No.2ベストアンサー
- 回答日時:
海坂藩は架空の存在ですから、真実は藤沢周平氏の頭の中にしかありません。
藤沢氏は故人で、海坂藩の設定を藤沢氏自身が詳細に書き残したものもないはずですから詳細は永久に不明です。いくつかの小説を読むと、海坂藩の職制は
執政←中老←組頭←奉行
と言う階層みたいですが。
なお、藤沢氏自身は庄内藩士の家柄ではなく庄内地方の農家の出身で、藩の組織まで詳しく知っていたかどうか疑問です。小説の海坂藩は、実収20万石以上の大藩である庄内藩より小さい数万石規模のように思えます。「組頭は何の組頭か」といった細かい設定まではしていないと考えるべきではないでしょうか。
No.4
- 回答日時:
藤沢周平の小説は全部読んだつもり?ですが、たしかに組頭というのは、ハッキリしませんね。
東北の似たような小藩ということで相馬中村藩の組織図を参考URLに載せておきました。
この組織図の行政組織には組頭は載っておりませんが、軍事編成に組頭というのが出てきます。
しかしこれを彼の小説の組頭に当てはめますとピンときませんね。チョッとヘンだということになります。
諸藩の組織とか役職名は、みなそれぞれの藩によって違うものですが、組頭という名前からはトップクラスの軍人というイメージが浮かびます。
そういうことで、NO.2さんのランク付けに賛成したうえで、事が起こったとき、藩の軍事行動はこの人が中心になるんではないかと、そんな感じで小説を読んでいました。まあ、家来の中で家老や中老の次くらいの身分で軍人というイメージですね。
藤沢周平もそんなつもりで書いていたんじゃないかと思います。
参考URL:http://www.fks.ed.jp/DB/kyoudo/81.haramachi2/htm …
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
おすすめ情報