誕生日にもらった意外なもの

ある小説のなかで、医者が病気の主人公(ナレーター)である「おれ」に症状の説明をするという場面があって、その説明に対し主人公が
「『なるほど』
  おれは他愛もなく感心した。」
とあります。この場合の「他愛もなく」はどういう意味なのでしょうか?辞書に出ている意味を当てはめてみても、いまいちしっくりしません。どなたかわかりませんか?

A 回答 (4件)

「他愛もなく」は「たわいもなく」だろうと思いますが、


この場合は、「張り合いが無い」「抵抗が無い」という意味と考えて良いのではないでしょうか。

医者に説明された内容というのは、自分の症状に関することです。
本来であれば、納得のいくまでいくつか質問をして、医者の言うことを簡単に鵜呑みにしないという気概を持って然るべきである、という認識が本人にあったのでしょう。
ところが、いざ説明を受けてみると、予期していたのとは違い何の疑問も湧かずに感心してしまった。
少しは気概を発揮する気持ちが湧き出るかと思ったが、何の張り合いもなく(何の抵抗も無く)「感心する」という感情に【取って代わられた】、というニュアンスが込められていることになると思います。
 
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「無邪気に」とか「何の疑いもなく」→→



「相手の言うことをもっともだと全面的に信頼して」

と解釈さえたら如何>>>>
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この場合、「すんなり」という意味です。


広辞苑に「他愛もない」=「たわいない」が「てごたえがない」とあるのと同じ用法だと思います。No.1さんもおっしゃるように「他愛ない」は当て字ですね。

反論を試みるでもなく、皮肉に考えることもなく、とにかく心から感心した、ということだと思います。
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この場合は「たいした理由付けもなく」とか「深く意味もわからず」という解釈でいいのではないでしょうか?



もともと他愛ないというのは当て字ですから漢字に惑わされそうになりますよね。この他愛という漢字そのものは意味とはまったく関係ありません。
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