
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
語源的なことから説明しますと、
「あす」は、昔から「きょう」の次の日を意味(現在の明日の意味)しています。
一方、「あした」は「ゆうべ」に対する「朝」を意味していました。一日の終わりが「ゆうべ」「日暮れ」というため、「あした」は、「きょうのゆうべ(日暮れ)の次の朝」ということになり、今の言葉でいうと「翌朝」のことになります。その後、「あした」は「朝」から「翌日の午前中」となり、さらに「翌日」へと意味が広がっていきました。
現在では「あした」は砕けた表現で、「あした」→「あす」→「みょうにち」の順に改まった表現になります。ただ、話し言葉では「あした」が主流で、書き言葉では「あす」が主となります。常用漢字の付表における熟語「明日」の読みは「あす」であり、「あした」はありません。これは「書き言葉」を意識したためといわれています。
この回答へのお礼
お礼日時:2006/07/20 00:45
語源的な説明は大変興味深いものでした。
くわしく解説していだき、よくわかりました。
>話し言葉では「あした」が主流で、書き言葉では「あす」が主となります。
>常用漢字の付表における熟語「明日」の読みは「あす」であり、「あした」はありません。
こちらもとても参考になりました。
ありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
参考までに大辞泉より
[用法]あした・あす――「あした」は「あした天気になあれ」「あしたはあしたの風が吹く」のように、最も日常的に用いられる。◇「あす」は由来の古い語であるが、「あすは北寄りの風、晴れでしょう」などと用いるほか、「あすは我が身」「あすの世界を担うのは君たちだ」のように、近い将来の意でも用いる。◇類似の語に「明日(みょうにち)」があるが、「明日、御報告にうかがいます」「明日の御予定はいかがでしょうか」など改まった場合、あるいは文章の中で用いる
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