プロが教えるわが家の防犯対策術!

スタンリー・キューブリックの「シャイニング」を見て唖然としました…;
「2001年宇宙の旅」ぐらいしか知らなかった私には、スタンリーはSF監督ぐらいしか思っていませんでしたが、むしろこっちが真骨頂でした!(「2001年宇宙の旅」は私が日本人だからかもしれませんが、機械=悪・人間=善の構図が個人的に納得いきません。あとから訂正の続編がでましたが…)

なんというか、こういう奥深いホラー(例えば「シャイニング」では、ややネタばれ→夫の狂気が目立っていますが、実はさりげなく妻も夫を発狂まで追い詰めてたりして、しかも、それを息子の視点で描いてるあたりが、自然すぎて分かりずらいですが、かなり上手いなと思いました)は、他にありますでしょうか?
もし、知っていたら教えて下さい!
よろしくお願い致します。

A 回答 (7件)

ドラマ的な奥深さということになると、アルジェントとか、マリオ・バーバあたりの映像重視路線は全滅だろうな。



「乙女の祈り」
閉じこもりがちな、女の子が自分の母親を殺すまでを描いた実録犯罪モノですが、これがえらく恐い。
女の子を妄想の世界に導くのが、かのオーソン・ウェルズ!
映画公開後に分かったその後のエピソードも興味深い映画です。

「M」
デュッセルドルフの吸血鬼事件を題材にした映画。
犯罪者を徐々に追いつめる裏社会の包囲網という展開は、スリリング。
裏社会の人間が捕獲したMを闇の裁判にかけるという展開

「たたり」
シャイニングの元ネタであるシャリー・ジャクソンの「山荘綺談」の映画化
前半で主人公の追いつめられた境遇を描くことで、彼女の辿る運命を垣間見ることができる。
幽霊が出てくる場面は皆無に近く、怪奇現象は一つしか起きない、この映画で恐怖は主人公の女性の視点でのみ起きていることがミソ
これのリメイク版は単なるCG映画です。
リメイク版を作るためにキングが書いた脚本で製作された「ローズレッド」は、それなりにいけますが。

「トワイライト・ゾーン」
TVシリーズですが、
ロッド・サーリングのオリジナルですが、恐い上にかなり痛烈に社会問題を批判しているあたりが、2番煎じのものと違うところ
SFですらない「生と死の世界」は、隣人がいとも簡単に狂気に走る、かなり濃密な話です。

この回答への補足

アルジェントとマリオ・バーバは作品自体をまだあまり見てないので、今度試しに見てみます!
特にマリオ・バーバはゴシックっぽいんで、意外といけるかもしれません。
映像でも凄ければ、それはそれで一つの作品だと思っています。

補足日時:2007/03/11 22:43
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この回答へのお礼

おお!
まだまだ、こんなにあったとは…;
細かな説明までつけて頂いてありがとう御座います!

「トワイライトゾーン」は前から気になってました。
知ってる人が周りにいなかったので、これを期に見てみようと思います。

「たたり」はリメイクのほうを見てしまいました…;
前半は意外と面白かったんですが、後半は…。

他は知りませんでした!
ありがとう御座います。これを期に見てみようと思います!

お礼日時:2007/03/11 22:39

デヴィッド・リンチあたりはいかがでしょうか?


ホラーというか心理的にゾク~とした後味なら、

「イレイザー・ヘッド」
「マルホランド・ドライブ」→これは異色と言うべきでしょうか。

あとは、
アラン・パーカーの「エンゼル・ハート」に私も一票。
それから、
ホラーらしいものとして「セッション9」は、雰囲気が。
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この回答へのお礼

「デヴィッド・リンチ」はマイナーだけどすごい人気ですよね~。
前からずっと見たいんですが、マイナー過ぎて近くのレンタルショップにどこにもないです…(泣)

>「イレイザー・ヘッド」
は知人からもすすめられているので特に見たいです…;;

>「エンゼルハート」
これは真っ先に見てみます。

>「セッション9」は、雰囲気が
そう、雰囲気はいいらしいんですが、ストーリーはあちこちで批判されてますよね…;
でも、見てみます!

お礼日時:2007/03/12 01:27

B級という意見もありますが、「ボクシング・ヘレナ」 はどうでしょう。


愛する女性を一方的に監禁してしまいます。逃げ出そうとしたために2度と逃げられないように、何と両足を切断してしまいます。
それでも逃げ出そうとしたため今度は両手も切断してしまます。こうして胴体だけにされてしまった女性は箱に入れられてしまいます。(箱詰め状態=ボクシング)
こうなってしまうと何一つ自分では出来ません。狂気に満ちた男を描いた問題作です。
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD10319/comme …

「スケルトン・キー」
裕福なお屋敷に介護に雇われた女性に起こる不思議な出来事。
すべての部屋を開けることの出来るスケルトンキーを渡されますが、この鍵でも開けることの出来ない部屋が。そこには・・・・・
下のサイトで予告編を見ることができます。
予告編の方がこわいです。そしてラストには予期せぬ大ドンデン返しがあります。そこですべての謎が解けます。たいへん面白い映画でした。

参考URL:http://www.theskeletonkeymovie.com/
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この回答へのお礼

>「ボクシング・ヘレナ」
こ、これはすごい内容ですね…;
もう説明聞いただけでお腹一杯になりそうな設定ですね。
でも、狂気は狂気ですがそれだけじゃないようですね、意見も色々と分かれているようですし(たしか監督はどこかで聞いた事があるような…)

>「スケルトン・キー」
おお~、これは面白そうですね~。
知りませんでした。さっそく借りてみたいと思います!

サイトまで紹介して頂いて、ありがとう御座います!

お礼日時:2007/03/12 00:20

サスペリア?

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この回答へのお礼

サスペリア、恐そうですよね~。
まだ見てないので見てみます。

ありがとう御座います!

お礼日時:2007/03/11 22:46

シックスセンス


アザーズ
エンゼル・ハート
キャリー
ヘルレイザー
なんかお勧めです。
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この回答へのお礼

「エンゼルハート」は知りませんでした!
何だか面白そうですね~。

「キャリー」はつい先日、程映画を借りに行った時に借りてきました。
ラストがすさまじかったです…;
さすがわスティーブンキング!!

「ヘルレイザー」は気になってました。
後で借りてみようと思います。

ありがとう御座います!

お礼日時:2007/03/11 22:31

面白いホラーってことで、


『シリアル・ママ』を思い出しました。
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD10856/index …

一見普通っぽく見える人の狂気!でも面白いです。
アニーの曲をBGMに殺人をするシーンは最高です。笑ってしまいます。
それダメだよ~って笑いですが…

ブラック・コメディ的な部分もかなり含まれているので、
アメリカでは興行的には成功しなかったらしいです。
でも、私はこういうの嫌いじゃないです。
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この回答へのお礼

おお~、こんなに面白そうなドラマがあったなんて知りませんでした!
見てみない事にはなんとも言えませんが、興行的に成功しなかったんですか!?ブラック・コメディはアメリカ人好きそうですが、ひょっとして「笑えない」ってやつですか。
たしかに、向こうじゃ実際にありえそうですね。

探してみます!ありがとう御座います!

お礼日時:2007/03/11 05:28

ちょっと趣旨がずれますが2001年の解説サイト貼っておきます。


いや正しい解釈はキューブリックしか知らないんですが(もしくは原作を読むか)ある1つの解釈です。
http://www.kubrick2001.com/
俺も人間を風刺した内容のように思います。
まあ、テーマ云々の前に音楽と映像がすばらしいのでそれだけでも評価できますが。

話題がそれました。ホラーですね。
個人的には「シャイニング」を超えるホラーは無いと思ってるので「シャイニング」以上に満足するかは甚だしく疑問ですが一応。

「遊星からの物体X」
怪物ものですが。これはお勧め。
「ゾンビ/ダリオ・アルジェント監修版」
俺は好きじゃないですが、若干人間を風刺した内容があるのかな。
「シックス・センス」
観てるでしょうが一応。外国のホラーでは珍しく深い。
「アザーズ」
気に入るかどうかは分かりませんが。
「サイコ(1960)」
リメイクを借りないように注意。
「オーメン666」
この前のリメイクです。昔のは観てませんがオーメン知らない俺はそれなりに満足できる出来でした。
「ミザリー」
深いものではないかな。ドキドキ感だけはシャイニングにも劣らないかも。

こんなものですかね。

ちなみにキューブリックは他の作品も凄いので是非。

参考URL:http://www.jtnews.jp/

この回答への補足

>「シャイニング」を超えるホラーは無いと思ってるので「シャイニング」以上に満足するかは甚だしく疑問ですが
そうですか~…、ですがお陰様で踏ん切りがつきました。
かえってそう思っていた方が、諦めがついて他の作品を純粋に楽しめるかもしれません。

補足日時:2007/03/11 04:17
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この回答へのお礼

素晴らしいサイトをありがとう御座います。m(_ _)m

>いや正しい解釈はキューブリックしか知らないんですが
そうですね、ぜひとも教えてもらいたいものですが皮肉屋のスタンリーのこと、「これは僕の真実であって君の真実ではないよ?」とか言いそうですね;

>もしくは原作を読むか
前に原作者のインタビューを読んだ事があるんですが、日本向けのリップサービスかもしれませんが、「私はHALに関してはキューブリックとは別の見識だ」とか書いてあったような。
どうやら、HALを悪者(危険)にしてしまったキューブリックを快く思っていなかったようです。
「道具は使う者次第だ」と言っていたように記憶しています。
どうも原作者は道具を使う側の人間が肝心だ(キューブリックもそうですが)という事を言いたかったらしく、使い方によっては悪魔にもなるし、よき友人にもなれるという事を示したかったらしいです。
ところが、皮肉屋で懐疑的なスタンリーはHAL(機械=道具)に不信と疑問を抱いていたそうです。

>「遊星からの物体X」
これはハマりました!

>ゾンビ
これは非常に見たいのですが4種類もバージョンが存在し、しかも近所のレンタルビデオ屋に置いてないという…泣
あとで頑張って探して見ます!

>シックスセンス
シャマラン監督は独特ですよね。

>アザーズ
シックスセンスのパクリと言われていましたが、意外と楽しめました。

>サイコ
そうなんですか!?;
危うくリメイク借りるとこでした…;

>オーメン666
個人的にかなり面白そうだなと感じましたが、旧作を見てないのでそれを含め一気に見ようと考えてます。

>ミザリー
ノーマークでした。
しかも、原作はスティーブンキング!

サイトまで紹介して頂いてありがとう御座います。
さっそく、明日借りてみようと思います。
キューブリックは「博士の異常な愛情」も面白そうですね。

ありがとう御座います!

お礼日時:2007/03/11 04:15

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