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稲荷神社に何故「きつね」が祭られって

いるのですか?

教えて下さい。

A 回答 (5件)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A8%B2%E8%8D%B7% …

↑Wikiに詳しく説明されています
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3% …
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 狐は稲荷神の使いであるとされているからです。

狐を稲荷神の使いとする信仰は中世より始まったもだそうです。それが徐々に形をかえて狐自体が稲荷神そのものであると間違って理解されるようになったそうです。
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 稲荷(いなり)の語源は「いね-なり(稲生り:稲が生えるの意)」とされます。

『山城国風土記』によれば、秦伊呂具(はたのいろぐ)という人物が和銅3年に餅を的にして弓を射ると餅が白鳥になり、現在の伏見の稲荷山に舞い降り、そこに稲がなっていたので神を祀った。それが稲荷神の始まりとされます。
 このように稲荷は食べ物の神です。そこで狐ですが、キツネはケツネの音韻変化であり、
「ケ」は食べ物を意味する古語
「ツ」は接続詞の「の」
「ネ」は根と同意語で、大本や根源の意味
つまり「ケのネ」、食べ物の根源を意味する言葉となります。この「ケツネ」という言葉と動物の狐が混同され、稲荷神の眷属とみなされたとも考えられます。ただし稲荷の眷属には古くは蛇・烏・イタチもそれとされていた時期があったようです。

 伏見稲荷は東寺(教王護国寺)の鎮守ともされたことで真言宗・そして密教とも深くかかわります。特に仏教の守護神であるダキニ天は、日本では平安中期ごろに霊狐信仰と結びつき、またそのことで鎌倉中期では稲荷信仰とも密接にかかわります。ですのでこのダキニ天を稲荷としてまつるところも各地にあります。愛知県の豊川稲荷(妙厳寺)や、岡山県の最上稲荷(妙教寺)はこのダキニ天を稲荷として祭る寺院です。(よく神社と誤解されていますが…)
 なお、ダキニ天が狐を眷属としているから、稲荷の眷属が狐になったと説明する人がママいますがこれは誤解で、狐に乗るダキニ天は日本独自の姿で左記の如く、日本で霊狐信仰と結びついたことで中世に生み出された姿であり、インド本来のダキニ天は手足を食らう恐ろしい鬼女の姿です。

 なお、現在稲荷神社では狐はあくまでも稲荷神の眷属であり、稲荷神ではないと説明しています。でも古代では神が地上に現れる際に動物の姿で現れるとも信じられていたので、古くは食物・農耕の神が地上に現れるときには、山から里に出現する狐の姿に重ねていたかもしれません。そのようなところからも、稲荷と狐の結びつきが生まれたのかもしれませんね。

 ただし、稲荷信仰は古代の農耕・食物信仰、それに国家祭祀の神祇信仰、そして仏教、特に密教や修験道・道教・陰陽道や来訪神信仰、大黒天・弁才天信仰などさまざまな信仰が深く入り乱れて形成されているので、あくまでも上記はさわりに過ぎないことをご留意ください。

参考
『稲荷信仰の研究』(五来重:山陽新聞社)
『稲荷大社由緒記集成 信仰著作編』(伏見稲荷大社)
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この回答へのお礼

教えて頂き有難う御座いました。

お礼日時:2007/01/07 10:54

お稲荷さんの祭神は狐ではありません。


謂れについては他の回答にもあるので、簡単に済ませますが…
宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)、或いは神饌を司る御饌津(ミケツ)神が誤って三狐神と書かれた事から、或いは、元は伏見の山神は狼であったが、いつの頃か狐に変わっていったなどがあります。
 また、穀物を食い荒らす野鼠を食べてくれる事から狐が眷属とされたという説もあります。
祭神が殿様なら、眷属はお代官?。ならば「殿様(神様)にお願いするなら、まずお代官(眷属)にお願いして」という考えがあったかどうかは判りませんが、眷属の狐への貢物が重視されるようになりました。
その結果、長い歴史の流れの中で、いつの間にか「お稲荷さん=御狐様」となったようです。

 では、なぜ油揚げなのか。これにも諸説ありますが
狐の毛皮に似ているという説よりも「俵」とか(ちょっと食欲がなくなりますが)「野鼠」に似せた「油揚げに元々供物としていた穀物を入れたもの」が、いつのまにか油揚げだけになったという説を私は採っています。
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この回答へのお礼

教えて頂き有難う御座いました。

お礼日時:2007/01/07 10:53

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