プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

量子コンピュータに興味があり卒論テーマに取り上げました。
そこで、1番有力な量子ビットを詳しく書きたいので色々調べていましたがイマイチ今後どれが発展して実用化されそうなのか分からなくなってきました!
ビットとしてはざっと言うと超電導素子,光子,量子ドット,スピントロニクス,分子の核スピンを用いるものなどがありますがどれが1番有力なんでしょう??
個人的には光子と量子ドットが好きですがこれは趣味の問題で言っているだけです 笑
いろんな方の意見や見解を聞きたいので協力お願いします!

A 回答 (2件)

まだどれが一番有力なのかということは、言いに


くい段階だと思います。
普通の量子計算のスキームを考えると、
それぞれ以下のような特徴があると聞いています。

・超電導素子、量子ドット、スピントロニクス:
1量子ビットがやっとの段階。
デコヒーレンスの問題。
(外界からの影響を受けやすい)

・光子:
多光子へ拡張しやすいが、光子間で相互作用する
のが難しい(多ビット間の制御演算が難しい)
デコヒーレンスはあまり受けない。

・分子の核スピン:
他のものと比較して、多ビットまで進んでい
るが、デコヒーレンスがやはり問題。

どれも優劣付けがたいのではないでしょうか?
もし量子計算をクラスター状態(エンタングル状態
の一種)を用いて実行するのであれば、光子に
やや分があると思います。
なぜなら、多光子のクラスター状態はある程度
まで作ることが出来るためです。
(注:通常の量子計算は、多ビット間の非線形な
相互作用を必要としますが。クラスターステートを
用いた量子計算では、エンタングルにその効果を
持たせるようにしています。説明が貧雑になるので、
詳しくはその手の論文を検索して読んでください。)
但し、多光子ビットのクラスター状態が作れると
言っても現段階では6ビットまでしか作れていません。
クラスター状態を使う場合、どんどん測定でビットを
つぶして計算していくので6ビットだとまだまだ少な過
ぎると思います。

卒論で書くのでしたら、核スピンか光子のどちらかを
選択するのがよろしいかと個人的に思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ジョセフソン接合を用いたものもあるので気になるようになってきました・・・
突然ですが調べている間に院では調べたビットを実際に見るために実験系に行くことに決めました。
それも踏まえて回答を読ませていただいてジョセフソン接合と核スピンを有力視します!
ジョセフソン接合の中でも2種類あるそうで・・・
(↑NECが強いんですね)

お礼日時:2007/04/15 20:05

まだまだ判断できないので、みなさま色々トライされているのではないのでしょうか?

    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!