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父(74)が髄膜腫(3センチ程)と判断され、主治医の先生はガンマーナイフを薦めておられます。私としては、サイバーナイフllとして改良されたものが承認され販売されていると聞いています。
放射線源の違いなどはコバルトがどうなのかなどの比較は全くわかりませんが、ガンマナイフは照射する際、頭蓋に対し固定を行うらしく、頭蓋骨への侵襲がサイバーナイフに比し存在し、また実際ピンを外す時の痛みがつらいようですので、サイバーナイフの方がよいかと思っています。
専門の先生方からすれば、両者のメリット・デメリットにはどんなものがあるのでしょうか。また患者側がサイバーナイフを望むなら、他施設への紹介状は快く書いていただけるでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

 ご存知とは思いますがサイバーナイフが認可されたのはここ2~3年だったと思います。

サイバーナイフの一番のデメリットは治療実績がまだ少ないということでしょう。

 ガンマナイフ治療や通常の放射線治療は長期的には放射線誘発腫瘍や放射線壊死などの合併症を起こす可能性があることも知られており、それはサイバーナイフについても同様かと思います。ただ、サイバーナイフ治療は歴史が浅く、それらがどの程度の頻度で起こるのか分かっていませんし(おそらくガンマナイフと大差無いとは思いますが)、その他の合併症や危険性についてのデータも乏しいと思います。従って一般的に脳外科医が治療を患者さんに治療を勧めるときには、治療成績のデータが豊富で適応疾患も確立されているガンマナイフ治療の方が責任をもって勧めやすいと思います。

 サイバーナイフ治療のメリットはガンマナイフでは治療できない頚椎などの病変にも治療が可能であること、ガンマナイフでは治療が難しい複雑な形の腫瘍や、ある程度大きな腫瘍に対しても治療ができることなどが挙げられます。

 今回の件に関しては・・・、ガンマナイフでもサイバーナイフでもどちらでも良いとは思います。しかし敢えて積極的にサイバーナイフを選択しなければいけない理由は無さそうですので、私が主治医だったならばガンマナイフをお勧めすると思います。(私の印象では頭部の固定はそれほど辛くないことの方が多いと思いますよ)

 或いは・・・、74歳で3cmの髄膜腫ということであれば、部位にもよるとは思いますが、もしも症状が何も無いのであればまずは定期的なMRIでの経過観察で良いのかなと思います。
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この回答へのお礼

ご専門の方の貴重なアドバイスをありがとうございます。
やはり治療実績が少ないのですね。ただ、どちらでも良いのであれば、痛みとしての侵襲が患者本人にとって一番わかりやすい侵襲ですから、フレーム装着の必要の無いサイバーナイフが良いように素人としては思います。
また髄膜腫は2年前のMRIよりも大きくなってきているので、少し心配です。他に正常圧水頭症も併発しており、髄膜腫による症状がどの程度あるのかはっきりわかりませんが、経過観察ということも考えれるのですね。
色々有難うございます。

お礼日時:2006/08/11 11:24

サイバーナイフのデメリットは症例数が少ないくらいで、あまりないと思えます。

医者によっては広めに焼かないとなんとなく不安だと言う方がいるかもしれませんが。ただし治療施設が少ないのではないでしょうか?順番待ちで機械がなかなか空かないようならお勧めはできませんが、そうでないならいいと思いますよ。快くかどうかは知りませんが紹介状は書いてもらえるでしょう。
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この回答へのお礼

朝一番にご回答有難うございます。
幸いなことにサイバーナイフIIを導入している病院が近所にあるので、その治療を受けてみたかったのですが、主治医の先生が県外のガンマナイフ設置病院を紹介してくださる予定と小耳にはさんだため、悩んでいたのです。なんとかがんばってみます。

お礼日時:2006/08/11 09:14

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