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わたしのまわりに「ADHD(注意欠陥多動性障害)ないしLD(学習障害)」だった人が、社会人になってから別人のように普通になった例をよくききます。なぜでしょうか

A 回答 (7件)

ADHDもLDも基本的には知的な遅れはありません。

たとえばLDの方で書くのは苦手でもパソコンなどでは打ち込めると言うこともあります。それは「書く」と言うことに困難があるもので文字の理解や活用には困難が伴わないからです。その特性等は、同じ障害のある人でもそれぞれ違います。
考えられることとして、学校は毎年、毎月、毎週、毎日学習する教科やその順番や人が変わったり、行事などで変化が多いため、その変化に対応しきれないけれど、会社などでは毎日業務が決まっていることで見通しが持ちやすく、そのため気持ちを調整しやすく、ある程度のマニュアルがあること。子どもの頃は刺激に過敏であるが、成長していく中で、刺激に対する耐性や刺激をうまく回避する方法・対処の仕方、落ち着き方を学習していくこと。その人自身が自分の得意分野、不得意分野がわかるので自分が過ごしやすい環境(会社)に入っていくこと。学齢期は学校、家庭共に成長・学習の過程であるためいろいろな経験をさせようとすることで、得意分野だけでなく不得意な分野も経験させられること。学齢期は小さい頃は回りも社会性が育っていないのでぶつかってしまいますし、中・高の頃は本人もまわりも思春期で回りの子も精神的に不安定な時期ですが、社会人になれば回りが大人の対応ができること。その人自身も年齢を重ねるにつれ、落ち着いてくる部分や社会性を見につけられた部分があること。他にも要因はあると思いますが、精神論や知的な面の問題ではないと思います。(知的障害を併せ持つ重複障害の方はその面も考えないといけませんが)
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私から申し上げさせていただくと、ちょうど正反対の視点になります。


卒業後の社会が、普通の世間なんですよ。それに比べて、「学校」というところは、「まったく同じ年齢の人間が」「場合によっては同じ性別だけにされて」「何十人も同じ部屋で」「朝から夕方まで言いたいことも言えず」「椅子に座っていなければならない」、というような、とても異常な世界なんですよ。どうです?、こんな世界、他にありますか? 一歩世の中に出て、自分の職場を見渡せば、自分と同い年同じ性別くんが、5人もいれば大したものですよね。
ADHDさんたちは、そういった学校の不自然さ、、、「均一性」「規則性」「持続性」「被拘束性」が、苦手な人たちなんではないかな。さまざまな問題行動も、それらのストレスによって増幅されている可能性あり。だから学童期をなんとかグレずに卒業すれば、まだまだ世の中、いろんな受け皿があるわけで、そういうものに出会えば、また若い人なりに、さまざまに変化していくことも多々あるのだ、ということではないですかねぇ。
最後にこれだけは。障害のないはずの人にも上手にコントロールできない、不思議な「こころ」というものが、障害を付けられた人にも同じようにあるんですよ。そしてどんな人間の行動にも、なんらか「こころ」のありようが影響していること。「学校」の大好きだった先生たち、わかってくれてるかなぁ~、、、。
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障がいの原因が分からないので、お尋ねの件についても明確な根拠はありません。



ただ、他の回答者の方のおっしゃることに加えて「学校の外で生活している」という要因を付け加えても良いように思います。

日本は、企業での生活も、かなりのストレスになる場面が多いのでしょう。
しかし、学校の中では、さらに全体主義的・管理主義的な傾向が強いように感じています。
障がいをお持ちのお子さんにとって、とても適応しにくい環境であることが多いと思います。

企業活動は利潤第一ですから、非人間的な部分があるかもしれませんが、一方で、利潤追求のために合理的な活動である場合も少なくないので、ストレスのしのぎようがあるのではないでしょうか。

学校教育では、特に部活動指導・生活指導において、非科学的な精神論を今も克服できていないと思います。
これは、特別な事情をかかえた(障がいだけでなく)子どもにとって、大変つらい状況なのだと思うのです。
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当方ADHDの診断を受けておりますが、一般会社員として勤めております。



ホルモンのバランス等も関係があるようで、20代後半になってから、
幼児期よりも、刺激が強い物に危険を顧みず近づく等の症状が、
かなり落ち着いており、自分自身も別人のように落ち着いてきた感があります。

参考URLのG.経過と予後をご確認下さい。
なぜという回答ではありませんが、「年齢経過により落ち着く。そういうもの」というとらえ方のようです。

参考URL:http://www13.ocn.ne.jp/~jlid/JLNEWS/jl36.htm
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学習障害LDというのを勘違いなさっておられるようですが、知能レベルとしては障害を持ってない人と全く大差ないありません。



LDというのは、しゃべったり、文字の認識、その他様々な学習能力の一部を習得することを困難とする障害であるので、一概にLDだからといって、文字を書いたり、文章を書いたり出来ないわけではないです。
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>パソコンを使ってふつうの漢字混交の文章を書きこむって、かなり知性が必要な行為ですよね。



「ADHD(注意欠陥多動性障害)またはLD(学習障害)」についてかなり間違った認識をされているようにお見受けします。知的障害と混同されていませんか?

参考URLが理解の一助になれば、幸いです。

参考URL:http://www8.cao.go.jp/shougai/whitepaper/h17haku …
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成長することによって、程度が軽くなったりする事が多いためです。


というよりは、見た目の多動(ADHDの場合)が減少するので治ったように見える場合もあります。
LDも人より部分的に劣っているだけで、全体の能力が劣っているわけではないので、成長するにつけて、劣っている部分が全体に追いついてくることにより、治ったように見える場合があります。
(劣っているっていう書き方は誤解を招くかも知れませんが、他にいい書き方を思いつかなかったので、ご容赦下さい。)
かくいうわたしも、ADHDとLDを併発していました。(たぶん治ってはないと思います。)

この回答への補足

いつもおもうんですが、パソコンを使ってふつうの漢字を混交させた文章を書きこむことができる人は、全員LDではないと思います

パソコンを使ってふつうの漢字混交の文章を書きこむって、かなり知性が必要な行為ですよね。

補足日時:2007/02/26 13:05
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