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予科練などで零戦に乗る人は、どういった方なのでしょうか?
優秀な方しか乗れないのでしょうか?
基準のようなもの、教えてください。


あと、将校になる人は、どういった方なのでしょうか?
また、上から2番目の立場の人は、「将校」ですか?それとも他に呼称がありますか?

よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

「零戦に乗る人」というのは戦闘機要員という意味でよろしいのでしょうか?


飛行教育の過程において中間練習機の課程を終了する時点でまず操縦要員と偵察要員に選別されます。偵察要員というのは飛行機には乗るけどパイロットじゃない人です。この段階で操縦要員に選ばれた人は優秀だった組である事までは間違いないでしょう。
同時に各自は自分の専修の希望(戦闘機、艦爆等)を提出して、本人の適性(と場合によっては手相)を元にしてコースを決めます。
戦闘機要員は一番人気があったので一番優秀であったとも言えそうですが、必ずしもそうは言い切れないようです。
ただ操縦士が正副二人いる大型機の場合は、副操縦士から経験を積むので比較的下手な人間が選ばれたというような話はあります。

将校になる人は原則的に士官学校を出た人です。日本海軍で言えば海軍兵学校にあたります。しかし戦争が本格化して大量の人数が必要になった場合にはそれだけでは不足なので大学出の将校を予備士官として指揮官要員にあてます。

上から2番目が何を指すのかわかりませんが、軍隊の階級は大きく分けて、将官、士官、下士官、兵に区分されます。それぞれ一般社会の会社に例えれば、役員、(大学出の)正社員、(たたき上げの)社員または契約社員、アルバイトまたはパートに相当します。
そういう意味では「2番目」は将校=士官なので、その認識であっていると思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました☆

お礼日時:2006/11/07 01:43

零戦についてはわかりませんので将校についてだけ。



将校と士官は基本的には同じですが、士官が軍医や経理官など非戦闘員も含むのに対し、将校は戦闘に従事する高級兵員です。旧陸軍と海軍で使い方の違いもあったようです。

将校の階級には将官(大将、中将、少将)、佐官(大佐、中佐、少佐)、尉官(大尉、中尉、少尉)がありますが、どの国でもほぼ似たような階級があります。

なぜ「将校」という名称かですが、恐らく中国(清国)からの輸入語ではないかと思います。清国の士官の名称はわかりませんが、中華民国の場合、将官と尉官は日本と同じなのに対し、佐官は上校、中校、少校です。中華人民共和国では階級が一つ多く、大校、上校、中校、少校です。

このように日本の佐官を中国では「校」と呼ぶので、士官のことを将校と呼んだのではないかと思います。ただ、日本この用語が輸入されたのは明治時代以前でしょう。

なお、韓国では佐官は大領、中領、少領です。日中韓で、佐官だけが全部違うのは面白い現象ですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございました☆

お礼日時:2006/11/07 01:43

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