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身体を使った表現は日本語が特別に豊かなのかどうかを知りたいと考えています。
たとえば胸に関する日本語には以下のような言葉があります。これに対応する英語はあるのでしょうか? 
あるいは逆に日本語にはない英語独自の(胸に限らず)身体表現も沢山あるのでしょうか。
胸が一杯になる、胸が躍る、胸が裂ける、胸が騒ぐ、
胸が潰れる、胸が張り裂ける、胸に納める、胸に刻む、
胸に迫る、胸に響く、胸をかきむしられる、胸を焦がす
胸を突く、胸を撫で下ろす、胸を張る、胸を膨らます

A 回答 (4件)

反対意見もあるでしょうが、日本語の方が英語より単語が少ないと思います。


質問された胸を使った表現は、多分適訳な英語の動詞がそれぞれあります。
特に動詞と形容詞が足りないので、日本語は物を使った表現が多いのでしょう。
逆に言えば英語は一発でその意味を表してしまう単語が用意されているので、物を使った形容が少ない。

単語を知るには英英辞典を使うことです。
日英では代表単語しか出てこないからです。
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 いくらかありますねえ、英語でも身体に関係した表現が...。



 私が、今思い付くのは以下のようなものです。

健闘を祈る;
Break a leg
 なんで足を折れというのかは不明ですが、good luckの代わりに使われます。

うざい;
pain in the neckもしくは、pain in the arse
 首の痛みやケツの痛みと直訳するとなりますが、うざいもしくは、面倒だなという時に使われます。

からかう;
pull ones leg.
 足をひっぱるとなりますが、He's pulling your legというのは、「彼はからかってるんだよ」という意味になります。

got on the wrong foot
 違う足で立ったという直訳ですが、始まりがよくなかったとか誤解で始まったという意味です。仲直りするときなどに、we got on the wrong foot but...なんていう感じで会話をはじめます。

ぶっとばす/ぼこぼこにする
give my foot up your arse

 他にも色々あると思いますが、他の方が補足して下さることでしょう。考えてみると、footやlegなど足に関したものが多いようにも思えます。
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アメリカに38年住んでいる者です。

 私なりに書かせてくださいね。

onelook.comと言う1000もの辞書を無料で使えるサイトに行って、* heartと入れてみてください。 私がいちいち書くより見ていただければすぐ分かるように、日本語以上にheartと言う単語を使った「フィーリング」を表す表現・熟語・イディオムがあります。

同じように、* nose, * head, * footなど *と体の一部を使った表現を見てみてください。 日本人が思っているよりあると思います。

日本語は表現が豊富で英語には無い、と言うのはMythです。 

面白いことに、アメリカ人の多くは「英語は難しいと思うよ。 だって同じことを言うのに多すぎるくらいの表現方法があるんだもの」といいます。 日本人と同じですね。

と言うことは、体の一部を使った表現とは比ゆとかイディオムとして使われるために英語になれていないと体験しない表現が多いということなんですね。 逆のことも日本語の表現でもいえると思います。 つまり、日常的表現が出来る外人さんでもご質問に書かれた表現を「体験した」人は少ないと思います。 (日本人の中には意味は分かるけど使ったことはない、と言うことは多いと思います)

20年も日本に住んでいていかにも「外人」と言う姿勢を崩さないセイン・カミュさんだって知らないかもね。 <g>

これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。

この回答への補足

onelook.comで調べてみました。* heartで100もでました。
>日本語は表現が豊富で英語には無い、と言うのはMythです。> 
本当なんですね。ちょっとショックです。
ただ、結果をよくみると、 heart(または胸)自体の身体感覚に基づく表現は少ないような印象を持ちます。
つまり身体を使った表現は多いが、身体感覚に基づくものは少ないということです。
これもMythでしょうか。
 

補足日時:2006/08/19 07:31
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Gです。

 補足質問を読ませてもらいました。

>* heartで100もでました。

一ページに100しか乗せられないので100しかないように見えたのかもしれませんが、今見てみたら、600以上ありました。

>結果をよくみると、 heart(または胸)自体の身体感覚に基づく表現は少ないような印象を持ちます。

つまり、感情に繋がる表現、と言うことですね。 ちょっと見てみますね。 動詞と一緒に使われる、と言う事かな。

broken heart、a hole in my heart、a stake to the heart, break one's heart, change of heart, don't mess with my heart, find it in one's heart, have a heart, know by heart, lose one's heart, open your heart, playing by heart, pour out one's heart, sick at heart, steal someone's heart, take heart, take to heart, tales from the heart, to break the heart, to enlarge the heart, to find in the heart, to get by heart, to have at heart, to have in the heart, to lay to heart、to learn by heart、to lie at the heart, to lose heart, to lose one's heart, to lose ones heart, to take heart, to take to heart等がありますね。

ここで気が付いたことと思いますが、日本語と同じように、heartという単語が日本語の胸という単語と同じように「心臓」や「胸」という生物学的単語として使われていないのが分かりますね。

この理解の下に慣用句的に見られなくても、take one's heart away, とかtouch one's heart, sting one's heart, cross one's heart, catch one's heart, bury one's heart, buy one's heartというような辞書で「説明」しなくても分かる表現もたくさんあります。 つまり、「胸」という日本語の単語のフィーリングが分かっていれば、胸を張る、胸を膨らませる、というような表現も辞書無しでフィーリングを感じ取れるというのと非常によく似ているわけです。

ただ、日本語と同じように、直訳的に訳すとおかしな表現だなと感じるわけで、cross my heartって心臓をどうやって交差させるんだよ、と言う事になるわけです。

昔、日本語の表現で体の一部を使った「慣用句」を日本語を習いたての外人さんがもしかした書くかもしれない「面白い日本語表現」みたいなものをふざけた(まじめな)コメント入りで作った物がありますのでその5%ほどを紹介しますね。 (著作権は放棄していなく私の元に残りますのでこのサイトの管理者には移行することを認めません。 必要であれば削除して編集してくださることをお願いいたします)

障子に目あり=これって、ジョージにメアリーっていうお見合いのオペラの日本名かな。
口を塞ぐ=森村誠一によると、鼻も塞がないと、窒息しないとの事。
口を塞ぐ=大和撫子がよくやるね。思いっきり笑えない悲しみ。
鼻をかむ=入れ歯を取り出して使わないとできないな。 それとも他人の鼻を攻撃する格闘術か。
はにかむ=これも、時代によって、発音・意味が変ってきたものと推理する。江戸時代は「歯でかむ」だったらしい。
腹が立つ=そういうけど、立っていない時は寝ているわけだけど、腹が寝るとはいわないな。
気が気でない=やっぱり、これは誤字だと思う。 紅葉になる前の話の事だろう。「木が黄でない」が本当だろう。
気が取られる=やっぱり、最寄りの交番に届けるべきでしょう。
小耳にはさむ=大耳は何するの。小耳は洗濯挟みの代わりに使いましょう。
腹を割って話す=二人の侍が切腹(割腹)をしてから、出血多量で死ぬ前に、お互いの一身上の事を話す事。
歯が立たない= 歯には足はないもんな。 ま,考え方によっては,下あごの歯は上に向いて立ってるんだけどな。
首を突っ込む=水のなかに長く突っ込むと死にます。 だから皆さん「やめなさい」とよく言う。
首を長くする=キリンがむかーし、そうしたため、今のキリンになってしまいました。
首をひねる=柔道では、禁止技です。
足がつく=ばらばら殺人に関しての刑事用語。
鼻につく=ハエが鼻の頭に止まるって言うけど、つくのは何だろう。
足が重い=重いのは、足だけじゃないだろう、減量減量!
手を焼く=焼くのは、たこ・魚くらいがいいところ。人手焼きなんて、名物・お土産にならないもんな。
手を切る=痛いだけならいいですけど、手首を切ると死んじゃうよ。
足が出る=足が出ないズボン、履いている人いなけどな。
足が棒になる=何に使う棒なんだろう、ごますり用だったら、腕のがいいしな。
足を洗う=Yes! 身体はいつもきれいにして置く事は大切、特に水虫の足は。
口を糊する=現代語の発祥語。 名詞を動詞にする。つまり、ガムテープの代わりに糊を使って、口を塞ぐ。 スーパーグルー。
頭が上がらない=首の筋肉が弱った証拠。 ほかに、赤ちゃんが這い這いする前の状態をいう事もある。
胸を借りる=レンタ・オッパイと言う新低価格風俗
腹が黒い=真夏にビキニで一日中仰向けに寝ていた証拠。ガングロとおなじこと。
手も足も出ない=出せるのは、舌だけ。あっかんべぇー
手を下す=腹を下す前兆とのこと。「早めのパブロン」は関係ないです。
喉から手が出る=悪魔が乗り移り、退屈しはじめたころ、じゃんけんをしたがっている様子。
歯が立たない=歯槽膿漏が悪化したして、歯がぐらぐらになった状態。
手に落ちる=お手玉の基本の基本,手に落ちなくては,続行できない。
瞼に浮かぶ=コンタクトレンズのメーカーが使って,違和感がない事を宣伝文句にした。
喉が鳴る=デート中におなかがなる時に,恥ずかしいので,喉で「グーグー」という事。
大きな顔をする=顔が小さいとよく言われる人がよくする事
顔が広い=川中美幸もそうだけど,おでこが広い事を直接言わずにわざと誤解させる言い方。
大目玉を食う=だめだよ,大きな目玉焼き食べちゃ,出目金になっちゃうよ。 あ目玉は問題ないです。
腕が立つ=日本語の難しいところ。立つ手がないといいながら,腕が立つ格闘家がいるとの事。 どうやって腕を立てて手を立てないようにするんだろう? 裏技かそれとも極秘技か。
顔を立てる=最近の若い人たちは,結婚式は屏風を立てる所じゃなく,親の顔を立てるとか。
人を食った言い方=人肉は食べてはいけません,すぐ話し方でわかってしまいます。
お手上げ=幼稚園ころ,よくやった。便所に行きたく行きたくてしょうがなくなったとき,諦めるしかないといって,話を短くして,とにかく手を上げて,「おトイレ!」
腕の見せどころ=ベトナム戦争のころ,アメリカ兵がガールフレンドの名前を刺青にするのがはやった。帰ってきてもガールフレンドが他の男を惚れていなかったことを言う。
顔に泥を塗る=エステでよくやるね。どうりで、これをやると怒る人が多いわけだ,ぜんぜん変わっていないもんね。
目星=これって,あの小さい魚を干したやつ,味噌汁なんかに入れるやつ。それとも,梅干を早口に言った時かな。
顔をつぶす=年取るとつぶしが効かないから雇いたくないって言うね。 これって、言われる前に,もう顔はつぶれているんだ。
顔が売れる=顔が売れると顔が広くなり,精神的にも顔がでかくなるんだって。売った顔はただの写真ってことかな。
顔から火が出る=最近のコンピューターゲームはすごいね。映画もそうだ。CGの技術が発達して口からだけじゃなく,目からだけじゃなく,もう,顔全体から火が出る時代になった。
顔色をうかがう=英語では,"What color is your face?" 歌舞伎を始めて見た外人さんがよく使うJapanese Conversationの定番文句。

確かに日本語ではこのように慣用句的に使われる表現は多いと思います。 実は英語でもないことは無いですが一般的に使いすぎていて日本では熟語として覚えてしまっていて直訳はしないので結構違和感を感じる事がないのでしょうね。

上と同じようなコメントをつけるとしたら、
show me your hands 持っているトランプなんか見せるなよ、俺が見たいのは「君の柔らかいその手」なのに。
give me your hand 手だけ置いていってくれれば大いに助かる。 give meといったけど必ず返すから。
keep your mouth shut、いつまで鼻だけで呼吸しろというんだよ。 今花粉症で大変なんだよな、分かってくれよ。
He's got a big mouth、大きな口の癖に結構口は軽いんだよな。
Hard nosed cop? うるさい警察官はあのかっこいいサングラスをいつもつけているから鼻が硬くなるんだ。
Heart warming story 日本にはその為にお絞りって言うのがあるんだよ。 それでまず心臓を暖めておいて分からないようにお絞りで涙を拭いて見せないようにするわけだ。 ティッシュと違い初めから濡れているから分からない分からない。 男泣きはするなよ、声に出ちゃうからな。

お遊び気分のGの「胸」の身体表現の「知ったかぶり解説」で終わりとしますね。

>胸を撫で下ろす、セクハラになりますので日本ではしないこと。

>胸を張る、「すみません、そこは壁紙を張るところなんです。」と胸を張れないのに胸を張ってアドバイスをする人が日本にはいます。

>胸を膨らます、 最近多いですね。 私が来た時にはアメリカでは昔ティッシュをブラの中に入れていました。 恋人が逢いに来るからといってこういうことをするのは時代が変わっても同じようですね。

胸を撫で下ろすと胸が潰れてしまうようなので、胸に納めて胸が一杯になる様に、胸を膨らましたいのですが、胸を張りすぎてしまったようで、胸が躍ったり胸が騒いだりして、胸に響いて仕方ありません。胸をかきむしられたり胸が裂ける、いいえもっと胸が張り裂けるようで、胸を突かれたら胸に刻まれたような跡が残り傷跡が胸を焦がしたようになってしまうので、胸に迫るようなことは決してしないでください。 

という事で日本語と英語の「知ったかぶり」を基本に身体表現の解読をしてみました。

Gのあまり出さない一面を今日は書いてみました。

ではまた。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
身体感覚においては日本語の方が優れているというのもMythのようですね。
それにしても、体の一部を使った「慣用句」は、おもしろいですね。

お礼日時:2006/08/19 19:02

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