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高校か中学のころ読んだ短編小説を再度読みたく探しています。
話は主人公の男性が少年時代を回想し、むかしちょっと変わった少年と仲良くなったのだけれど、
ふたりで海岸で遊んでいるとき大きな波が来て、それに主人公だけが気づいて逃げてしまったが
友人の少年は波にのまれそれ以来見つかっていない、という悔恨を語るものでした。
友人がのまれた波がひいたあと、もう一度押し寄せた波の中に、あるはずはないのに友人の姿があって
目があってしまった、という表現に大変ぞっとしたことが今でも印象に残っています。

国語の教科書で読んだと思っていたのですが、調べてもなかなか出て来ないのでもしかしたら違うかもしれません。
(今大学生なので、掲載されていたとしたら数年前のことです)
また、作者は村上龍氏か村上春樹氏だったような気がするのですが、これもうろおぼえで自信がありません。
ピンと来た方いらっしゃいましたらぜひお教えください。

A 回答 (3件)

『村上春樹全作品 1990~2000 (3) 短編集II』(講談社)の中に11編の短編小説が収められているのですが、その中の『七番目の男』で間違いないと思います。



一部引用すると

《 「その波が私を捉えようとしたのは、私が十歳の年の、九月の午後のことでした」と七番目の男は静かな声で切り出した。 》

《 その波の先端の部分に、まるで透明なカプセルに閉じ込められたように、Kの体がぽっかりと横向けに浮かんでいたのです。・・・中略・・・・Kは私に向かってそこから笑いかけていたのです。》

 村上春樹は「解題」とするあとがきの中で、「僕には実際に溺死した友だちもいる(現場には居合わせなかったが)。」とも書いています。

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 「七番目の男」が第一の目的なのでしたらNo.1さんご紹介の短編集『レキシントンの幽霊』(文春文庫)の方が安価でいいと思います(加筆修正の有無はわかりませんのであしからず)。

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この回答へのお礼

とても丁寧な回答ありがとうございます。
引用部分からして確実のようです。ご本人にもそういう経験があったのですね…
教えていただいた本をさっそく買いに行きたいと思います。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/01/26 12:58

初めまして、こんにちは。

私も現在大学生です。^^
補足のようなものですが、私が高校時代に使っていた国語の教科書に『七番目の男』が載っていた記憶がありますよ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
ああ、やっぱり教科書に載ってたものを読んだみたいですね。
おかげさまでここしばらくのもやもやがとけました。

お礼日時:2007/01/26 12:58

こんばんは。


たぶん、村上春樹さんの「レキシントンの幽霊」(短編集)のなかにのっている『七番目の男』じゃないでしょうか?
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この回答へのお礼

すばやいご回答ありがとうございます。
どうやら間違いなさそうです。タイトルにも見覚えがあります。
さっそく探してきたいと思います、どうもありがとうございました。

お礼日時:2007/01/26 12:57

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