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いつもお世話になっております。
運転するのは、私の夫です。(運転歴20年。雪がなければロングドライブもOK)車は、ドイツ車の2500cc、FR車です。他の方の質問&回答を参考にさせていただきましたが、雪道ではスタッドレス&チェーンが良いのですね。(早速購入しなければ…って、こんな感じです)

ここからが質問です。子どもが生まれてからスキーから遠のいていましたが、今年からスキー熱が再燃。十年ぶりのスキーです。独身や新婚時代は夜行バスでしたが、さすがにもう辛い。子どももいるし。で、今まで一度も雪道を運転したことがない者が、いきなりスキー場まで運転するのは可能なのでしょうか?その場合の注意点があればお教えください。今年はバスを使って行きますが、スキーヤーオンリーのスキー場に行きたいので、バス(朝発。夜発は体力が持たない…睡眠命なので。)だと行きたいゲレンデになかなか行けないのです。また、ここのスキー場は行きやすいよ~という情報もお待ちしています。(出発は神奈川県です。)
どうぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (5件)

元プロスキーヤーの経営システムコンサルタントです。

かつて1年の半分以上を雪山で過ごした経験からのアドバイスです。

基本的にスノードライブは『ベテランでも初心者でも危険が伴うのは同じ!』ということを理解して下さい。この方法を守れば絶対安全、ということがありません。その上で以下の話をお読み頂ければ、と思います。スノードライブ初心者でも難しいことはないです。むしろ、オレはベテランだ!なんて自惚れている人より余程良いかも(笑)。

【1】運転技術よりも事前準備と心がけ!
雪道では「スライドさせない、ロックさせない、スタックさせない」というのが安全運転の基本です。
スライドとは横滑りのことですが、これには事前準備としてはスタッドレスタイヤや金属チェーンの準備・装着が必要です。心がけとしては急ハンドル・急ブレーキをしない、ということです。(すごく当たり前のようですが、これが出来ない人が多い)
ロックはタイヤロックのことで、急ブレーキをかけるとおこります。即ち、そういう状況に陥らないことが重要ですので、常に先読みの運転と安全なスピードを守る、ということです。
車のテール(後ろ)がスライドし始めると特にスノードライブ初心者の多くが慌ててブレーキを踏み、タイヤをロックさせてしまいます。ロックすると当然、車は操作不能に陥り、余計パニックになることは間違いありません。
仮に地元ドライバーにパッシングされてもスピードは自制できる範囲にとどめる、ということが重要です。
これは「法定速度を守る」という意味ではありません。正直、法定速度40kmの道で35kmだから安全か、というとそうでもない、ということです。
雪道では道路の形状だけではなく、雪面状況によって摩擦係数が異なるので“テールが滑り出すまでの速度・進入角度などの条件”が異なってきます。ヘタすれば時速20kmでもダメな時はダメです。だから、常にタイヤと雪面の接触状況に気を配り、車速と進入角度などの条件を体で憶える必要が出てきます。
スタックは、雪の降り積もる道で「車が埋まってしまう」ことですが、多くは急アクセルにより自車のタイヤで雪を掘り起こしてしまい、自ら埋まっていってしまうのです。
しかも、大体は(1)狭い登り道の途中で、すれ違いなどのために停車し、再発進しようとしてアクセルを踏みすぎてしまい(坂道発進のため)、雪面を掘り起こす、(2)雪面が圧雪・アイスバーンなどの状態から深雪・新雪などの状況に変わったことに気づかず(又は気づいていても運転の仕方を変えるなどの意識をせず)、同じ感覚でアクセルを踏んでしまう、などによって引き起こされます。
場合によっては、駐車場などに止めている間に大雪で埋まり、スタックしてしまうことがあります。事前準備としては、カー用品専門店などでスタック脱出用器具を購入して車載しておく、タイヤを幅が細く高さが高いものに変更しておく、などが考えられます。
昔からある方法に、捨てても良いタオルや大量の新聞を用意しておき、いざという時にはそれを4輪の下前方に引く、というのもあります。これは脱出器具の代用にもなります。また、新雪などでは脱出器具が役に立たないときがありますが、このときには雪面を掘り、固めてタオルをタイヤの下に置く、という手が有効になることがあります。ご参考まで。さらに、MT車ならセカンド発進、AT車ならクリープ発進やオーバースイッチによるセカンド発進などをマスターしておくと良いでしょう。
この他、通常の運転で良いとされる運転技術が、雪道では良くない結果を生むことがある、ということを憶えておいて下さい。
この中でもよく言われるのが「ポンピングブレーキ」です。ポン・ポン・ポンと数回に分けてブレーキを分けて踏み、徐々に速度を落とす方法ですが、雪のない道でやる時のように“ポンッ!・ポンッ!・ポンッ!”とリズム感よく踏み込むとテールスライドの原因になります。かと言って一気に踏むとタイヤロックの原因になります。
ではどうすれば良いのか? ―――難しいことではないです。1回の“ポン”をゆっくりにする、ということです。ポンというより、ゆっくり“ぎゅ~っ”と踏む感じですね。それをさらに数回に分ける位、緩やかにじっくりブレーキングする、ということです。
ということはブレーキングには、いつもよりも相当の時間がかかります。かなり早い段階でのブレーキ開始が必要になるということです。元々、制動距離は普通の状況に比べて数倍以上と長いですから当然ですね。また、フットブレーキよりも、まずはエンジンブレーキを活用する、ということも重要です。
そして元々FR車はテールがスライドしやすいので、金属チェーンは原則4輪につけるつもりでいた方が無難です。(通常はFRの場合はリアのみ) また、スノードライブに慣れていない人は早めの金属チェーン装着をオススメします。

【2】旅行スケジュールは相当の余裕を持って!
NEXCO:各高速道路株式会社(東日本・中日本・西日本)、JARTIC:日本道路交通情報センターなどのサイトなどで検索もしくは公表される経路による必要時間、又はカーナビなどに表示される到着予測時刻、などよりも相当程度時間を長く見積もる必要があります。
初めてのスノードライブ、と言うことであれば、ドライバーには緊張が高まるのは言うまでもなく、また疲労も蓄積しやすいということもあります。早めに出て、目的地に到着したい時刻に余裕を持って向かう、ということが大事です。
このときのポイントは
(1)雪道となる場所に到着する時間、そこから帰る時間を午前10時以降午後3時半くらいまでにすること。(これらの時間帯なら雪道がアイスバーンになりにくく、車数も多いことから雪が解けて走りやすくなっていることが多い)
(2)前日までにドライバーは十分な睡眠をとり、体調を整えておくこと。雪道に着くまでには十分な休憩を回数・時間とも取る。出来れば、雪のない道でドライバー交代を行えれば完璧です。
(3)目的地とするスキー場の選択条件は[a]高速ICからなるべく近いところを選ぶ、[b]初めての場所ではなく、道・風景などに記憶のある場所を選ぶ、[c]坂道やカーブ、狭い道の少ない場所を選ぶ、[d]宿泊施設が幹線道路から近い場所を選ぶ、[e]除雪施設やガソリンスタンドなどの関連施設が近くになるべく多くある場所を選ぶ、
(4)周囲は余計なプレッシャーをかけない。仮に車を雪壁などにぶつけたりしても身体や車の安全走行の心配だけとし、到着への不安やお金の問題などを口にしない(帰ってから出来る話は後回し)。
(5)最短経路や最安経路ではなく、最も混むであろう一番車の多い高速道路・幹線道路を中心に「整備の行き届いた道路」を経路に選ぶ、
ということです。

【3】車への準備やメンテナンスが重要。
不凍液や寒冷地対応エンジンオイルへの変更・補充、ワイパーゴムの交換、エアコンの整備、バッテリーへの整備・十分な充電、フロントガラスやウィンドー類への曇り止め実施、スタッドレスタイヤへの交換、金属チェーンの車載、チェーン取り付け練習、フロントガラス融雪剤・除雪スクレーパーの車載、鍵穴融雪剤・ガムテープの車載、防寒具・毛布などの車載、車輪留め・三角停止板・緊急灯などの車載、シガーライターからの携帯充電コードの車載、軍手・作業用の汚れてよいジャンパーや多めのタオル・雑巾の車載、スペアタイヤの正常確認、ブレーキランプ・ライト・フォグランプ・室内灯・フロントパネルなどの正常確認、などをしておく、というのは基本中の基本です。
また、現地ではガソリンスタンドなどは少ないので、必ず手前の段階でガソリンは満タンにしておくこと! ガス欠は死を招く可能性すらありますのでご注意を。また、フロントガラスやウィンドー類への曇り止め実施の際にすると思いますが、洗車・ワックスがけをしっかりやっておくだけでフロントガラスやウィンドー、車体への雪着きが減り、凍結を防止しやすいので必ずやっておきましょう。
最悪の場合、低温のためにエンジンがかからないということもあります。ブースターケーブルは必ず車載装備しておきましょう。牽引ロープもあった方が無難です。(一部の車には標準装備されていますが、通常は別売です)

【4】無理をしない!
ココでこれ以上の運転は無理だ、と思ったら、早めに諦めて引き返す、もしくは近くのプロフェッショナルに助けを求めることが最重要です。これはリスクを最悪なものにしないために大事なことです。
目的は「行きたい場所についてスキーする」と言うことですから、必要であれば手前の駐車場所に車を置いて公共交通機関などで現地に向かうことを選択する、というのもアリです。

基本的にスキー場そのもののオススメは、スノードライブ初心者ということもあり、行きやすい・迷わない・いざという時に困りにくい、という意味で≪A≫群馬・新潟などの関越道から近いところを選ぶ、≪B≫志賀や白馬などのオリンピックで道路・設備などが整備されたスキー場を選ぶ、ということでしょう。
走行距離が近いからと言って、栃木のハンターマウンテンなどを選ぶと“冬の日光もみじライン”のような初心者には鬼のような道路を走ることになるのでご注意を。

以下の参考URLはスノードライブに参考になるサイトです。

■日本道路交通情報センターJARTIC
http://www.jartic.or.jp/
■国土交通省道路局 道路情報提供システム
http://www.its.go.jp/roadinfo/
■ドラなび・お出かけ情報(NEXCO:高速道路株式会社)
http://www.nexco.ne.jp/
http://www.nexco.ne.jp/faq/faq02.php#03

■快適!スノードライブ安全な雪道運転のためのサイト(※)
http://ha5.seikyou.ne.jp/home/Yanagida/sd/
■これで完璧!! F氏のスノードライブ教室
http://www.daisen.jp/p/2/7/4/6/
■Women's Drive : ウーマンズドライブ : 運転の基礎知識 -冬のスノードライブ
http://www.womensdrive.com/woman/sitemap/lecture …

参考URL:http://ha5.seikyou.ne.jp/home/Yanagida/sd/
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この回答へのお礼

techbrainさん、明けましておめでとうございます。そして、とても丁寧なご回答、感謝いたします。
本当に一部のスキもないご回答、感激の涙涙です。ご紹介してくださったサイトも見てみます。
techbrainさんのご回答やサイトを主人に見てもらって、今シーズン行くか、来シーズンにするか決めますね。(主人は行ってみたいようです)
ありがとうございました。

お礼日時:2007/01/02 02:05

そうですね~。


まず雪道を走ることで気にしなくてはならないことはスピードです。
雪道に不慣れな方は必ずスピードを出せないため後ろに渋滞を造ります。。そうすると後続車が煽ってきますからそれに焦らず意地にならず
後続車を先に行かせてください。
意地になり道を譲らないことで焦ってしまい事故を起こしやすいです。
そしてチェーンの場合ですがチェーンは必ず他の車に迷惑にならないよう場所で取り付けてください。

そして絶対に急が付く運転はしないことです。
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この回答へのお礼

mukumuku4921さん、明けましておめでとうございます。そして、早速のご回答感謝いたします。
主人はマイペース&慎重なので、「煽られたら迷わず譲る」をモットーに、気をつけて運転してもらおうとおもいます。チェーンをつける場所も気をつけます。「急」はご法度!!!肝に銘じます。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/01/02 02:25

雪道のドライブ心得は他の方がかなり丁寧にお答えされているようなので神奈川からのゲレンデ情報を少し・・・(個人的な好みになってしまいますが)



文面からするとお子様も同伴ですよね。私も去年ソリデビューさせました。
関越沿いだとわりかしインターを降りてから近くにゲレンデがあります。

この中で一番のおすすめは「玉原スキーパーク」です。
沼田インターから約20km。練馬からも150kmぐらいなので午後に出発すれば、当日暗くなるぐらいには到着できるでしょう。

ゲレンデが小さいので、かっ飛ばすスキーヤー・ボーダーがあまりいないと思います。
元々「ファミリー向け」と謳っているいるので、いいのではないでしょうか。
私も去年子供(3歳児)をここでデビューさせました。

参考URL:http://www.tambara.co.jp/
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この回答へのお礼

white_aerasさん、明けましておめでとうございます。そして、早速のご回答感謝いたします。
そうです。子ども同伴です。なので、危険を避けられる技量がないのにかっとばすボーダーや注意を無視してゲレンデの真ん中でタムロすボーダーに子どもが衝突してしまうのが心配なのです。キチンとしているボーダーの方もたくさんいらっしゃるし、スキーヤーでも迷惑な方はいらっしゃいますけどね(笑)。
たんばらスキーパークですか。サイトを見てみました。道路状況の情報や、雪道お助け隊など、親切ですね。参考にさせていただきます!
ありがとうございました。

お礼日時:2007/01/02 02:21

長いこと運転されて居るみたいだし、スタッドレス付けてラダー等のチェーン準備していれば大丈夫だと思います。



只FR車なので幾らスタッドレスでもチェーン付けても急な坂道で止まると発進すら出来ないことも有ります(実際にベンツが凍結路面で見たことあり)

関東は私も解りませんが、スキー場の情報が載っている雑誌が以前は有りましたから、探してみるのも良いと思います(今はネットでも色々と)

誰でも最初は初めてなのです、FRが一番癖が有るだけでそれに合わせた乗り方しましょう、トランクに必要な荷物を積んで出来るだけリヤ加重します(軽トラなどだと砂袋積むことも)

後は急の付くことをしない、発進時アクセルを踏むなんてのは駄目で出来るだけクリープ現象に毛が生えたようなアクセルの操作です。

当然ハンドルもブレーキも、カーブの手前は十分減速、オートマでしたら2レンジで走るなど(時と場所により)他人がすいすい走っていても気軽に付いていかない(あくまで自分のペースで)

一番怖いのは、途中どの辺りから凍結しているか解らないのが有ります、また道路は大丈夫でも橋や高架は凍結など色々有りすぎて書き切れません(私は外気温で大体の検討を付けます、同乗者が嫌います)窓を開けて判断するから寒い。

スキー場の近くで燃料は満タンにしましょう(行きに)ガソリンは知りませんが軽油は寒冷地燃料を使わないと、帰りに軽油が凍って始動不能に成ることも有ります。

燃料は早めの給油を心がけましょう、以前国道が深夜通行止めに成って8時間くらい待ったことも有ります(雪のため・・??)それ以来半分を境に入れることを心がけています(凍死したくない)今では入らぬ心配かも・・・?
チェンを装着するのも早めに、無理して走れば道路の真ん中で立ち往生、危険なだけではなく大変迷惑です(これで渋滞の元を作る)

成れれば簡単なことです、昔は普通タイヤにチェーンだけで大雪の上越にも何度も行きましたが、今だと行く気になれない(スタッドレス付けないと)
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この回答へのお礼

oyajibaikuさん、明けましておめでとうございます。そして、早速のご回答ありがとうございました。
FR車での坂道の危険性、他の方の質問でもありましたね。正直怖い~。ご回答通り、トランクに重いものを積みますね。
その他、ご丁寧なアドバイスありがとうございます。とても参考になりました!!!

お礼日時:2007/01/02 01:58

はじめてならスタッドレスよりもチェーンのほうがいいですよ。



雪道の経験がない人は氷に車を取られる間隔に慣れていなく、曲がり角などでタイヤを取られた際にハンドルの戻し方がわからず突っ込んでしまうというケースが多いです。
特にスキー場に行くということは、山道を登る可能性が高いですからね。

スタッドレスだから雪道は大丈夫、と勘違いされている方がいますが、あくまで「滑りにくくなる」だけで一度滑ってしまったら普通のタイヤとなんら変わらないです。
なので車で初めて雪道運転なのでしたら、十分気をつけての運転を心がけてください。

スキー場に関しては、北海道ならわかるんですが・・;
さすがに神奈川からだと遠すぎるので他の人にまかせます(ノД。。
では、楽しんできてくださいね^^;
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この回答へのお礼

hope4673さん、明けましておめでとうございます。そして、早速のご回答感謝いたします。
チェーンを買わなくてはっ!!!主人はマイペース&慎重なので、「煽られたら迷わず譲る」をモットーに、気をつけて運転してもらおうとおもいます。
今シーズン、「車でスキー場」デビューできるかどうかわかりませんが、行きやすいところを見つけようと思っています。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/01/02 01:50

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