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最近射出成形に携わるようになったド素人です。
成形機には射出スピードや保圧圧力が多段式に調整できるようになっていますが、細かく設定することによってどのような効果があるのですか。またどのようにして最適な設定を導きだすのでしょうか?

A 回答 (2件)

一般論は、下記のサイトを確認してみてください。



成形機、形状、樹脂などの条件が違えば最適な設定も変わるので、類似の条件での経験を元に確認するしかないでしょう。

参考URL:http://www.mitsui-chem.co.jp/po/support/01.html
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射出成型はかじったことしかありませんが、モノつくり全般の話でコメントします。



一番簡単なのは品質工学の考え方をマスターする事です
http://www.qes.gr.jp/

まず、作るモノがあります。
モノ作りには、色々な要素が複雑に作用し、その結果が製品に現れます。
製品にあわられると言うのは、形状、不良率、見栄え等です。

射出成型はスピードだけでなく、圧力、金型の形状、金型の温度、樹脂の種類・・・いろいろな要素があると思います。
そしてその要素が、モノに対してどのような影響があるのかを理解します。
寸法制度、ウエルド、見栄えなどに影響があるでしょう

また、調整範囲の狭い・広い要素、考慮しなくてもいい要素があり、それは検証しなければ最適条件が導けません。

仮に製品の品質を決める要素として3要素があり、その要素に5段階の設定があるとします。

1)射出スピード 5段階
2)圧力 5段階
3)金型の温度 5段階
この組み合わせを確かめるには5×5×5=125条件の検証を行わなければなりません。
こんなに検証やってられませんよね、時間かかるし。
そこで品質工学という考え方で、条件の数を減らし、品質に対する検証を行います。

品質工学の本を一度読んでください。
(ここでは説明を書ききれないボリュームです)
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