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文学と論文を読むとではだいぶ違っていて、文学は訳せて意味を理解できても、論文を読む場合、うまく訳せません。知らない単語があったら辞書をひいて意味を知れても、それを繋げてもわけのわからない日本語になってしまいます。
英語で書かれた論文を正しく理解するためには、どのような訓練が必要なのでしょうか?やはり数をこなすべきでしょうか…?

A 回答 (4件)

> また抽象的な表現がありまして、表面上の意味しか理解できず



こんにちは。 #3の再入場です。 

欧米の文学を理解する際、是非読んでおくべきものに聖書があります。 聖書の理解なくして英米文学の深い理解は難しいと思います。 それも、専門家に解説して貰いながら、お読みになることをお薦めします。 その方が理解が深まると思います。  
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この回答へのお礼

再びありがとうございます。
やはり聖書…必要ですよね。ありがとうございました。

お礼日時:2007/05/09 20:33

こんにちは。

 

論文には決まった型があります。 殆どの論文はこのフォーマットに沿って作成されます。

● 最初にサマリーといって概要が書かれます。 ● 次にデータが集められ、技術的な検討がなされます。 ● これに沿って結論が導き出されます。 ● 最後に引用文献のリストが添付されます。

殆どの人は、最初の梗概をすばやく読んで、自分に関係のないものとわかったら、次に進みます。 この梗概をすばやく読む能力が必要です。 しかし、ここの書き方も手馴れてくると、短く要領よく書けるようになります。 

殆どの論文は、『この論文の趣旨は○○○である。』と簡潔に書かれています。 もし、要領よく書かれていなかったら、読まなくても大勢に影響はありません。 第一、簡潔に報告出来ない人間は勝ち残れない。これが欧米の基本的な考え方です。 

日本人は前提条件を先に述べて、最後に結論をいいます。 これだと逃げ口上を言って、懸命に言い訳をしていると誤解されかねません。 欧米では、最初に結論を述べて、その理由を以下に述べます、という形式を取ります。 こうしないと、せっかちな現代社会では受け入れてはもらえないのです。

英語を使って仕事をしようと志す人は、全てこのスタイルを会得することが期待されます。 このスタイル以外の論文は、先ず読まれることは少ないと心得るべきですし、生き残れるチャンスも少ないと思います。 
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
今、読んでいるのは英文学の論文なのですが、なるほど確かにそういえば各章の冒頭には概要があります。
しかしどうもこの論文の作者は、自分の考えをあちこちに書いており、また抽象的な表現がありまして、表面上の意味しか理解できず(つまり作者が言わんとしていることが理解できていない)どうしたものか…と悩み中です。

お礼日時:2007/04/30 17:52

通りすがりですが、論文の書けない大学生(院生)によく見られる


英語の読み方など、私の経験からお答えします。

おそらく文学も論文も同じだと思いますが、英語の方が日本語よりも
ルールがかなり明確に決まっているので、正確に精読すれば必ず意味は
分ります。なんとなく意味を拾う読み方をしていると、なんとなくの
意味は理解できてもいつまでもそのレベルで停滞してしまいます。
学生に英語の教科書を訳してもらって、その英訳を聞くと、電子辞書で意味を
調べて安易に後ろからつなげて訳すといった手段をとるので、聞いていて
まったく意味をなさない訳し方になります。
(訳してる本人がまず分っていないはずです)
英語には明確な文型があって、目的語や補語の関係が日本語よりもはっきり
しています。この動詞がどれにかかっていて、関係詞との関係はこうで、
目的語と補語の関係はこうで、といった点をしっかり押さえて訳していく
ことが重要です。これらを意識して読んでいくようにすると、おのずと
読む力が付いてくると思います。
また、ちゃんと精読が出来ると実際に論文を英語で書く力にもなります。
とにかく最初は時間がかかりますが、何度も改版されているような英語の
名著と言われるようなその分野の専門の教科書を「精読」するのがお勧めです。
ウサギとカメ、急がば回れですよ。

取り急ぎ
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
基本的にどんな学者でも論文を書く場合、英語でも書く能力がありますよね。そのためか、論文製作者によって、どうも読みにくい英語論文もあったりして困っています。

お礼日時:2007/04/30 17:50

 同じ論文でも、色々な分野があるはずです。

たとえば、分子学という分野の論文の読解を目指すのなら、日本語で書かれた論文も読めるように訓練すべきです。日本語でも読めないのなら、英文のを読んでも、ちんぷんかんぷんとなりかねません。

 日本語で書かれた論文なら、なんとかになっても、英文となるとわからないというような場合だと、英語の論理の裏の背景を学ぶようにしてください。論文というものは、わかりきったことは取り上げず、未知の事実だけ論述するために、論文には出てこない背景を知らないと、わかりにくいことが多いのです。

 知っている人には常識であっても、その背景を知らない人には常識でないために、表面だけの文の訳語を調べてもわからない、ぴんと来ないと言うことが多いのです。どうすればいいのか、と言えば、論文の仕組み(英語の論理)というものを、その和訳というものを利用して、論文の流れと言ったものを理解する必要があります。

 その分野にとっては、常識であるようなものを早く知って、その(見えない)常識の上に立っている、未知(新しい)の事柄(論文)の流れを学ぶように、自分を訓練するしかないでしょう。あまり役に立たないことを書いてきたみたいですが、その分野にとっては、当然であるような常識(背景)を捉えたとき、論文は、わずかなことしか述べていないことに気づくはずです。

 つまり、わかる人だけわかればよい、というのが論文ですから。こればっかりは、単語の意味を覚えても役に立ちません。裏にある背景の知識(事情)を、一日も早く理解するように努めるべきです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。そうですよね、背景が大切なんですよね。
自分は英文学の論文をただいま読んでいるのですが、どうも抽象的で深い意味を理解できないんです。

お礼日時:2007/04/30 17:48

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