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初めての投稿です。私はいま学校の課題で、靖国問題を取り上げています。だいたいの趣旨としまして、第二次世界大戦による極東裁判で裁かれた人たちですが…枢軸国ドイツでのニュルンベルク裁判で裁かれたひとたちは奉られてる場所は無いんでしょうか??


A級戦犯の人たちが奉られているから日本は目の敵にされているのでしょうか??


あと日中戦争による被害をこうむった中国が批判するのはわかりますが…韓国が批判する意図がつかめません。どうか教えてください

A 回答 (8件)

そもそも「A級戦犯」という概念が非常にいい加減なものです。


ドイツと結んでポーランド東部・バルト三国を併合し、フィンランドに戦争を仕掛けて領土を掠め取り、更に日本との中立条約を弊履の如く捨て去って多くの人命と領土を奪ったスターリンは何故裁かれなかったのか。
満洲事変で最も重要な役割を果たした石原莞爾も起訴どころか拘留もされていない。

「BC級戦犯」でも原爆投下を決定したハリー・トルーマン、都市への無差別爆撃を指揮したカーティス・ルメイなどは当然該当するはず。

それから「ドイツ国籍や無国籍のユダヤ人を抹殺する」行為は国際法に規定がなかったため「人道に対する罪」なるものを事後に拵えて裁く他ありませんでした。
ドイツの軍人やSSの行動部隊指揮官、強制収容所運営者、そして治安機関(ゲシュタポなど)関係者たちは「国家行為(公務員が国家の命じるところによって実行した事柄は責任を問われないという法理)」を根拠に無罪を主張しました。
全ての責任は命令を下す上司が負い、最終的には終戦時既に消えていたヒトラー、ヒムラー、ハイトリヒ、ゲッベルス、ボルマンに押し付けられることになります。


それに対して、大日本帝国では積極的に戦争を推進する特定の指導者などは存在しません。
張作霖爆殺からポツダム宣言受諾までにざっと17の内閣が成立しては消えて行きました。
陸軍大臣は約14人、参謀総長は6人が在任しています。
こんな不安定な人事慣行が平然と続けられていた(戦時中ですら定期異動が行われていた!)のに連合国の言う「共同謀議」など可能なはずがない。
死刑になった7人の内訳は対米英開戦時の首相・陸相だった東條、満洲事変に関係した板垣、土肥原、東條陸相の下で次官だった木村、軍務局長やフィリピン戦線での方面軍参謀長などを務めた武藤、北支事変勃発時の外相だった広田、第二次上海事変以降南京攻略まで派遣軍司令官だった松井ですが、東條と武藤は対米戦回避を模索していたし満洲組では石原、片倉衷、花谷正らは追及されていない。木村は陸軍次官とは言えお飾りだし、広田は巡り合わせが悪かっただけ。
そして松井石根に至ってはより責任があるはずの柳川平助や中島今朝吾が既に死亡し、また皇族である朝香宮は除外されたので生贄にされただけという杜撰さ。
アメリカが山本五十六を戦時中に始末してしまったため海軍からは死刑判決を受けた者が出なかった。
「共同謀議」などが行われていたら戦争指導はもっとマシだったでしょう。

それと靖国神社や神道についての無理解が外国人だけでなく日本人にも蔓延っているのも問題。
菅原道真や淡路廃帝淳仁天皇、東国の新皇平将門、日本一の大怨霊崇徳上皇のように不遇の最期を遂げた人々が災厄を齎さないように祀ることも珍しくない。
幕末以来天皇を頂く国家のために戦い生命を落とした人々が怨霊化しないよう祀ったのが招魂社(靖国神社)でしょう。
そこに三権の長や天皇などが参拝し魂を鎮めることを他国からあげつらわれる筋合いは一切ないのですよ。

因みにドイツ国家は1945年5月23日付で消滅し1949年に新国家が連合国によって樹立されるまで完全な占領地域であり、敗戦後も政府が機能し続けた日本とは事情が全く違うので比較対象には相応しくないのです。
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まずドイツ政府は一貫してニュルンベルグ裁判を「法の遡及適用による不当な裁判である」として認めておらず、当然ですがA級戦犯という存在そのものを認めていません。


このためA級戦犯として処刑されたカイテル元帥やブラウヒッチュ上級大将でも、法律上「ドイツの将軍」として遇されており、当然遺族にもその階級に応じた軍人の遺族年金が払われました。
それ以外のBC級戦犯も戦後ドイツ人は熱心に釈放・恩赦運動を行い、B級戦犯として有罪になっていたマンシュタイン元帥など、釈放後にドイツ軍顧問として辣腕を振るった人物もいます。
こういったドイツ軍人は戦犯であるか否かに関わらず、ドイツ各所にあるドイツ軍人墓地に葬られています(手元にある資料ではレーダー元帥など一部しか具体的な場所は分かりませんでした)。
それ以外の文民の戦犯については個人レベルの墓があるだけで、特に異例施設のたぐいはありません。

余談ですが今でも一部で「ドイツはナチス犯罪の時効はない」などと言われる事がありますが、これは事実ではありません。
ドイツで時効がないのは「謀殺罪(計画的殺人)」ですが、当然ながらナチスであるか否かと全く関係ありません。
そしてそれ以外のナチスの犯罪は全て時効が成立しています。
つまり「時効がないのは謀殺罪だけであり、法律上はナチスと関係ない」「謀殺罪以外は全て時効が成立している」わけであり、明らかに「ナチス犯罪に時効はない」は誤りです。
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靖国神社は「英霊を顕彰する神社」であり、「A級戦犯の人たちが奉られている」神社ではありません。

間違わないで下さい。英霊の中に、停戦後に連合国の復讐の矢面に立って刑死・獄死した方々が「公務死者」として含まれているだけです。

「靖国問題」なるものは「中国・韓国・北朝鮮の3カ国が日本に因縁をつけている問題」です。あちらの都合で因縁をつけているわけで、筋の通った理屈は特にありません。

日本人に対して行われた戦犯裁判については、サンフランシスコ平和条約後には戦勝国も既に問題としていませんでした。
重光葵
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8D%E5%85%89% …
は、A級戦犯として禁固刑を受け、戦後に出獄して直ちに国会議員に当選、外務大臣となり日本が国連に加盟するときは国連本部で受諾演説を行いました。重光氏が元A級戦犯であることが問題視された形跡はありません。
重光氏については、記念館が存在して彼を顕彰しています。
http://web.hpt.jp/contra99/
中国などが文句をつけてもよさそうですが、今の所は無視しています。あちらの都合ですので、そのうちに文句をつけるかもしれませんね。

法律を少しでも齧っていれば、何かの罪で死刑になることと禁固刑になることは同じ意味を持つことで、死刑になった人と禁固刑になった人を後に別々に扱うべきでないことは分かるはずです。

中国・韓国・北朝鮮以外の国は
「戦犯裁判は戦争行為の一環であり、講和条約が結ばれて戦争状態が終了すればその時点で終わりになるもの」
という国際常識を弁えていますから、かつて重光氏が日本国の外務大臣という最重要の公職に復帰しても問題視せず、「靖国問題」なるものにも特に反応しておりません。

「第二次大戦は話としては、独裁国家である枢軸国を民主国家で荒れる連合国が倒した戦いということになっています。敵が独裁国家である以上戦争の責任者は独裁者とその協力者ということになり、一般民衆に責任は無かったというロジックになっております。」
といったお話ですが、既に歴史の一齣になった話ですから、簡単に言えば「時効」です。これは、「アメリカの19世紀の南北戦争における、合衆国に対する反乱者である南部連合の指導者を、南部の諸州が顕彰しても北部の人たちは何も言わない」のと同じような話です。
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第二次大戦は話としては、独裁国家である枢軸国を民主国家で荒れる連合国が倒した戦いということになっています。



敵が独裁国家である以上戦争の責任者は独裁者とその協力者ということになり、一般民衆に責任は無かったというロジックになっております。

ドイツの場合、独裁者とその協力者とはナチスですから、ナチスの関係者が戦争の責任者ということになりますし、現在のドイツはそのような独裁者から離れて民主的な国として成立した国なのですから、ナチスの関係者を奉ることはありえないわけです。

日本の場合、独裁者とその協力者は(幸か不幸か最高権力者の天皇ではなく)日本軍の高級将校とこれに協力する官僚という事になっていますから、現在の日本ではこれらの人々を英雄とか偉大な指導者ではなく戦争に責任のあった人、戦争犯罪人として取り扱っているわけです。
ところで、靖国は国家のために戦って死んだ人を英霊として奉るところだったのですが、第二次大戦の敗戦に伴って戦争に関連して死んだ人を奉る場所ということに変わり、それ以前より圧倒的に多い人々を奉ることとなったので、結果として戦争の責任者も奉られている形になっているわけです。
これは東条英機などにすれば許しがたいことでしょう。彼は戦場で死んだ人であっても、戦闘に直接関係しない人を靖国に祭ってはいけないという命令を出していましたから、戦場のはるか後方にいる自分達が祭られるなんてことは思いもしなかったと思いますよ。

>A級戦犯の人たちが奉られているから日本は目の敵にされているのでしょうか??
だれが日本を目の仇にしているのでしょうか。
外交上抗議している国はありますが、目の仇にしている国はありませんね。中国、韓国、アメリカ、イギリス、オーストラリアといった国々の政府や国民が抗議あるいは不快感を表明しているのはA級戦犯を祭っていることではなく、A級戦犯を含む「英霊」なるものに日本の国家の首長が拝礼していることです。(A級戦犯を含む戦死者を悼むことについては、受け入れる人が多いと思います)。
A級戦犯を奉る神社があることは不愉快なことでも無視してできないことは無いでしょうが、現在の日本の首長が第二次大戦の敗戦国である軍事独裁国家日本の独裁者を崇め奉るのは戦争の責任者は独裁者とその協力者で、一般民衆と現在ある国家に責任は無いというロジックに問題を生じさせますので、抗議したり、不快感を感じる人がでてくるのは当然といえば当然ということになります。
つまり、軍事独裁国であった大日本帝国が第2次大戦を戦ったことによる責任はどこにあり、誰が間違っていたかということを今まではA級戦犯に責任があるということにしていたのですが、それを現在の日本の首長が拝礼するというのは、日本は軍事独裁国大日本帝国と連なる国ではないかという疑念が生じることになるわけです。
もし、現在の日本がA級戦犯の思想を引き継ぐ国であるとすると、そもそも第2次世界大戦の終了の方法は間違いだったということになります。参拝した小泉前首相もそれゆえにA級戦犯は戦争犯罪人であるということを繰り返し述べて現在の日本がA級戦犯の思想を引き継ぐ国では無いことをアピールしたのですが、言葉と行動が違っているという風に思われたのですね、

>あと日中戦争による被害をこうむった中国が批判するのはわかりますが…韓国が批判する意図がつかめません。どうか教えてください
もともと、韓国は中国と仲良くしていて、日本が戦争するからといって国民その財産を日本に差し出す必要は無かったわけですが、当時日本の占領下にあったため、日本の当時の指導者(つまりA級戦犯)の指示によって、少なくとも結果的には日本の行った戦争のために国民と財産をさしだし、失うことになったわけです。
その責任を問う声があるのは当たり前です。日本でも当時の人々に誰に責任があるかを聞けば当時の軍幹部と官僚であると言うでしょう。
日本人と同様に韓国もA級戦犯に対して責任を取ることを求めるわけですが、そうして多くの国民を戦場に動員し、国民の生活に非常な困難をもたらした当の責任者を日本の首長が崇め奉るようなことをするのであれば、日本に対してその人たちのやったことを忘れたのかといいたくなるのは当たり前だと思いますよ。

日本が独立したことで全てはリセットされたと主張する人たちがいますが、実際の国際政治を見ても国連(United Nations)は連合国(United Nations)が戦後もその目的(独裁国を倒し、民主主義国が平和と安全な世界をつくること)を戦争が終わっても達成するために組織したものですし、現在でも軍事独裁国家日本やナチスドイツが再度復活しないようにすることがその目的になっています。実際例えば国連機関である国際原子力機関(IAEA)の活動は日本の核武装の防止と監視が主要な任務の1つです。
このような状況を考えても軍事独裁国日本の指導者を現在の日本の首長が崇め奉るということが、戦後の枠組みの中で国際的な理解を得にくい行動であることがわかると思います。
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韓国が批判する理由は、どこの国だろうとも植民地にとって宗主国は気に入らない(大なり小なり不満はある)わけです。


あと外交カードの一つとして使っているものと思われます。

また朝鮮人に対しては兵役義務はなく、志願制であったと捕捉しておきます。
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質問者さんが指すニュルンベルク裁判とは、ヒトラー体制の高官を裁いたニュルンベルグ国際軍事裁判なのか、


米国が、より重要でない犯罪者を裁いたニュルンベルグ軍事裁判のどちらを指すのか微妙なところですが、
多分、連合国がまとめてドイツを裁いた裁判という事だろうと思うので、前者と解釈します。
前振りが長くなりましたが、確かに「どこそこの墓に暝っている」という話は聞かないですね。
空軍総司令官だったゲーリングは遺灰をエルベ川に撒かれ、突撃隊長のヒムラーは、
遺体をリューネブルクの森に埋められたそうです。

靖国神社が目の仇にされているのは、いわゆるA級戦犯とはあまり関係がありません。単なる外交カードです。
その証拠に、A級戦犯とされた方々が合祀されたのが1978年。一方、中国が初めて抗議したのが1985年。
なんと10年近くも経ってからです。もし、心底から傷心していたのであれば、即座に抗議して然るべきです。
従って、「日支事変による被害~」の件も、私にとっては疑問符を付けずにいられません。

ちなみに韓国は「A級戦犯の分祀だけでは靖国問題の解決にはならない」との認識を政府見解として出しています。
この点から見ても、いわゆるA級戦犯云々が理由でない事も分かります。
まして今、A級戦犯なる人々は存在しないのですから。
1952~1955年にかけての諸決議によって、全員が赦免されています。

で、韓国側の言い分ですが、簡単に言えば「ウリミンジョクをチョッパリの神社に入れるとは何事だ!」
という事になります。しかし、生前に「靖国で会おう」と約束し、亡くなった方が多くいますし、
そうでない方にしても、当時は日本民族も朝鮮民族も漢民族も台湾民族もなく、
日本のために戦い、亡くなった方々を靖国に祀るのがルールだったのです。
もし、当時の朝鮮系日本人を合祀しなかったら、今頃は「なぜ合祀しなかった?
シャベツニダ!」と騒いでいた事でしょう。
韓国人の中には、いわゆるA級戦犯とB・C級戦犯の違いを知らない人や
「位牌を返せ」と訴える人が少なからずいます。
いわゆるA・B・C級戦犯の間に上下はなく、単なるカテゴリー枠の名称というだけなので、
もしA級戦犯を無理やり分祀したとしても、次はB級、C級戦犯の分祀を要求するでしょう。
もちろん、靖国は神社であって仏閣ではないので位牌はありません。
このように、韓国人の訴えの場合、無知からくる部分も少なくありません。
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ニュルンベルク裁判では、ドイツの戦争を裁いたのではなく、ナチス、ゲシュタタポ(秘密警察)、ナチ親衛隊(SS)、保安隊(SD)などの犯罪団体が行ったユダヤ人大量虐殺のみを「人道の罪」として裁きました。

よって、ドイツの国家そのものは対象外でした。
一方、東京裁判は、日本という国家を断罪するのが目的でした。被告二十五人全員が「平和に対する罪」で有罪判決を受けました。戦争指導者がA級戦犯として断罪されました。

ナチスの戦争犯罪人は今でも追求され、どこかに奉るような対象では有りません。ドイツではナチス犯罪で有罪になった数は1992年までで6488人に及んでいます。
それに反して、日本の場合、昭和27年に日本が独立すると、戦犯釈放運動が全国に広まり、4000万人の署名が集まりました。昭和28年に戦犯の赦免に関する決議が国会で、全会一致で決議されました。
その後、A級戦犯は靖国神社に合祀されました。
>A級戦犯の人たちが奉られているから・・・?
その通りです。中国は日中国交条約を締結する時に中国の国民に対して「日本の戦争指導者と一般国民を区別すべき」という二重基準を提示して納得させました。ですから、A級戦犯の合祀された靖国神社に総理がお参りに行く事を中国は受け入れることが出来ないのです。ただ、中国の靖国参拝反対は、中曽根内閣の昭和58,59年時はなかったが、60年の時から始まっており、極めて政治的な判断に依ると見られています。

韓国の場合は、1910年に日韓併合され35年間、日本は朝鮮を支配していました。戦前、朝鮮人強制連行、日中戦争・太平洋戦争に朝鮮人を大量に徴兵し、兵役義務を課す等、戦後批判され日本のA級戦犯に対する目は厳しい物がありました。
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中国も韓国も日本に嫉妬して歴史にドロを塗り金をもらって宣伝する。


そして今のポジションを横取りする。
と言うわけ。
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