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なぜ、フィルムにやくときに-80℃で行うのでしょうか?

増感紙と-80℃の組み合わせで、検出感度が10倍に上がると聞いたのですが原理を知っているひといませんか?

A 回答 (2件)

フィルムにはイオン化した銀が塗ってあります。

これがベータ線(電子)を受け取ると電離していない銀原子になります。これが現像したときに黒く残るのです。

ディープフリーザーで冷やすといいのは、ベータ線を受け取って不溶性の粒子になった銀が、再び電離して銀イオンに戻るのを防ぐからです。

32Pから出るようなエネルギーの強いベータ線は、かなりの割合でフィルムを突き抜けてしまって、フィルム上の銀イオンを原子にできません。放射エネルギーを効率よくフィルムの感光に使うために、突き抜けたベータ線を吸収して、そのエネルギーを光を放出する増感紙を裏側にあるのです。

フィルムを突き抜けるほどエネルギーの高くない、35Sや33Pには無効です。そういう核種専用の増感紙もありますが、これはフィルムの表側(サンプルとの間)にはさみ、ベータ線を、よりフィルムを感光させやすい光に変換するために使用します。
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訂正です。


ちょっとしたタイプミスならほっとくのですが、あまりにひどくて意味不明でしたので。


>放射エネルギーを効率よくフィルムの感光に使うために、突き抜けたベータ線を吸収して、そのエネルギーを光を放出する増感紙を裏側にあるのです。

放射エネルギーを効率よくフィルムの感光に使うために、突き抜けたベータ線を吸収して、そのエネルギーを光に変換して放出する増感紙を裏側にあてるのです。
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