プロが教えるわが家の防犯対策術!

最近、着物に興味を持ちはじめたので
用語もあやふやですがよろしくお願いします!

呉服屋さんに行った時のことです。

店員が「大島紬は季節関係なく年中着れます。
その為には袖に胴裏?をつけないで仕立てるのが裏ワザ♪」と
勧めてきたのですが、
仕立てができる知人は「紬を夏に着るのはおかしいのでは?
袖に胴裏?つけないで仕立てるなんてやったことないよ。」でした。

ちなみにその大島紬は後染めのクリーム色、
季節を感じる柄はありませんでした。

今、着方が多様化されてるようですが
皆さんのご意見よろしくお願いします♪

A 回答 (4件)

こんばんわ。


まあ皆さんが書かれてる事と重複するような回答になると思いますが。

<店員が「大島紬は季節関係なく年中着れます。
言葉通り解釈するとそれは嘘です。
なぜなら一年中着られる着物という物はないと思ってください。
盛夏(7,8月)は薄物と言って透ける物を着ます。
大島紬の場合も夏大島と呼ばれ、夏専用に織られた物があります。
紬には違いありませんが単衣に仕立ててあっても袷用の大島は盛夏には普通は着ません。

では「年中」を盛夏を除いた時期と解釈すると
10月~5月までを胴裏裾回しをつけた袷仕立て、6月9月を裏なしの単衣仕立てで着るのが本来のところを流用しようというねらいなのでしょう。
しかし胴裏がなくても裾回し(八掛け)をつけてしまえばそれは袷の扱いになり単衣として着るものではありません。
胴抜き仕立てと言うのですが暖房の効いた現代生活や、春先や秋口など暑さを感じる時期のために着やすいように仕立てます。

ですので正直その店員さんのねらいとする所がちょっと私には理解できません。
単衣仕立てにして冬も着てしまう、あるいは袷(胴抜き)だけど単衣の時期にも着てしまう事は承知のうえで着るぶんにはかまわない事です。
けれど厳密には完全に流用はできるものではありません。

後染めのクリーム色という事ですから一般の方が想像する大島紬とちょっと違うタイプのものだと思います。
おそらくどちらかというと春や秋向きの物だからそういうアドバイスが出たのだと想像しています。
いずれにしても「年中着られる」という事にはなりませんのでご承知ください。
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この回答へのお礼

こんばんは、回答ありがとうございました。
季節ごとの着こなしから胴抜き仕立ての理由まで教えて下さり感謝です!頭にバッチリ入れます♪
『夏大島』縁があったら手にとって見てみたいです(買えませんが。笑)
私も店員のねらいが理解できなかったので、今はその店には行ってません。
小紋を見にいったのに紬を勧めてくるあたり、とにかく売りたかったのかなと思っています。

お礼日時:2006/10/29 20:29

紬の着物は値段が高い割には礼装にはなりません。


同裏抜きの八掛け仕立てにして春先か秋の季節に普通は着る物と自分では思っています。一重にして真夏には着ません。
着物を着る機会を作って出かけてくださいね。 日本人はやっぱり着物が似合う民族だと思います。私は着物を着てよく出掛けます。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございました。
店員さんの情報を鵜呑みにして、周りに「年中着てもいいんだって♪」なんて伝えなくて本当によかったです。
“着物を着てお出かけ”とてもうらやましいっ♪きものに興味を持ってから自分で着付けできるようになりたい!と思ったり、街中では呉服屋さんのディスプレイに目がいきます。着物揃ったら大切に楽しく着まくります!

お礼日時:2006/10/29 12:59

和裁が趣味の50を過ぎた働くおばちゃんです。


オークションでお安く落としては、ちまちまいるのを楽しみにしています。

昔の人の仕立てたものを壊して、いろいろするのですが、
いろいろ工夫があって面白いですよ。

ご質問の内容ですが、袖だけつけないというのは、「一重」を見せかけるため。
いろいろ、仕立で「ウソ」つくのです。

盛夏(7-8月)はすけたものを着ますので、つむぎは暑いです。
身頃に胴裏つけてると汗びっしょりです。

紬では、すそ回し(八掛)だけつけて胴裏なしというのも結構あります。
袖口の汚れ止めなのか、ふき裏はつけてたりします。
すそ回しはあったほうが、歩くときにすそさばきがいいのです。
それに、折り返しが擦り切れない。
擦れるときにはすそ回し(八掛)が薄くなる。

近頃は、思うのですが、盛夏の薄物も暑いです。
更に一重の季節として6月9月も暑い。

どうかすると、5月の連休時には夏の陽気。
11月も小春日和でしょう?
胴裏がついてると、暑いです、東京のハナシですが。

結局、羽織のおしゃれも愉しみたいし、袷の着物を、
体感温度できるとなると、12-3月?位しか適当な感じがしません。

もう、基本は一重の方が着まわすのも、きているのも楽なように思えます。
どうせ、ウールは袷はしないで、
一重ですし、感触的にはつむぎはウールより上等でウールっぽい。

身頃の胴裏も要らないんじゃないかと思ってます。
普段着ならです(紬)。

胴裏つけないというというのは、昔から、やってることのようです。

ただ、冠婚葬祭用などの袷が正当という言うようなものでは見かけませんが、生地や、柄などで季節的にどうなのかというなのは、
いろんな仕立がありますから、昔から、何でもありです。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございました。
昔の人々の工夫を見ながらのご趣味、本当に面白そう♪私もオークションはちょくちょく眺めるのですが、商品の説明がチンプンカンプンで、未だに手が出ません(笑)
昔から仕立てにもいろいろな工夫がされていたんですね!私は、夏は暑がり冬は寒がりなので、体感温度のお話しとても参考になりました。機会つくって東京でも着たいです♪

お礼日時:2006/10/29 12:15

初めまして、元呉服屋です。

基本的にはお書きの通り、夏着るものではありません!が、しかし、所詮ファッションです!最近ではブーツでも夏はいたりしてますよね!貴方がよいと思えばよい!昔の方がでられる席では、常識がない、と、思われるかも?胴裏は京都でもつけない仕立てもあるのは確かですが、あまりおすすめはできません!
紬系統は生地が硬いので、縫う後が引き連れる可能性があるからです!補助として胴裏を入れているという面もあります。あまり着なくなったので、そういう着方でも、どんどん、着てほしいですけどね!
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この回答へのお礼

始めまして、アドバイスありがとうございます。
ブーツの例えで、夏に紬を着ることはどういうことか実感できしました。
オシャレ度はまだまだなので、基本から入りたいと思います♪

お礼日時:2006/10/28 15:48

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