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最近歌の練習を始めた65歳男です。
腹式呼吸による発声の仕方について、このカテゴリーや他のサイトを見てみましたが、もう一つよくわかりません。

「本来的に女性は胸式呼吸で、男性は腹式呼吸である」とか「腹筋を鍛えるとよい」などと書かれています。

私は大きく息を吸い込み、(のどやその他の筋肉に力を入れずに)腹筋や腹部横の筋肉に力を入れ(腹部をさわると固くなっている)、発声することはできますが、これをもって腹式呼吸による発声ができていると考えるのは早計ですか?

プロの歌手、特にバスやバリトン歌手の歌声を聞きますと、朗々とした声量でしかも余裕があり、どこにも力が入っていないように見えますが・・・

A 回答 (7件)

 #1です。

再登場。

>「ア~」と長く引っ張りますと、下から順に段が無くなっていき、最後には段が全てなくなります
 これは方法論の問題ですから、構わないんじゃないでしょうか。
 筋肉に対する過負荷が大きくてやりづらい一方、スタッカート的な大きな発声に適しているように思います。

>腹を指先で押しますと少し硬くなっていますが、これでよろしいんでしょうか?
 はい。歌っている間は、ブレスなどの休憩時を除いて腹筋に力入れっぱなしになりますから、それでいいんです。
 もし不安があるようだったら、それは筋力不足かもしれません。
 足腹筋1日30回。頑張ってください。

>これは今後の練習で向上が望めますか?
 人間の構造上、腹式呼吸ができないというのは、腹筋に障害がある人を除いてありえません。
 よって、あなたが常日頃からの健康を心がけているなら、練習すれば必ず上達します。
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この回答へのお礼

たびたびすみません。ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/27 16:01

文字での説明はとても難しいのですが・・・。



>プロの歌手、特にバスやバリトン歌手の歌声を聞きますと、朗々とした声量でしかも余裕があり、どこにも力が入っていないように見えますが・・・
どこにも力が入っていないわけではなく、やはり必要なところには力が入っています。必要なところには力が入っていながら不要なところの脱力が私達素人には難しいところなのですが・・・。

歌の時の腹式呼吸は長く息を続けるために必要な手段です。そのためにみぞおちのあたりはなるべく空間を広いまま声を出せると良いですよね。ただ、それだけではなく、声の(というか、声を出すための息の?)勢いをつけるために、下腹の方はキュッと締めた方が良いですよね。そのバランスはとても難しく、両方いっぺんにできてしかも方や顔の力を抜くのは訓練が必要です。訓練というか、慣れというか・・・。

分からないときは身近な人に診てもらうのが一番です。歌の練習は上手な人を真似ながら一緒に歌うのが一番の近道だと思っております。いい方がいらっしゃると良いですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
お話、よくわかります。
実は先週ボイストレーニングに行ってきました。個人レッスンではなく集団でしたので先生には聞きそびれてしまいました。次回は再来週ですので待ちきれず、このセクションで聞いてしまいました。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/27 15:59

 男性はふだん無意識で腹式呼吸をしているわけですが、歌でいうところの腹式呼吸は発声のために息を吐く際の筋肉の使い方が根本的に異なります。

そもそも腹式呼吸は主に横隔膜が上下する(厳密には、吸気の際はドーム状の横隔膜の筋肉が収縮してドーム形状の曲率が小さくなることで肺の内部を陰圧にして空気を吸い込み、呼気の際は収縮させた筋肉が弛緩することで横隔膜の曲率が大きくなって肺を押し上げ空気を吐き出す)ことで行われます。
 歌で発声する際には普段の呼気時に無意識に弛緩させている横隔膜を意識的に使って、腹腔内の圧力を一定に保つようにコントロールして息を長時間、一定の量で声帯に送りつづけるのです。このときに横隔膜と対になって働く筋肉が斜腹筋(腹斜筋)と呼ばれる筋肉で、最後に息を瞬間的に吐き切るときにも使う大事な筋肉です。余談ですが、歌のための筋トレは直腹筋ではなくこの斜腹筋を重視すべきで、具体的には上半身おこしではなく足上げが効果的です。発声のときに丹田に力を入れろとか、ベルトをふくらますようにとかあるいは腰で歌えとかいうのは、横隔膜(実際には肋骨の呼気筋や背筋、下半身などの筋肉も使いますが)と斜腹筋に力を入れて腹腔の圧力を一定に保ち、これにより安定した息の長い発声をすることを意味するものです。なお横隔膜を不随筋だと思っている人もいますが、横隔膜は随意筋(厳密には半随意筋)です。
 今ひとつ重要なことは決して息を大きく吸い込もうと意識してはいけないということです。前述の斜腹筋に瞬発的に力を入れて息を吐き切り、つぎに瞬時に斜腹筋を脱力すれば自然に肺の中に空気が入ってくるものなのです。意識して吸い込むのえはなく、無意識に空気が入ってくるように斜腹筋で息を吐き出すのです。吸い込むときに意識すべきはむしろ背中や腰です。背中や腰に息を入れるように意識するとより多くの空気が吸い込まれます。
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この回答へのお礼

長文のご回答、科学的に説明していただきありがとうございます。参考にさせていただきます。

お礼日時:2006/09/27 15:53

 男性はふだん無意識で腹式呼吸をしているわけですが、歌でいうところの腹式呼吸は発生のために息を吐く際の筋肉の使い方が根本的に異なります。

そもそも腹式呼吸は主に横隔膜が上下する(厳密には、吸気の際はドーム状の横隔膜の筋肉が収縮してドーム形状の曲率が小さくなることで肺の内部を陰圧にして空気を吸い込み、呼気の際は収縮させた筋肉が弛緩することで横隔膜の曲率が大きくなって肺を押し上げ空気を吐き出す)ことで行われます。
 歌で発生する際には普段の呼気時に無意識に(不随筋的に)弛緩させている横隔膜を意識的に随意筋として使って、腹腔内の圧力を一定に保つようにコントロールして息を長時間、一定の量で声帯に送りつづけるのです。このときに横隔膜と対になって働く筋肉が斜腹筋とか腹斜筋と呼ばれる筋肉で、最後に息を瞬間的に吐き切るときにも使います。発声のときに丹田に力を入れろとか、ベルトをふくらますようにとかあるいは腰で歌えとかいうのは、横隔膜(実際には肋骨の呼気筋や背筋、下半身などの筋肉も使いますが)と斜腹筋に力を入れて腹腔の圧力を一定に保ち、これにより安定した息の長い発声をすることを意味するものです。なお横隔膜を不随筋だと思っている人もいますが、横隔膜は随意筋(厳密には半随意筋)です。
 今ひとつ重要なことは決して息を大きく吸い込もうと意識してはいけないということです。前述の斜腹筋に瞬発的に力を入れて息を吐き切り、つぎに瞬時に斜腹筋を脱力すれば自然に肺の中に空気が入ってくるものなのです。意識して吸い込むのえはなく、無意識に空気が入ってくるように斜腹筋で息を吐き出すのです。吸い込むときに意識すべきはむしろ背中や腰です。背中や腰に息を入れるように意識するとより多くの空気が吸い込まれます。
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この回答へのお礼

 すみませ~ん。お礼がすっかり遅くなり申し訳ありません(実はお礼が抜けていたのを今まで気が付きませんでした)。
 親切ていねいなご回答ありがとうございます。皆さんの回答を何回も読み直して、だんだんわかるようになってきました。ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/10 09:43

#2です。


#1さんの、お話を読んで思い出したのですが
『あ~』と声を出し続けて、もう出ない!と思ったときに
お腹に力を入れて、声が出れば複式ですよ。
あと、高い音を出そうとしたときに、『グッツ』と
お腹に力を入れたら、出るようであれば、
それも複式呼吸できていると思います。
そういえば、膝を曲げた状態で声をだす
胡坐をかいて声をだす、そうすると
複式呼吸が出来ているそうです。
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この回答へのお礼

お礼NO.2の通り。ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/27 15:50

私はゴスペルを習っています。


最近ボイストレーニングを体験しました。
その時に、先生が言っていたのは
息を吸い込んだ時に、下腹部がお腹背中両面で
動きが出るように(膨らむように)呼吸をすること。
と言われました。
文章で、書くと説明になっていないかと思いますが・・。
あと、一番簡単にわかるのは、
呼吸をするときに、肩が上下しないこと。
これも、言われました。
すいません、うまく説明できていなくて。
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この回答へのお礼

早速ご回答いただきありがとうございます。私も先週からボイストレーニングに行ってます。
ただ個人レッスンではなく、集団で受けていますので先生には聞きそびれてしまいました。また若い女の先生ですので、腹を触ってもらうわけにもいかないので、このセクションでお聞きすることになりました。

スマイルさんのお話、よくわかりました。ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/27 15:46

 んーと。

たしかに腹式呼吸を言葉で説明するのは難しいです。

 空気を溜めるとお腹が出て、吐くと引っ込む。
 こういうのを腹式呼吸といいますね。

 で、お腹に溜めた空気が、最後まで一定の出力を保って排出されるように、腹筋を使ってコントロールするのです。

 「あーーーー」と出来るだけ長く発生する練習のとき、最後の方で尻切れトンボになるようだったら、腹筋を使いこなせていません。
 最後まで大きな出力を維持し、空気を使い終わったらピタッと止まるのが正しいです。
 こうすることにより、突発的に大きな音を出したりできるようになるわけです。

 ちなみに歌手の身体に力が入ってるように見えないのは、単に腹筋にだけ力が入ってるからです。(手足に力を入れて歌う人はいませんからね)

この回答への補足

早速ご回答いただきありがとうございます。
私の場合、座ると腹が三段になりますが、「ア~」と長く引っ張りますと、下から順に段が無くなっていき、最後には段が全てなくなります。腹を指先で押しますと少し硬くなっていますが、これでよろしいんでしょうか?
ただ音量が一定していてストレートというわけにはいきません。またきれいな正弦波のビブラートが一定して入るわけでもありません。これは今後の練習で向上が望めますか?

補足日時:2006/09/27 09:52
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