めていることなので、『青信号』自体は色覚情報のみから発せられた言葉ではないということです。

話はそれましたが、やはり海が青いのは、それが青だからであり、それを『青』というと、教えられたからです。

ただ、色覚にも個人差があるので、あなたと私の魂を入れ替えたと仮定した場合、私の赤があなたの青ということは考えられます。(検証方法はありませんが…)

この回答への補足

少し、準備不足なところもありましたので、出直そうと思い、ここで締め切らせて頂きます。皆様ありがとう御座いました。

補足日時:2006/06/24 01:47
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この回答へのお礼

度々、お世話になります。
色の恒常性についてのご教授誠にありがとう御座います。
「ゴレンジャーの塗り絵」の例えはまさに目から鱗であります。

お礼日時:2006/06/24 01:15

空の色が映っているからです。

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この回答へのお礼

海の色が空に映るケースも想像すると楽しいです。

お礼日時:2006/06/23 03:59

色の恒常性という単語を知っておられる方なら、今回の質問に対して、光の散乱や吸収の回答が出されることは容易に想像できたはずです。


(しかし色の恒常性は今回の質問の回答には必要がない気がします)
それをあえて一行の質問にしたのは何らかの意図があるのでしょうか?(回答者の傾向を見たいなど)

質問のカテも
心理学>美術>生物学>科学>物理学
と考えておられるのであれば、ただ単に生体の機能として『青く見える理由』のみを知りたいと思ってはおられませんよね?

あえてカテ違いの質問をしている以上、なぜこのカテを選んで、どのような分野での回答を望むか明示すべきです。
また色の恒常性という言葉を使うまでもなく、みなさまの回答で正解だと思われます。むしろ使ったほうが減点対象になるでしょう
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この回答へのお礼

ご指摘ありがとう御座います。
類似の「太陽の大きさの変化」等質問では、近年の「認知心理学」の知見が回答の随所に見受けられました。
「色と形」の違いはあれ同じ光学情報を扱っている筈の「海・空の色」質問についても同様の期待をしたまで御座います。

お礼日時:2006/06/23 03:29

(カテゴリ心理学ということですので)



人間にとっての空や海の存在の意味、それが色に対する感性と合わさったとき、「青」とか「BLUE」といった色を選び取ったからではないかと思います。換言すると、ある範囲の波長が「青」というより、空や海の色として捉えられる波長を人間の文明は「青」としなければならなかったのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとう御座います。
実は「青」を人類が獲得した経緯と個人が習得する過程を知ろうと思いましたのが質問の動機で御座いました。

お礼日時:2006/06/23 02:51

なぜ空は青いの? - 今までの「なぜ空は青いの?」関連質問回答集


http://www7a.biglobe.ne.jp/~akimbo/nazesorafaq/n …

青い光が大気中で産卵するから。。。
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この回答へのお礼

ありがとう御座います。早速、拝見させて頂きました。

お礼日時:2006/06/23 02:41

No3です。


色の恒常性を理解した上での回答を、ということですが、「暗闇でもバナナは黄色く見える」程度の理解しかしていません。
ただ、色の恒常性とは人間の脳がやっている、いわば「補正」作業ですよね?
海の色が青いと思っている人間(普通はそうだと思いますが)でも、夕陽の海は金色に輝いて見えるし、雨天の海は灰色に見えます。つまりここには補正は働きませんよね。(補正できるレベルを超えていますから)
つまり恒常性は関係ないのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

どうもたびたびありがとう御座います。
私の解釈している「色の恒常性」とは
「緑色」に見える筈の反射光が「バナナ」から得られても「バナナ」であるが故にか「黄色」と見ることで「補正」という様な作業ではなく、むしろ、何もしないで自然に黄色と処理する様子
 なのです。

お礼日時:2006/06/23 02:28

No.2です。



ご質問の意図はなんとなく想像できてきましたが、
「そういうことを聞きたいんじゃないんだ」という
やりとりを繰り返したくはないので、
「何を知りたいのか」を明確に、具体的に
提示していただけると助かります。

※専門家ではありませんので、内容によっては
回答できずにギブアップすることもあります。

先にお断りしておきますが、「元来人間は空と海の反射光=青い照明光の中で暮らしてきたのに、なぜ空と海を青として認識できるのか?」というご質問ならば、私にはわかりません。
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この回答へのお礼

何度もご迷惑をお掛けします。
>「元来人間は空と海の反射光=青い照明光の中で暮らしてきたのに、なぜ空と海を青として認識できるのか?」

確かに 母親の胎内から「青」を知覚している という発言を聞いた事もあります。

お礼日時:2006/06/23 02:39

わたしたちは太陽の光には、普通は色を感じませんね。

無色透明だと思っています。ところが実際には太陽の光は、さまざまな色を含んでいます。
プリズムで太陽の光を分解すると、屈折率の違いによって、赤・橙・黄・緑・青・紫などの様々な色の帯が現れます。この太陽の光に含まれる色達が原因です。
その光のうちの、どの色の部分の光を見るかで、物体の色は決まります。

海が青く見えるのは、海まで届いた太陽の光のうちの青い部分の光を見ているということです。
青い光は散乱しやすい性質があり、水の中でどんどん散乱を起こします。散乱してわたしたちの目に届くので青く見えるのです。
反対に波長の長い赤い光は、水中で吸収されやすい性質があります。
遠浅の海はエメラルドグリーンに見えます。これは青い光が散乱すると同時に、海中を通り抜けた光が海底の白い砂に届いて、反射します。赤い光は水にすっかり吸収されてしまいます。そして青や緑の光はそのまま反射して戻って来る。その光を見て、私たちはエメラルドグリーンに感じます。

また、水はよく光を反射しますね。つまり海面に映る空の色も海の色の大きな要因です。
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カテゴリが違いますが、一応回答。



虹を想像していただければわかるのですが、光は色々な色の集まりだということはご存知でしょうか?

水には赤い光を吸収し、他の光を反射するという
性質がありますので、結果として人間の目には
青く(赤みが少なく)見えます。

空が青く見えるのも同様です。

また、同じ原理から、水中で取った写真は青み
がかって見えますので、これを防ぐために特殊な
フィルターをレンズにかぶせて撮影することがあります。

http://scientific-browser.hp.infoseek.co.jp/zatu …

参考URL:http://scientific-browser.hp.infoseek.co.jp/zatu …

この回答への補足

光の「波長成分」をして色覚のご説明をされる場合は「色の恒常性」についてご理解した上で、ご回答お願いします。

補足日時:2006/06/21 13:48
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この回答へのお礼

実は質問カテゴリ候補の優先順位にはこの「心理学」筆頭に以下

美術>生物学>科学>物理学

の順で考えておりました。

お礼日時:2006/06/21 13:31

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