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年金や会計についての知識がかなり乏しいものです。
疑問に思ったことがあり、みなさんの知識をお借りしたいと思い
投稿させて頂きました。

確定給付年金とは、定年退職時に従業員に払う退職金or退職年金を企業が毎月積み立て運用するもので、
従業員は定年退職時にもらえる退職金や退職年金の額が決まっている。

と認識しております。

この認識が間違っていなければ、確定給付年金を実施している企業では、会計上積立金を引当金として計上することになると思うのですが、
それは通常の退職金と同じように退職給付引当金として計上されるのでしょうか?
それとも、引当金として計上するという考え自体が間違っているのでしょうか?

さらに企業型確定拠出年金を実施している企業の場合の積立金の会計上の処理はどうのようになるのでしょうか?

よろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

>退職給付債務は一定で、年金資産が増加して


>いくため)

退職給付債務は一定ではありません。
退職給付債務は将来発生する給付の内、現在までに既に発生している部分です。そのため、毎年変動します。
個人別に観た場合、20歳で入社した社員に対する、1年目時点の退職給付債務と、10年目時点でのそれでは10年目時点の方が大きくなります。

仮に新規加入が発生しないとなると、暫くは退職給付債務は増大し、その後減少して行く事になると考えられます。またその際年金資産は必ずしも増大するとは限りません。出て行く給付と入ってくる掛金、年金資産に対する利息の大小関係によります。

確定給付年金から確定拠出年金に全部移行するという事は、一度確定給付企業年金を終了することになります。終了する際には事業主は積立不足(退職給付引当金の額とは異なります。確定給付企業年金法第87条)相当額を一括拠出する必要があります。
(表現が正確性に欠きますが、)その一括拠出により積立不足に対する債務認識(退職給付債務)を計上する必要がなくなる訳です。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり申し訳ございません。

なんとなくですが、退職給与の会計上の処理の方法が
分かった気がします。

度々のご回答ありがとうございました。
また機会がありましたら、よろしくお願い致します。

お礼日時:2007/02/14 02:28

>確定給付年金とは、定年退職時に従業員に払う退職金or退職年金を


>企業が毎月積み立て運用するもので、
>従業員は定年退職時にもらえる退職金や退職年金の額が決まっている。

まずはこの点について。

運用するのは企業ではありませんし、毎月拠出とも限りません。
また、もらえる給付額が決まっているとも限りません。
定額性の場合は、勤続年数や退職年齢に応じて額が固定ですが、最終給与比例や累計給与比例の場合は額も当然変わってきます。

また、最近流行のキャッシュバランスプランを採用している場合は、給付額は指標金利に連動して一定幅で変動します。(年金支給開始後も年金年額が変動する場合もあります。)

さて、本題の退職給付引当金の話ですが、基本的には適格退職年金の場合と同様です。
会計上の退職給付引当金は、退職給付債務(PBO)- 年金資産
で求められます(簡便法というのもありますが)。
一般に退職給付債務の計算は企業年金制度を委託している会社(信託銀行等)に計算を依頼します。また、法令上引当金の計上が義務付けられておりますので、過大、過少計上は利益操作の見なされ金融庁の処分の対象となります。

また、確定拠出年金では年金資産は存在せず、退職給付債務は0です。
よって退職給付引当金も0となります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

tyotoさんの回答を拝見して、完全に勘違いしていたことに
気付きました。
今まで年金資産のことを退職給付引当金だと思っていました。
退職給付引当金とは退職金or退職年金の不足分のことなんですね。

加えて質問させて頂きたいのですが、
一人も新しい従業員が入社しない企業があると仮定すれば、
その企業の退職給付引当金は毎年減少することに
なるのでしょうか?(退職給付債務は一定で、年金資産が増加して
いくため)

また、確定拠出年金では退職給付引当金が0であるとのことですが、
確定給付年金から確定拠出年金に移行した時(最近このような企業が
多いと伺いました)、移行時に計上されていた確定給付年金による
退職給付引当金はどのように処理されるのでしょうか?
       

お礼日時:2007/02/10 23:28

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