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大腸菌のグリセロールストックについての質問なのですが、グリセロールの濃度はどのくらいがよいのでしょうか?

A 回答 (3件)

私の研究室では、30%(v/v)を用いています。


まずは、MilliQをつかって60%(v/v)のグリセロールを調製し、オートクレーブしておきます。
思いっきり気を使う人は、さらにフィルター滅菌したりもします。
それを分注して保存します。
グリセロールストックを作製する時は、
この60%(v/v)グリセロールと、培養液を等量で混ぜて、終濃度30%とします。
混和後は、可能なら液体窒素で瞬間凍結したほうが望ましいのかもしれません。私は、瞬間凍結しなかったことがないので、しない場合のことはわかりません。
量的には少量でいいですが、大事なクローンであれば、3つくらい作って、普段使う用と保存用を別のストッカーに入れると安心です。
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最近、試薬メーカーがいろいろと条件決めをして10%がもっとも、ストックした大腸菌のダメージが少なく、platingしたあとに大量培養しタンパク質の発現誘導を行ったときにいい結果がでたそうです。

15%よりも確実にいいと、その研究員は宣伝して回っていましたが、どのくらい一般性があるのか不明です。
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Molecular Cloningなど、歴史と実績のある成書では15%ですね。


本や製品によっては10-50%くらいまで幅がありますが。
実際、グリセロール濃度は低くてもあまり大腸菌の生存には影響なく、むしろ必要最小限にしておいたほうが融解しにくく保ちが良いです。
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