プロが教えるわが家の防犯対策術!

時間があるので小説を読もうかなと思っています。

今まで読んで面白かったのは

夏目漱石『こころ』
宮部みゆき『長い長い殺人』
酒井順子『負け犬の遠吠え』
三浦綾子『氷点』

です。最近の小説も読みますが、なんとなく欲求不満な感じで終わってしまいます。

みなさんのおすすめは何ですか?

A 回答 (11件中1~10件)

一筆献上


本のお勧め人です。(←内藤陳命!)
今までの回答を読んでいて
「あれ?キングが紹介されているのに”クーンツ"は?」
と、ついつい唇がとがってひょっとこ顔になり、上司から
「仕事中はヘン顔の練習はやめろ!」
怒られましたので、上司の目を盗みつつ、わわれらが『大衆小説家』ディーン・クーンツ氏をご紹介いたしますよ。

ディーン・R・クーンツは、アメリカ・ペンシルベニア州出身のベストセラー作家です。この人とキングが良く比べられるひとつの要因として地方性があります。キングの小説では「キャッスル・ロック」という町が良く出てきますが、クーンツの小説には、南カリフォルニア地方がたくさん登場します。またキングは結末にオチを持っているのに対して、クーンツは全体的に善と悪とがハッキリしていますね。読みやすいかも?
ジャンル的には、SF・ホラー・サスペンスなど、本人が言ういわゆる『大衆小説』の手法で書かれており、現在もなおベストセラー作家であり続けています。

幾つかの作品を上げると
・ウォッチャーズ・・・わんこ好きには堪らない!アインシュタイン頑張れ!
・アイスバウンド・・・流氷の上でさえ人間は争い憎しみ合うのか?クライマックスの極寒場面は首をすくめて読んでください。
・バッド・プレース・・・とにかく描かれている人物一人一人がとても生き生きしています。勧善懲悪のホラーです。
・コールド・ファイア・・・もしも特殊能力が突然身についてしまったらどうします。奮闘・困惑のstoryです。
・ハイダウェイ・・・あるアクシデントがきっかけて自分と殺人鬼の頭の周波数が符合してしまったら・・・。
・ベストセラー小説の書き方・・・作家になりたい人も、そうでない人も読んでためになる半自伝的文学論です。

ここまで書いてきて、思いましたが、クーンツという作家は主人公(たいてい男)に必ずパートナーをセットでくっつけて書いていますね。後キリスト教の宗教的な発想が伺われるところがあります。まっ映画や小説で日本でもお馴染みの感じですが、だいたい日本には悪魔や天子なんて発想はないですもんね。是非読んでみてください!!面白いこと請け合いです。
乱筆乱舞
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お仕事中の回答どうもありがとうございました。

>「仕事中はヘン顔の練習はやめろ!」
よく変顔の練習をなさってすんですか(笑)?

ディーン・R・クーンツ、初めてお名前を聞きました。小説好きのdebya1959さんのお勧めということなのですごく興味があります!ネットでちょっとクーンツについて勉強してから購入を検討しようかなと思います!
とても丁寧な回答どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/08/21 18:47

ジャンルが合うかどうかは判りませんが、先日、小池真理子さんの「水の翼」を読み、著者の美意識と描写に、物語の情熱と切なさに心をつかまれてしまいました。

私には少々ディープでしたが、他の作品もこれから読むつもりです。
それから蓮見圭一さんの「水曜の朝、午前三時」も哀しくて、苦しくなりました。
どちらの本も舞台が1970年なのが、偶然なのか・・・よく分かりませんが。
    • good
    • 0

山本周五郎「樅の木は残った」はどうですか?



アマゾンの箇所貼っておきますが、読むと結末が分かるので、読まないほうがいいかもしれませんが、みなさん、おおむね最高傑作という評価の非常に深刻な「重い」本です。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/gp/product/4101134642/sr …
    • good
    • 0

佐藤愛子「私の遺言」


http://www.amazon.co.jp/gp/product/4103309040/25 …

マーガレット・ワイルド「ぶたばあちゃん」
http://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?No=3969

すいません、小説ではなく、ノンフィクションと絵本でした。
    • good
    • 0

もう少しどういったジャンルが好きだとか書いていただけると回答しやすいのですが・・・。



夏目漱石『こころ』
が面白かったということであれば、

漱石前期三部作『三四郎』『それから』『門』
などいかがでしょうか?どれも恋愛や友情をテーマにしたかなり読みやすい作品です。

それか、これを機に海外ものにチャレンジするとか。

トルストイ『アンナ・カレーニナ』『戦争と平和』
ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』
アンドレ・ジッド『狭き門』
スタンダール『赤と黒』
ヘルマン・ヘッセ『車輪の下』『デミアン』
トーマス・マン『魔の山』
エッカーマン『ゲーテとの対話』

どれも長編ですが、時間のある時こそ読んでほしい作品です。

最近の小説だと

石田衣良『4TEEN』
小川洋子『博士の愛した数式』
藤原正彦『若き数学者のアメリカ』

なんかがおすすめですね。
私も久々に時間があるのでたくさん本を買い込んで読んでます。へたすると一日一冊って感じで;^^ いい本に出合えるといいですね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

『三四郎』読みました!勢いで東大の三四郎池にも行ってきました★
お勧めしていただいた作品の中で読んだものもありますが、読んでない作家では、トルストイやスタンダール興味があります!なんだか内容が深そうですね。

お礼日時:2006/08/20 22:06

重松清さんの小説がおもしろいです。



『疾走』と『その日の前に』がおすすめです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
重松清さん!『疾走』と『その日の前に』かぁ~、ふむふむ。

お礼日時:2006/08/20 22:02

井上靖『氷壁』



ナイロンザイルは何故切れたかを元に書かれた小説です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

井上靖さんの小説は読んだことないので挑戦してみようかな~と思います。ありがとうございました。

お礼日時:2006/08/20 22:01

映画『ショーシャンクの空に』の原作になりますが、スティーブン・キング著『ゴールデン・ボーイ』という本の中の『刑務所のリタ・ヘイワース』がお勧めです。

ちなみにホラー小説ではありません。

映画をまだ見ていないようなら面白いと思いますよ。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

初めて聞く作家さんです。『ショーシャンクの空に』という映画も見てみたいですね。どっちを先に見ようか迷ってしまいますね。

お礼日時:2006/08/20 22:00

最近のでは東野圭吾さんの「容疑者Xの献身」ですね。

この本で2人を活字好きにしてしまいましたので、お勧めです!(^^)!
    • good
    • 0
この回答へのお礼

東野圭吾は前に読みました!読みやすい文体ですよね。書店で探してみようかなと思います!

お礼日時:2006/08/20 21:58

山崎豊子著


「沈まぬ太陽」か「白い巨塔」は如何ですか。
読み手は有ります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

どちらも長編ですよね!「白い巨塔」はちょっと読みきる自信がないので「沈まぬ太陽」を読もうか検討しようかな・・・。ありがとうございました。

お礼日時:2006/08/20 21:56

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!