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 日本語を勉強中の中国人です。ここの皆様は文学もお好きでしょうか。私は文学は好きですが、哲学が難しくてぜんぜんわかりません。哲学と文学の違いを教えていただけないでしょうか。本当に何もわからないので、簡単な言葉で説明していただければありがたく思います。

 また、質問文に不自然なところがありましたら、ご指摘いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

哲学に関しては全くの素人なので他の方に教えるなどという面映いことは不可能ですが、個人的な解釈を述べてみます。



哲学は、人間に関する事柄を、「人間とは何か」も含めて『根源まで追求しようとする学問』だと思っています。
あらゆる局面においてその追求は可能でしょうし、哲学は学問の学問、と呼ばれるのはそのせいなのでしょう。

例えば、『「美しい」とは何か?』を追求することも哲学と言えるのではないか、と思います。
絶対的な美というものはあるのだろうか。
「美しい」という現象、あるいは感覚は、生きる上において人間にどのような意味を持つのだろうか。
逆に「美しくない」という評価をすることと人間性との関連性は何か存在するだろうか。
等々。

あるいは彼にとっての「善」と私にとっての「善」が一致しない場合、ただ善であるというだけでは物事の判断ができなくなるわけですが、その場合にどのような考え方によって事態を解決することができるだろうか、またはすべきだろうか。
等。
言語の一般的な解釈に疑問を投げかけることによって、その言語が示す本質に迫ろうとするという側面も持っているように思います。

正式な哲学の定義はわかりませんが、いずれにしても人間にとっての『何らかの真理を脳で模索すること』だろうと思っています。

文学の基本は人間模様でしょうから、明確にするかしないかは別にしても、必然的に哲学的要素が必要となるようにも思います。
あるいは、文学自体が哲学である場合も多いでしょう。
(本来の)文学は『何らかの真理を言語で表現するもの』という気がします。

いずれの場合も、人間自体に関する真理の探究という共通点があるわけで、真理は心理でもあるという見方もできるのかもしれません。
ただ、全くの個人的見解なので、その点は悪しからずご了承下さい。
 
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この回答へのお礼

 hakobuluさん、いつもお世話になります。ご回答ありがとうございます。『何らかの真理を脳で模索すること』なのですね。だいたいの感覚はわかりました。哲学の世界ってどんな世界なのか少し興味を持って見学しに参りました。難しい学問のようですね。本棚に置かれた本にたとえて言いますと、私にとっては、文学は下のとりやすいところに置かれた本であるのに対して、哲学は見えない高いところに置かれた、この凡人の私の手で触ることができない本だと思いました。
 本当にありがとうございました。大変参考になりました。

お礼日時:2006/12/20 21:36

文学:小説を書くなど、文章で表現すること。

また、文章で表現されたものを解読する学問。

哲学:表現するというより考えること。考えていることを正確に伝えることができるように考えること。考え方を探すこと。また、過去の人たちはこう考えたということをまとめる学問。

こんなところです。
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この回答へのお礼

 ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。考えることなのですね。だいたいわかりました。大変参考になりました。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/12/20 21:06

質問にある「文学」と「哲学」ですが、文学とは「物語」の別の言い方です。

哲学とは、philosophy、つまり、人間の存在意義みたいなものについて研究する学問です。同じ「学」の文字がありますが、後者が学問の1分野であるのに対し、前者は学問ではありません。
私は中国語を勉強中の日本人です。お互いがんばりましょう。
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この回答へのお礼

 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。だいだいの感覚はわかりました。大変参考になりました。
 私は「活到老,学到老」(年をとっても学習はやめない。生きている限り勉強し続ける)という言葉が好きです。一緒に頑張りましょう。本当にありがとうございました。謝謝!

お礼日時:2006/12/20 20:59

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