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お恥ずかしいのですが、利益率について質問があります。

100円のものを20%の利益を乗せて販売するとしたら
100÷(1-0.2)ですが、どうして
100x0.2ではいけないのでしょうか?

中学生の息子に質問され答えに困っています。

A 回答 (2件)

#1さんのお答えで十分かと思われますが、実は、小売や卸売りなどでは利益率には「内掛け」「外掛け」と言う二つの計算方法があります。



「内掛け」とは、今回#1さんがお答えになっているとおり、販売価格に対して利益をいくら取るか、と言う計算方法で、通常はこの方法を使います。(小売の現場では、値段をつけるときには「値入率」、売上に対する利益の割合を計算するときは「粗利率」と呼びます。)

「外掛け」と言うのは、原価(卸値)に対して、いくら利益を乗せて売るか、と言う計算方法で、原価100円のものに、外掛けで2割の利益となれば、
100円×(1+0.2)=120円
となります。

もっとも、この「外掛け」は、現在では殆ど使われていないと思われます。また、「外掛け」「内掛け」という言葉も、殆ど使われません。
利益率、粗利率、と言えば、「内掛け」をさすようになっています。

息子さんには、間違いではないが、計算の「定義」が違うんだ、と言うことを説明してあげればよいと思います。

以下、余談になりますが、この「内掛け」「外掛け」と言う言葉、私が見た事があるのは、ヘンミの商業用計算尺の説明書です。
この計算尺には、外掛け用と内掛け用の目盛りがあり、それぞれの計算例が載っていました。恐らく昭和30年代の物でしょうから、その頃にはまだ使われていた言葉だったんでしょうね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
計算の定義が違うのであって、どちらでも間違いではないということですね。ただ、現在では内掛けで計算されていると。

お礼日時:2007/01/16 14:22

通常利益率というのは販売価格を基準に計算します。

従い、利益率20%ということは原価を0.8で割った価格を販売価格とするということになります。
原価に20%を上乗せした場合、販売価格から計算した利益率は16.67%となってしまいます。
以上の説明で如何でしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとう御座います。

そのように回答してみます。

お礼日時:2007/01/16 14:23

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