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TVで“火垂るの墓”を観て思ったんですが、
清太と節子は巡洋艦の艦長クラスの海軍士官の子息、
母親は昭和19年当時で7,000円の貯金を残しているとありました。

そう考えると、それなりの遺族年金がもらえる上、
当時の7,000円の価値を考えると、
住処と当面の食い扶持の確保には十分と考えられますが、
それは無理だったのでしょうか?
ちなみに零式艦上戦闘機一機のレートが、
正式採用当時で5万5,000円程度と記憶しています。

A 回答 (5件)

>No4 様へ



 火垂るの墓の監督・脚本は「高畑勲」ですよ…。
 (宮崎駿氏の先輩)

 宮崎駿氏は、同時上映された「となりのトトロ」の製作にかかりきりで関与していないのですが…。
 (経験豊富なスタッフをどちらが使うかで相当の綱引きがあった様です…。)

 ちなみに、宮崎駿氏は火垂るの墓の強烈な批判者で曰く

 巡洋艦の艦長の息子は絶対に飢え死にしない。 それは戦争の本質をごまかしている。
 それは野坂昭如が飢え死にしなかったように、絶対飢え死にしない。
 海軍の士官というのは、確実に救済し合います、仲間同士だけで。
 しかも巡洋艦の艦長になるというのは、日本の海軍士官のなかでもトップクラスのエリートですから、その村社会の団結の強さは強烈なものです。
 神戸が空襲を受けたというだけで、そばの軍管区にいる士官たちが必ず、自分じゃなかったら部下を遣わしてでも、そのこどもを探したはずです。

 海軍では、もし戦死したらその遺児達の面倒は、海軍兵学校の同期生たちが必ず責任を持って面倒を見るという伝統が有りました。
 (海軍将校の親睦会である水交社への活動は陸軍とは異なり準公務として扱われた程。)

 個人的な推測ですが、火垂るの墓の原作者の野坂昭如は、自身と妹(実際に栄養失調で亡くなっている)をモデルにしながらも、あえて普通なら絶対に餓死しない立場の少年を主人公にする事で、社会からの隔絶という兄妹の悲しく儚い二人だけの世界を描こうとしたのだと思います。


 あと、主人公の少年ですが年齢的にいって本来であれば海軍飛行予科練習生や海軍兵学校予科への入試対策をやっていないと世間体的に非常に拙い立場なんですよね…。
 (父が高級海軍軍人で相応の役得も受けているのですし…。)

 まあ、作中でも確か叔母が学校や工場へ行かない事を責めているシーンって有ったと思いますし…。

 あと、貯金を使うシーンは幾つか有った訳で、作中最後の時点でいくら残っていたかは…。
 (七輪とかを買ってきた事に、叔母が「当て付け」などと言う場面が有った。)
 海軍大佐の妻の葬式ならかなりの額を使いそうですし…。
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No.1です。

「風立ちぬ」の制作風景を記録した「夢と狂気の王国」という映画を観ました。
ジブリ映画は嫌いですので、「風立ちぬ」も当然ながら見てないのですけど、「なんでYahooレビューにあるような、あんな酷いストーリになってしまったのか?」という疑問の答えが得られるかも?」と思ったのが理由です。
で、わかったのは、宮﨑監督は、映画の脚本を作らず、絵コンテを作っているってこと。「こんな絵(シーン)を描きたい」ってのが先にあって、それらを描きながらストーリを完成させている。

つまりは、周囲の作画スタッフも、隣の席で仕事している進行管理?の女性さえも、どんな話になるのか分からないスタイルで、絵コンテがいつ終わるか分からず、何本もの映画作成の仕事していたのは当然として、もしかしたら宮﨑監督本人でさえもどんなストーリにするかを決めないで、映画を作り続けたのが理由だと。

となれば、「火垂るの墓」でも、「こんなお涙頂戴の絵・シーンが欲しい」というのが先にあって、そこに持って行くためにストーリを創る。だから無理筋のストーリ、意味不明の映画ができあがってしまう。
でも、その映画の中には、綺麗な絵、感動的な絵、敵と味方の屋根や空を駆け巡る凄い追いかけっこシーンがちりばめられるので、宣伝しやすい作品はできあがる・・・。

まあ、「美少女がマシンガンを振り回すシーンが描きたい!」なんて理由でアニメータになる方もいたと思うので、そういうのも悪くはないのかもしれませんけどね。

P.S.
ジブリという文字と「夢と狂気の王国」というタイトルに興味を持ったのか?初老の夫婦が前のほうにいたけど、映画の途中で出ていっていまいました。
たぶん「タイトルに騙された!!」と思ったのでしょうね。私は、NHKのドキュメンタリー映画だと思っていたから、おもしろく見ることができたのですけど。

ちなみに、本当かどうか分からないけど、引退発表の会見のとき、監督が手に持っていた紙には「引退の辞、あと10年現役で頑張る」と書いていたと語ったそうです。
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他の人も答えてるけどあれはお涙頂戴のくさい話だから^^;;戦争で親が死んで親戚や近所の人に冷たくされて幼い兄弟で頑張ってそして妹が死ぬ おにいちゃん・・・ってこれで泣かなきゃ人でなしだろってくらい臭いよね やりすぎ^^;;ジブリは好きですが蛍はあざとすぎて嫌い余りにもこれでもかって盛りすぎっしょ質問者様が言うように逆に(;´-`)。

oO(ぇ・・・)重巡の艦長ってことは大佐 戦死で特進だから少将か中将工工工エエェェ(゜Д゜)ェェエエ工工工軍人年給すごいぞ将官の息子なら親戚にとっては金づる 食料も軍のコネでぜってい回ってくるだろ 金づるの子供がいなくなったらおばさん困るやろって余計なこと考えますよね^^;;
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>住処と当面の食い扶持の確保には十分と考えられますが、それは無理だったのでしょうか?



火垂るの墓は、野坂昭如さんの原作を基にしたアニメですよね。
原作自体が、野坂昭如さんの実体験を基にしたフィクションです。
原作自体、節子は4歳ですが「当時の節子は、1歳」です。^^;
妹が自分の手の中で死んだ事。亡骸を自分で火葬した事。その骨をドロップ缶に入れていた事。
この3点は、野坂昭如さんの実体験らしいですがね。
ただ、飢えて度々夜泣きをする妹に対する扱いは虐待に近かったことは野坂さんは認めています。
が、原作でもアニメでも虐待の話は一行も存在しません。
当時の7000円は、現在の700万円前後ですよね。
実際には飢え死にするはずのない「海軍士官の息子」という設定にした理由。
「戦争の悲惨さ」だけでなく「社会から孤立した結果」を描きたかった!との説もあります。
原作者である野坂昭如さんが「二度と火垂るの墓は見たくない」と言った話は、意味深です。
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そのアニメは、兄が近所の人達の助けを断っていたように見えました。

彼にとっては周囲の人々が全員敵に思えていたのでは?
だから、なんとなく自業自得だと思いますし、そんな母の貯金があることも忘れていたのでは?
まあ、ジブリ作品なので、ストーリがデタラメで、どーでもいい作品だと見た後に思いました。
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