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分子量が多くなると極性は小さくなると、大学の講義で習った気がするのですが、極性のあるポリマーってあるのでしょうか?

もう一つ、ポリピロールって黒いのでしょうか?

以上の2点、よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

> 極性のあるポリマーってあるのでしょうか?



ポリエチレングリコール(PEG)やポリビニルアルコール(PVA)などは
極性のあるポリマーと言ってよいと思います。
(どちらも水に可溶なポリマー;後者は、分子量が大きくなると、
 分子内水素結合によって溶解性がかなり低下したと思いますが)


電気陰性度の差が大きい原子が結合していると、そこで分極が
起こり、極性を持つことになります。
一方で、分子量が大きくなると、たとえ極性基を多く持っていても、
それぞれの分極の方向が一方向に揃う確率は減ります。
その結果、「分子全体としての電荷の偏り」は、低分子化合物に
比べると小さくなります。

「分子量が大きくなると極性は小さくなる」というのは、
恐らくこのことを言っているのだと思います。
(あと、分極率の大きさは、「電荷の大きさ」に比例し、「その電荷
 間の距離の長さ」に反比例したと思いますので、分子量が大きく
 (=分子が大きく)なれば電荷間(実際には正電荷と負電荷の重心(?))
 の距離も長くなるということも、理由に挙げるべきかも)


> ポリピロールって黒いのでしょうか?

私は実物を見たことはありませんが、黒鉛と同様の原理で導電性を
持つもの(→π-π*間のバンドギャップ低下による導電性)であれば、
同様に(金属光沢を持つ)黒色になるものと思います。
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電解(導電性)ポリマーまたは電解重合を調べてみてください。

電気を通すポリマーと分子極性は少し違うとは思いますが。
 ポリピロールは塩化第二鉄を触媒とした蒸着法と電解酸化による電解法がありますが蒸着法は確か黒いですよね。電解法は透明だったかなー

導電性ポリマーは他にあの有名なポリアセチレン(ノーベル賞)、ポリアニリン、ポリチオフェン なんかがあるよね。
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