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仕事柄Express予約で東海道新幹線に乗ることが多いのですが、眠っているときに検札で起こされるのが頭にきます。
JR東の新幹線の場合だと、自動改札を通れば検札省略になるのにどうしてJR海では出来ないのでしょうか?
小田急でも正しい指定券を持っている乗客には検札省略になったはずで、JR海の顧客に対する姿勢に疑問を持ちます。

A 回答 (6件)

 こんにちは。


 No.3とNo.4の方に補足です。

 実は,東海道新幹線でも携帯端末で情報の取り扱いシステムはもちろん可能です。しかし,わざとやっていないのです。その理由はつぎのようなことからです。

 まず,JR東日本です。JR東日本の新幹線や一部の特急,そして通勤ライナーなどでは,指定席が発券された段階で,該当車掌の携帯端末に情報がすべて集約されます。それで,車掌は空席のみをチェックして,そこを利用している人がいるとその人を検察して料金などを収受します。だから,全員の指定席客には検札しないのです。

 これに対し,JR東海ではどうかというと,このシステム導入はもちろん可能です。しかしながら,次のような事情から,車内での直接検札の方が効率がよいとして導入していないのです。

 現在,東海道新幹線では1時間あたりの運転本数が,のぞみ4本・ひかり2本・こだま2本の計8本が基本ですが,需要に合わせての不定期のぞみがあちこちに入り,最大は2倍の数になる時間帯もあり,このときは,1時間あたり8・2・2ダイヤとなります。
 つまり,1時間あたりすべて合わせて12本で,次から次へとのぞみが発車していく東京駅が日常というような景色なので,乗客の多くは指定席か自由席かにかかわらず,飛び乗りで乗車してきます。

 まず,乗車直前に乗車変更(同一日の同一列車の別指定席や別の列車への指定席変更など「乗変」といいます。これは制度上認められています。)をする人がビジネス理由からけっこういます。このデータは,端末反映には間に合いません。
 まだ窓口で手続きをするのは時間に余裕のある人で,窓口の長蛇の列に並んでいては仕事や約束に間に合わない,といって飛び乗る乗客もいます。
 このときは,変更する前の座席が空いて,その人は別の席に座ります。その空いた席にまた別の飛び乗り客が座るというサイクルが,どんどんとできていきます。これらの席の移動は全くデータと関係なく個人の意思で行われるので,当然データには出てきません。

 次に,自由席飛び乗りした乗客も,自由席が満杯の時は,指定席に移らざるを得ず,空いている指定席を探し,まずは適当な指定席に座ることになります。これも,データとは無関係になります。

 3つ目に,指定席券なしで飛び乗りして,そこがたまたま指定席車両で,はるか遠くの自由席車に移るのが面倒で,そのまま指定席車両に座るという乗客もけっこう多いのです。これもデータ反映されません。

 はては,指定席券を持つ乗客でも,3列ABC席の真ん中,B席の指定の乗客が,見ず知らずの他人にはさまれて窮屈なのをいやがって,隣の2人がけのDE席に移動して座ったりなどもします。

 このように,東海道新幹線では,それぞれの思いで乗車する乗客がずいぶんと多いのです。
 その結果,座っているはずの席に乗客がいなかったり,その逆にデータのない席に乗客が座っていたりということが頻繁になります。困ったことに,乗客の間で席の取り合いになることもあります。

 こうした現状があるので,携帯端末装置の使用をしているとかえって無駄が多く,「のぞみ」では品川や新横浜発車後にまとめて検札する方が確実で手っ取り早いのです。次の名古屋では,未検札の席や名古屋乗車客のみ検札します。

 東海道新幹線には,以上のような乗客の乗車習慣があるので,JR東海としてはそれに合わせて対応しているわけです。決して,乗客無視とか顧客に対する姿勢が怠慢や横柄とかいうことではないことを理解してくだされば幸いです,というとおかしいですが,そういう事情だということですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
事情はよくわかりました。ひかりレールスターのように、チケットホルダーが座席についているとよいのですが。

お礼日時:2006/11/25 23:10

 Express予約は最近、席番予約ができるようになりました。


 というわけで、多数利用されるのでしたらその都度号車を変えるなどして、検札が早く終わる車両を探してみるのはいかがでしょうか。

 一概には言えませんが、東京駅乗車時で1・8・11号車に乗った時は、検札が早かったような気がします。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。
今度試してみます。

お礼日時:2006/11/25 22:18

 JR東海でも上記のようなサービスはシステムをつくればできるのですが、東海道新幹線は運転本数が多く、ビジネスユース中心で飛び乗り客が非常に多いという特徴を持っています。

つまり、新幹線の指定券を取っていても別の列車に窓口での変更無しで乗車する乗客や、回数券を持っていても座席の指定を受けずに乗る乗客が多いのです。
 故に、自動改札機の入場で指定席をチェックしデータを車掌に伝送するJR東日本のようなシステムや特急券の販売状況を車掌に伝送する小田急のようなシステムをつくっても、着席している乗客がその座席の指定券を持っているという前提が崩れているので、結局検札でチェックせざるを得ないということです。
 本来でしたらルールを厳しくすればよいのですが、飛行機との競争では『新幹線はすぐ乗れる』ことをアピールしておりますし、実際に窓口での変更を義務付けると窓口がパンクしますので、現状では検札を継続することが最良と判断したのでしょう。

 将来的には、Suicaグリーン券のように、検札が不要な客と必要な客とがすぐにわかるようなシステムが導入されればよいのですが。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
事情はよくわかりました。ひかりレールスターのように、チケットホルダーが座席についているとよいのですが。

お礼日時:2006/11/25 23:11

JR東日本、小田急、近鉄の特急は、車掌手持ちの端末機に


「この席の人はどこからどこまで乗車する」というデータを送信して
いるので、車内では「その区間でその席に座る人がいるかどうか」を
常時確認できます。

JR東海は、まだそこまでのシステムが出来ていないので、「この席に
有効な乗車券を持っているかどうか」を確認する必要があるんですね。
JR東海でもこのような端末機が導入されればいいんですが、何せ列車
が多くデータ量が桁違いなんで、まだ導入出来ていないみたいです。

導入されれば他の電鉄などと同じように、車内での改札はなくなると
思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/25 22:16

車内改札の継続・廃止には、各JRが管轄する新幹線の性質や利用者層の性格にも起因している。

JR東海管轄の東海道新幹線は東名阪3大都市圏の移動を旅客流動のメインとしており、乗客の7割はビジネス目的で、その数は他を寄せ付けず圧倒的に多く、乗客の入れ替わりも頻繁に行われる。それに、大都市圏に生活基盤を置く人が多いため、「知らない人間の隣にいるより、向こうのすいている席に1人で座ったほうが気が楽」と考える人も多く、指定券を持たずして指定席に座る乗客は多い。また、運行間隔が短いため、指定席券を持っていても予定よりも早く駅に到着したら先行する列車に乗車する、といった現象も東海道新幹線ではよく見られる。

だそうです。
参考URLより

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%B9%E6%9C%AD
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この回答へのお礼

参考URL、読ませていただきました。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/25 22:15

検札があるところって在来線ホームと新幹線ホームが何らかの理由で行ける駅があるからじゃないですか?


あとはあまり考えられないけど、自動改札を導入していない場所があるとか?
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/25 22:14

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