プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

同種の生物が群れを成して行動する例は生物界でよく見受けられますが、例えば、魚はどうやって自らと同種の固体を認知し、群れを作るのでしょうか。自分の体は見えないだろうと考えられるので、視覚で認知しているわけではなさそうです。

A 回答 (1件)

自分の身体と他個体の身体が類似していると知覚するには、自己身体像知覚が必要です。

しかし、他個体が仲間であると認識するのには(可能性として学習によるものも含めますが)、かならずしも自己身体像の知覚は必要ないようです。というより、たいていの動物には自己身体像を客観的に知覚する機会はないのでは?

魚ではないのですが、ヨーロッパコウイカは同種個体を視覚的に認識できるそうです。なお、おもしろいことに、自分の像を鏡で見せると、他個体を見たときと同じ反応をとるそうです。仲間だと認識するようですね。
http://dx.doi.org/10.1007/s10071-005-0009-0
(このURLはメスのヨーロッパコウイカでの実験)

私がここで言えるのは、海中で視覚的に認識していてもおかしくないというだけで、ある種の魚類が視覚的に認識していると述べるものではありません。お役に立てなくてすみません。また見つかれば投稿します。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

面白いご回答どうもありがとうございました。

後で見つけたのですが、魚は匂いで仲間を認識すると考えられているようですね・・。
http://www.aquamuseum.net/himitu/sense.html

しかしヨーロッパコウイカは同種固体のどの部分を見て仲間だと認識するんでしょうね・・・。自分の姿を知らないのに、仲間だと認識するのですから、全体を見て認識するというわけでもなさそうです(勝手な予想)。

お礼日時:2006/10/02 23:55

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!